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日本語の動詞活用の起源について

1 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/07(火) 20:03:50 0
末尾の母音が様々に変化することで動詞を活用させるのが日本語の大きな特徴。
この活用方式の起源はどこにあり、また、どうして色々な活用の種類があるのでしょうか?

2 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/07(火) 23:07:45 0
母音調和か母音融合のどちらかだろう。

3 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/08(水) 00:02:35 0
今でこそ五段活用となっているが、昔は四段だった。
活用に使われなかった母音があるのも不思議。

4 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/08(水) 07:25:19 0
上代特殊仮名遣が8母音を意味するなら、
昔は8段活用とかあったのかなあ。

5 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/08(水) 08:01:41 0
四段でも已然は乙で、命令は甲。

琉球語以外の確かな同系の言語が分かっていない以上、
内的再建でごにょごにょやるしかないけど、結局、>>2
以上のことは妄想になるんとちゃう。


6 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/08(水) 08:13:35 0
フランス語やイタリア語では人称、時制変化が日本語の活用みたいな
変化をしているな。



7 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/08(水) 12:52:42 O
大野晋説が魅力的に思える。
タミル語起源とかじゃなくて、母音融合で説明する説ね。
活用の起源を考えるなら、上代特殊仮名遣とアクセントは説明できることが必要。

8 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/08(水) 16:45:38 0
エスペラントも四段活用するが何を参考にしたんだろうか?


9 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/13(月) 19:46:41 0
上代日本語の動詞活用とアクセント

H=高 L=低 R=昇 F=降

*カ行変格活用
未然 コ乙 連用 キ甲 終止 ク 連体 クル 已然 クレ 命令 コ乙
(一拍二類) 未然I H 未然II L 連用I R 連用II R 終止 R 連体 LH 已然 LF 命令 R

*サ行変格活用
未然 セ 連用 シ 終止 ス 連体 スル 已然 スレ 命令セ(ヨ乙)
(一拍一類) 未然I H 未然II H 連用I F 連用II F 終止 F 連体 HH 已然 HL 命令 F

*ナ行変格活用
未然 ナ 連用 ニ 終止 ヌ 連体 ヌル 已然 ヌレ 命令 ネ
(一拍一類) 未然I HH 未然II HH 連用I HF 連用II HH 終止 HF 連体 HHH 已然 HHL 命令 HF

*ラ行変格活用
未然 ラ 連用 リ 終止 リ 連体 ル 已然 レ 命令 レ
(二拍二類) 未然I LH 未然II LL 連用I LF 連用II LH 終止 LF 連体 LH 已然 LF 命令 LF
(二拍三類) 未然I FH 未然II FL 連用I FH 連用II FH 終止 FH 連体 FH 已然 FH 命令 FH (居り:をり)

10 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/13(月) 19:48:25 0
*四段活用
未然 ア 連用 イ甲 終止 ウ 連体 ウ 已然 エ乙 命令 エ甲
二拍一類 未然I HH    未然II HH    連用I HL   連用II HL    終止 HL    連体 HH    已然 HL    命令 HL
三拍一類 未然I HHH   未然II HHH   連用I HHL   連用II HHL   終止 HHL   連体 HHH   已然 HHL   命令 HHL
四拍一類 未然I HHHH 未然II HHHH 連用I HHHL 連用II HHHL 終止 HHHL 連体 HHHH 已然 HHHL 命令 HHHL
二拍二類 未然I LH    未然II LL    連用I LF    連用II LH   終止 LF    連体 LH    已然 LF   命令 LF
三拍二類 未然I LLH   未然II LLL  連用I LLF   連用II LLH  終止 LLF  連体 LLH  已然 LLF  命令 LLF
四拍二類 未然I LLLH 未然II LLLL  連用I LLHL  連用II LLHL 終止 LLHL 連体 LLLH  已然 LLHL 命令 LLHL

*上一段活用
未然 イ甲 連用 イ甲 終止 イ甲ル 連体 イ甲ル 已然 イ甲レ 命令イ甲(ヨ乙)
二拍一類 未然I H 未然II H 連用I F 連用II F 終止 HL 連体 HH 已然 HL 命令 H(L)
二拍二類 未然I H 未然II L 連用I R 連用II R 終止 LF 連体 LH 已然 LF 命令 R(L)

*上二段活用
未然 イ乙 連用 イ乙 終止 ウ 連体 ウル 已然 ウレ 命令 イ乙(ヨ乙)
*下二段活用
未然 エ乙 連用 エ乙 終止 ウ 連体 ウル 已然 ウレ 命令 エ乙(ヨ乙)
一拍一類 未然I H    未然II H   連用I F   連用II F   終止 F    連体 HH   已然 HL   命令 H(L)
二拍一類 未然I HH   未然II HH   連用I HL   連用II HL   終止 HL   連体 HHH   已然 HHL  命令 HL(L)
三拍一類 未然I HHH 未然II HHH 連用I HHL 連用II HHL 終止 HHL 連体 HHHH 已然 HHHL 命令 HHLL
一拍二類 未然I H    未然II F    連用I R   連用II R   終止 R   連体 LH   已然 LF   命令 R(L)
二拍二類 未然I LH   未然II LL  連用I LF  連用II LH  終止 LF   連体 LLH   已然 LHL   命令 LF(L)
三拍二類 未然I LLH 未然II LLL  連用I LLF 連用II LLF  終止 LLF 連体 LLLH  已然 LLLF  命令 LLF(L)

11 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/13(月) 19:49:21 O
テスト

12 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/13(月) 19:57:07 0
エスペラントが起源

13 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/13(月) 20:06:25 0
日本語とエスペラント以外に四段活用する言語があるんかな?


14 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/13(月) 20:21:03 0
アクセントから見えてくるのは、語幹の部分は一類で高、高高、高高高、…、
二類で低、低低、低低低、…のように高平か低平かであり、
それに何かの接辞が加わって昇や降を含んだ複雑なアクセントが出来上がったということ。
名詞のアクセントを見ても古い時代には高平や低平の割合がかなり高いことから、
やはり昇や降は何らかの接辞が縮合した痕跡と考えられる。

名詞は古い時代には一拍名詞で四種類、ニ拍名詞で九種類、三拍名詞で九種類、
四拍名詞で十二種類ものアクセントの種類があり、少数の語しか属さない型を除いても、
一拍名詞で三種類、二拍名詞で五種類、三拍名詞で七種類、四拍名詞で七種類と
多型アクセントの様相を呈しているのに対して、動詞アクセントや形容詞アクセントは
新しい時代の複合語アクセントを除くと、基本的には拍数が増えても二種類しかない。

日本語の名詞は多型アクセント的で用法は膠着語的、
動詞や形容詞はニ型アクセント的で用法は屈折語的という興味深い対比が成立する。

15 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/13(月) 21:02:11 0
>>8
トルコ語? 知らないけど。トルコ語に詳しい人、教えて。

16 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/14(火) 05:42:23 O
み(ズ)、み(テ)、みる(。)、みる(トキ)、みれ(バ)、みよ(!)…結局ラ変「り」を付けただけよね、フフ
助動詞「り」 ら・り・り・る・れ・れ…「在あり」 あら(ズ)、あり(テ)、あり(。)、ある(トキ)、あれ(バ) 、あれ(!)
「居をり」も同様。 つまり、「あ」に存在、「を」に居るの意味がある。 「り(ら・り・り・る・れ・れ)」は存続(から完了)を付け加えているだけ。

17 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/14(火) 11:34:01 0
接続で母音が2つ連続する際に、言いにくくなるから r の音を入れてるだけじゃないの?
英語で母音の前の冠詞が、a → an になるのと似たようなもんかと。

書く kak + u → 母音が連続しない
着る ki + u → 母音が連続する → ki + ru

18 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/14(火) 13:41:18 0
>>12 エスペラントの活用は時制(a,i,o)と命令(u)、仮定法(u)だけ
だから日本語の活用とは関係ない。


19 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/14(火) 14:18:20 0
>>10を具体例を大野(1978)をもとに書いてみると(但し大文字は乙類)

五段(書く) kaka kaki kaku kaku kakE kake
上一(着る) ki ki kiru kiru kire kiyO
上二(起く) OkI OkI Oku Okuru Okure OkIyO
下二(明く) akE akE aku akuru akure akEyO
カ変(来る) kO ki ku kuru kure kO

20 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/14(火) 14:27:45 0
未然形には、昔は a(四段)、e(サ変、下2)、o(カ変)、i(上2) の4種類の母音があった。
現代の関西弁では「来る」に対して、「きいへん」「けえへん」「こおへん」の3種類が言えます。

21 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/14(火) 14:40:56 0
「けえへん」は*kiyahenから規則的に導かれるし、
「こおへん」は未然形からの類推が働いたと考えられるから良いんだけど、
「きいへん/きいひん」ってのはあんまりハッピーに解決できない問題だな。

-ya-のないバージョン*kii sen>kiihenを考えることもできるが
五段に関しては「書きへん/書きひん」なんて形はありそうにない。

22 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/14(火) 14:51:35 0
>>21 京都では書かへん、というが大阪神戸では書けへん、と母音が
異なる。阪神では母音同化が起きたのだろうか?

 阪神では不可能も書けへん、というんで区別するために「書けえへん」
という人間もいる。


23 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/14(火) 15:00:20 0
>>21
(京阪式の)アクセントまで含めて考えれば、
「へん」の接続は、依然として「連用形」で整理していいんじゃないか?
比較的似た活用をするものに、軽い尊敬の「はる」がある。
(アクセントの高低法則はやや異なるが)
連用形として、音便形のような別の形を立てても、体系上矛盾はしないと思う。

ただ、なんとも変則的であることは事実なので、きっと短命な表現なんだろうなあ。

>>20
「へん」と、未然形の起源を混同しないほうがいい。
おそらく、未然形の起源を解く鍵は、「独自のアクセント上の活用語尾を持たない」
ことにある。つまり、アクセントを考慮しない文法体系構築をすると、
見かけ上活用形として連用形などと対等に並ぶだけで
本当は付属語込みで一単語を形成する形なのかもしれない。
東京式や無アクセント地帯の場合どうするかは別問題だけどね。「起源」としての話。

24 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/14(火) 15:31:14 0
>>17
英語の a/an は、もともとnがついてたものが、脱落したの。
西ゲルマン語で、en だった。
母音の変化で、古い時代に、長いeだったものが、長いaに、そして、長いoになって、
綴りはoのまま、ouになる。
その途中でアクセントと長さを失って、aの段階で残ったもの。アクセントがないから、
シッポについたnが脱落する。
ドイツ語では母音の変化が長いaになるところで、eiになって、綴りそのままで、aiになってる。
だから、同じ語源で、アクセントと長さが残ったら数字のoneで、オランダ語ではen、ドイツ語で
はeinになってるだろ。


25 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/14(火) 15:35:07 0
>>24
いや、起源は知ってるけどさ、そういうこと言ってるんじゃなくて、
nを入れた形になっているのは(それが残ったのは)、母音が重なると言いづらいからじゃないか、
って言いたかっただけなんだけど。経時的な経緯を意識した発言じゃないので。

26 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/14(火) 15:49:05 0
知っていて書いても、知らずに書いても不注意ではある。

27 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/14(火) 16:02:43 0
大野晋説
*a、i、u、Oが本来的な母音
*ai→E、ia→e、Oi→I、ui→I、ua→oのような母音融合により新しい母音I、e、E、oが生まれた。

*四段、カ変、サ変、ナ変、ラ変は語幹が子音終わりである。
*上一段はi、上二段はuまたはO、下二段はaで終わる語幹を持っていた。

*連用形は、語幹に-iという接辞が加わった。
四段(咲) sak-i→saki カ変(来) k-i→ki サ変(為) s-i→si ナ変(去) in-i→ini ラ変(有) ar-i→ari
上一段(着) ki-i→ki 上二段(起) OkO-i→OkI (尽) tuku-i→tukI 下二段(明) aka-i→akE 

*命令形は、子音語幹の場合、連用形に感動詞-aが加わった。ただしカ変だけはその交替形-Oが加わった。
母音語幹の場合、末尾がやや長母音であるため、母音連続を回避して-yO(東国方言では-rO)を加えた。
四段(咲) saki-a→sake カ変(来) ki-O→kO サ変(為) si-a→se ナ変(去) ini-a→ine ラ変(有) ari-a→are
上一段(着) ki-yO 上二段(起) OkI-yO (尽) tukI-yO 下二段(明) akE-yO 

*終止形は、-u(居)が連用形に加わることでできた。ラ変には意味上重複になるので-uが付かなかった。
上一段では古い時代には終止形が連用形と同形だった。
四段(咲) saki-u→saku カ変(来) ki-u→ku サ変(為) si-u→su ナ変(去) ini-u→inu ラ変(有) ari→ari
上一段(着) ki- →ki→kiru 上二段(起) OkI-u→Oku (尽) tukI-u→tuku 下二段(明) akE-u→aku

*連体形は、終止形に-ruが加わることで出来た。四段とラ変は語幹に直接-ruが付き、子音連続を回避するためrが脱落した。
四段(咲) sak-ru→saku カ変(来) ku-ru→kuru サ変(為) su-ru→suru ナ変(去) inu-ru→inuru ラ変(有) ar-ru→aru
上一段(着) ki-ru→kiru 上二段(起) Oku-ru→Okuru (尽) tuku-ru→tukuru 下二段(明) aku-ru→akuru

28 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/14(火) 16:20:33 0
>>18
受身とかもじゃない?

29 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/14(火) 17:28:30 0
>>22
書かへん>書けへん、という単純な逆行同化を考えてるなら間違いだが、
書きやへん>書けへん、という同化現象が起こった事は確か。
大阪市内の「めえへん(<見やへん)」からも分かるな。

>>23
敢えて言えば「本来連用接続だが未然形に変わりつつある」とでも
いうより仕方ないだろうな。それにしても非常に不規則。
だからといって短命というわけじゃないと思うんだが。

結局「きいへん/ひん」がどのように成立したかは分からんな。

30 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/14(火) 17:35:25 0
日本語の動詞の活用を完全に規則的にすれば、エスペラントの代わる国際語として
日本語を提唱することができるようになるかもね。
あらゆる世界の語彙を取りこめる能力をもった日本語なんだから。

31 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/14(火) 21:30:13 0
>>29 「きいへん/ひん」

関東で「きない」という表現があるのと同じではないか?


32 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/14(火) 22:25:34 0
>>31
たぶんそうだと思う。
別スレで散々三重弁の「きやん」という形の話をしていたが、
「きいへん/ひん」もサ変「しやん」「しいへん/ひん」も含めて、
連用形からの類推が働いているんだろうな。

33 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/14(火) 22:35:04 0
>>31>>32
関東の「きない」はちょっと違うと思うが。
これは、東国に見られる「来る」そのものの上一段化(活用の単純化)の一端。
「こ」という異様な母音が最初のターゲットとなった。
ところが、「来る」を全面上一段化すると、「着る」と活用形まるごと同音になってしまう。
特に、無アクセントの東関東=南東北方言では、これは致命的なので、
なかなか上一段化が一気に進むことは妨げられているが。

>>29
ただなあ、「歩かへん」は京阪アクセントLHLLLなんだよな。明らかな連用形だ。
もしLLHLLやLLLLHだったら未然形に変わりつつあると言っても良いんだけど。

34 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/15(水) 00:31:00 0
>>33
>関東の「きない」はちょっと違うと思うが。
??
カ変の上一段化、で同じだろう?
関東でも打ち消しの助動詞が接続する時だけ上一段じゃないのか?

>もしLLHLLやLLLLHだったら未然形に変わりつつあると言っても良いんだけど。
LLHLLが何で未然形なのか不明だが、話者によってはそれに近い
アクセントで言う人も居るだろう。大まかに言えば>>29ってことだろう。

35 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/15(水) 00:37:56 O
というよりか、女王卑弥呼が4段活用を知っていたかどうか、だと思ふ

36 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/15(水) 00:45:10 0
けーへん・きーひん の類は
「来はせん」(きはせん)からの変化だから所謂未然形の「こ」が出てこないだけで,
一段化してるわけじゃないよ。

37 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/15(水) 01:38:14 0
>>36
関東じゃ「きない」以外はどう接続するんだ?

38 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/15(水) 01:45:14 0
>>37
聞かれても困るんだが・・

未然形が「き」になってる以外は
普通のカ行変格活用と同じはずだよ。

関西では,「きーひん」の「きー」部分は未然形に相当する部分ではないから,
「ん」を直接つなげれば「こん」になる。

39 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/15(水) 01:56:45 0
>>38
よく分からんが、「きない」だけで一段動詞化してるってのは
若干一般化しすぎてる希ガス。

40 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/15(水) 02:04:22 0
「日本語の動詞活用の起源」というからてっきり上代語からの内的再構だとか
琉球語との比較とかをするスレかと思ったが、現代の諸方言の動詞活用の起源を語ってもいいのか。

41 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/15(水) 02:15:11 0
新しい活用法が発生する過程を調べるのは、
もっと昔の総合的な起源を辿るのにも役に立つんじゃないかな。

四段活用から五段活用への変遷だって、活用がどうして生まれたかのヒントになってると思う。

42 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/15(水) 05:19:02 0
東海地方辺りでも「こやへん」とか「きーひん」とか言うね。
柳田国男の方言周圏論じゃないけど、京都辺りから広まったのかあ。

43 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/15(水) 07:00:40 O
韓国ごの動詞活用語尾は屈折しますか

44 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/15(水) 10:54:04 0
カ行変格活用の未然形「こ」は非常に特殊であって、
一段化または二段化すれば容易に「き」になる。
つまり日本語圏の各地で、独自に「きない」「きん」「きーひん」などが発生する下地は整っている。
そういうものに対して方言周圏論を安易に適用するのは誤り。

45 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/15(水) 17:07:00 0
>>37
茨城あたりでは、無アクセント方言にも関わらず
終止形で「きる」を使っている地域がある。「着る」と全く同音。
仮定形「きれば」もあったはず。ここまでくれば確実な上一段化と言って良い。
畿内も含めて西日本の方言は、活用については保守的なところが多い。
九州の下二段は有名だが、近畿中四国でも「ナ行変格」を残しているところもある。

>>40
関西の「へん」の形成過程が、未然形の起源の説明に資するという考え方が、
このスレで出てきたからね。
大野説でも、未然形の起源説明は出来ていないはず。ここが鬼門になる。
大野は説明に窮した挙句、「朝鮮語には未然形が無いこととの関連があるだろう」とか
寝惚けたことを言っているが、無関係だろう。
俺は、「未然形接続助動詞は丸ごと語尾変化の一種が起源である(活用形として非独立)」
とする考え方を採るが、異論も多いところだと思う。

46 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/15(水) 22:32:21 0
>>44
敢えて言えば日本語内部の言語変化に見られるdriftってとこか。

47 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/15(水) 23:36:37 O
口の開け方(母音発声) が アは未然形、イは連用形、ウは終始形、連体形もウ、已然形はエ(命令形も) のアイウエ四段の母音原則が、どこから日本語に導入され(極めて人工的、自然発生は有り得ない)、
在り居りのラ経格は、終止を連用化したと考える(意味的に言い切らない、存続的意味)…

48 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/15(水) 23:38:19 0
>>46
活用体系の単純化のdriftはあらゆる方言で働いているだろう。ただ強弱があるだけ。
東北でも沖縄でも活用は単純化しているが、これはどう見ても伝播によるものではない。
結局、多くの方言で五段活用と一段活用の2つに収斂させようとするdriftが働いている。
九州に関しては、五段活用と下二段活用の2つに収斂する動きがあるようだが。

接辞「-せる」「-れる」と「-させる」「-られる」のどちらが接続するかと見ると、
前者は五段とサ変、後者は一段とカ変が接続することなどから見て、
サ変には五段に、カ変には一段に統合する潜在的可能性がある。
つまり、「する」は「サナイ/シマス/ス/ストキ/セバ/セ/ソー/シタ」に、
「来る」は「キナイ/キマス/キル/キルトキ/キレバ/キレ/キヨー/キタ」が変化の行き着く先として予想される。

そして、一段活用はラ行五段活用とかなり似ているので、最終的には一段活用が五段活用に統合されることが予想される。
その場合、「見る」は「ミラナイ/ミリマス/ミル/ミルトキ/ミレバ/ミレ/ミロー/ミッタ」が予想され、
「来る」は「キラナイ/キリマス/キル/キルトキ/キレバ/キレ/キロー/キッタ」が予想される。
ただ、この段階にまで至ると「切る」「着る」「来る」が同じ活用(「切る」「来る」はアクセントも同じ)になってしまうな。

49 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/16(木) 00:33:32 0
サヨクがナオンにモテる訳を教えてやろうか?





http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1216731549/l50


サヨクがナオンにモテる訳を教えてやろうか?





http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1216731549/l50




50 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/16(木) 00:59:38 O
>>47
→ラ変格
サ変格 せ(ズ)し(テ)す(。)する(トキ)すれ(バ) せ(ヨ)…せ は本来エ段なので命令格 なのに 未然なのは して欲しい、する前提で言っているからです。
連体する は本来す なのに る が付与するのは 存続の意味を付加し、終止が持続していることを示します。 已然め同じ

51 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/16(木) 01:06:08 0
>>47 >>50
例えばイタリア語の名詞は基本的に、
    単数 複数
男性 -o   -i
女性 -a   -e
というように母音が変化するが、これは「極めて人工的」なのかい?
言語学の素養がない人はすぐに安易に「人工的」などというが、
そういうレベルを下げるような発言は慎んでくれ。

52 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/16(木) 01:07:15 O
>>50
已然も
カ変格 こ(ズ)、き(テ)、く(。)、くる(トキ)、くれ(バ)、こ(ヨ)
命令こ は本来 け になる筈ですが 蹴るとの異同もありますが オ段は最強調の形なので 、来ることを極めて強調しています。 したがってまた、未然の こ も来る大前提に対しての 未確定なり否定の状況を指します。

53 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/16(木) 01:12:53 0
変なのが沸いてきたな。2chのレスの仕方すら知らないようだ。せめて半月ぐらいはROMってて欲しいもんだ。

54 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/16(木) 02:10:04 O
>>51
イタリア語 ラティン語もギリシア語もすべからく文明言語はすべて人為(支配階級)の産物。 自然発生言語は未開文明地域のみ。
古代日本語も勿論(今だに誰も解きあかせない)高度な人工的(人為的)成立言語。被支配民(今の時代も)だけが言語は自然に成立していると思い込んでいる。

55 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/16(木) 02:20:07 0
>>54
未開文明の定義は不明だけど,
例えばパプアニューギニアやポリネシアの言語なんかも高度に人為的なように見えるよ。

56 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/16(木) 03:04:47 0
>>33 「あるかへん」はLHLLH でアクセントからも2語(あるきゃ、せん)を保っていると思うが。

 ただし、あるきゃ、せんLHL HH とはアクセントが異なる。


57 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/16(木) 08:38:42 0
まあ、文化はすべて人為的な産物だけど、高度な国家文明をもつところは、
全体主義的な、つまり社会主義的な計画言語政策によって、
言語を政治的に統制した歴史をもっているという意味なんでしょ?
つまり経済でいうところの計画経済と同じような意味で人工的ってことだね。

58 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/16(木) 11:08:51 0
文字が存在しない時代の言語が統制されていた、という立証ができるとは思えないね(笑


59 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/16(木) 13:41:47 0
トルコ語を読んだときは、エスペラント並みに人工言語ではないかと
思うほど規則的だったな。


60 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/16(木) 14:44:34 0
活用というのは往々にして規則性を持つ。あまりに不規則では人間の記憶の負担が大きい。
単純化、規則化に向かった結果、非常に整然とした体系が作られるのはそう不自然なことではない。

61 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/16(木) 19:35:11 0
>>45
大野センセがボケる前は、四段の未然形の一部は未然形じゃなかったみたいな
こと言ってなかったっけ。キ+*アス→ケス "着す"みたいに、*アスとか*アル
とかそんな感じの動詞が接続して、異分析されたとか。二段、一段活用に付く
ラル、サスの例って上古だとあやしいし。

これが鼻音で始まる助動詞 ム(推量)、ヌ(否定)、ナ〜ネ(希求) の場合でも
言えるのかは、疑問だけど。


62 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/16(木) 23:17:16 O
>>58
文字は上流階級のみに存在し、庶民は保持しない。 理由あって上流階級支配者が文字文書を秘匿したりすることはある。

63 :名無し象は鼻がウナギだ! :2008/10/17(金) 20:41:43 0
有り ari < *ar-i
咲く saku < *saki-u
為 su < *si-u

有れ are < *ar-a-i
咲け sake < *sak-a-i
為れ sure < *su-ra-i



64 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/17(金) 22:40:20 0
しない、します、する、すれば、しやう

せず、します、す、する、すれば、せむ
si-az,si,su,suru,sureba(suri-aba?),si-am

すりゃ(俗語)suri-aba>sureba>surea>surya

65 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/18(土) 18:31:53 0
>>63 為れ sure < *su-ra-i

su の命令形は seyo<si-a-yo(西),si-ro(東)だろう。yo,ro は同じものだろうから、西では
屈折して東は語根のままという違いがある。東では大野説が成り立たないな。

 「来い」もki-aでは説明できない。ki-a なら「けよ」「きろ」になるはずだ。

66 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/18(土) 19:30:27 0
万葉集の東歌に「せろ」があるんで。これから始めて東は
部分的な一段化でいいんじゃないかと。

大野説は +a だけど、馬淵先生は +ya / +yö で、カ
変・サ変が +yö なんだけど、どうなんだろ。


67 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/18(土) 20:07:27 O
命令形のヨ乙(東国ロ乙)というのは、
元々共通の語根を持っていて、母音優勢の西日本では半母音jが、
子音優勢の東日本では子音rが、
母音連続を避けるために挿入されたんじゃないの?

68 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/18(土) 20:46:18 0
けど、上古の母音連続の解消法は、どちらかの母音を消すか、
母音融合だし。

個人的には馬淵先生の説より過激にカ変と四段は +yö で
いきたい。分布を考えても、四段とカ変ではヨが付かないけど、
他ではヨが付いても付かなくてもいい。サ変は、ナなきソのソ
が古い形かもしれないから、保留。

ただ、問題が 3つある。1つ目は、i + yö > e が起こ
りうるか、ということだけど、i + ö > e の例、
ユケヒ (ユキ+オヒ)があるから勘弁してもらう。

2つ目は、四段で連用形のみで命令になるのか、という。上古
の希求の「終助詞」にナ、ニ、ネとあって、これが本当は助動
詞じゃないかと考えている。ネが命令形で、ニは用例がほとん
どないけど、ネに文脈が似ている。これが古い連用形かも。

3つ目は、なんでこれだけ変化するのかだけど、活用に組み
込まれたから、とかで誤魔化す。

皆、妄想書いてるから僕も書いてみた。


69 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/19(日) 15:24:18 0
http://kasamashoin.jp/2007/04/post_136.html

70 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/19(日) 15:26:22 0
日本語は中国の文字と韓国の文法によって作られたパクリ語

71 :87:2008/10/19(日) 16:13:18 0
>>70 朝鮮語はシナ語と日本製漢語がなければ一言もしゃべれない植民地語

72 :87:2008/10/19(日) 16:23:35 0
>>70 朝鮮語に動詞の四段活用などがあるのか?

 動詞と形容詞の区別もないらしいので、日本文法と全然違うな。

 たしか、受動態もないような言語らしいが。

73 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/10/23(木) 01:54:23 0
>>33
'>>31-32'

74 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/13(木) 23:24:44 0
>>66
「せろ」は現在でも長野県南西部、福岡県中南部、佐賀県、長崎県(対馬も)、熊本県南部に見られる。
(方言文法全国地図第91図より)

75 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/14(金) 11:01:05 0
カ変命令は古くはヨが付かない形があるわけだが。そっちが古形だろう。

76 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/14(金) 22:11:53 0
>>72
受動態一応あるらしいが、まず使われないみたいね。
おそらく日本語の翻訳通じて朴った文法表現なんじゃないかな。


77 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/15(土) 01:13:01 0
カ変動詞「来る」コ、キ、ク、クレと名詞の「木」キ、コ(ッパ)、ケ(上野)の変化は何か
関係があるんだろうか?


78 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/15(土) 14:43:08 0
命令形に ro が付くが、
標準語?共通語?山の手方言と
うちの方言では語尾の母音は同じ物と、違う物がある。

やめろ=やめれ
始めろ=始めれ
止めろ=止めれ
走れ=走れ
寝ろ=寝れ
起きろ=起きれ
座れ=座れ
見ろ=見れ
語れ=語れ
「しゃべろ」ってあるか?
撒けろ=撒けれ
投げろ=投げれ
受けろ=受けれ
捨てろ=捨てれ
埋めろ=埋めれ
掘れ=掘れ
混ぜろ=混ぜれ
分けろ=分けれ
惚れろ=惚れれ
もてろ=もてれ(異性に好かれろ)
好かれろ=好かれれ
生まれろ=生まれれ

命令形が「re れ」で終わる場合も共通語にあるから
本来はどちらでも、「re/ro」のどちらでも、命令形を表すんだろうな。
母音の音韻変化ってあったような気がする。

79 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/15(土) 15:09:12 O
言語学板とは思えない書き込み

80 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/15(土) 18:47:57 0
関西の一部では「一段活用」動詞を
5段活用する。
止める、留める
「はよ、とめらんかー」
「とめへん」、「とめりなさい」
「とめる」、
「ここにとめれ」

81 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/15(土) 23:38:06 0
写像

82 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/15(土) 23:49:53 O
>>80
関西のどこ?和歌山?

83 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/16(日) 11:41:15 0
>>78
命令形の示す内容は、まだ現実に起きていないことだ。
まだ現実に飽きていない仮定形と命令形は近い関係にある。
>>78のリストの両辺に「ば」を加算してみると
等号が成立しないものと、成立する物がある。

やめろ+ば ≠ やめれ+ば
始めろ+ば ≠ 始めれ+ば
止めろ+ば ≠ 止めれ+ば
走れ+ば = 走れ+ば
寝ろ+ば ≠ 寝れ+ば
起きろ+ば ≠ 起きれ+ば
座れ+ば = 座れ+ば
見ろ+ば ≠ 見れ+ば
語れ+ば = 語れ+ば
撒けろ+ば ≠ 撒けれ+ば
投げろ+ば ≠ 投げれ+ば
受けろ+ば ≠ 受けれ+ば
捨てろ+ば ≠ 捨てれ+ば
埋めろ+ば ≠ 埋めれ+ば
掘れ+ば ≠ 掘れ+ば
混ぜろ+ば ≠ 混ぜれ+ば
分けろ+ば ≠ 分けれ+ば
惚れろ+ば ≠ 惚れれ+ば
もてろ+ば ≠ もてれ+ば(異性に好かれろ)
好かれろ+ば ≠ 好かれれ+ば
生まれろ+ば ≠ 生まれれ+ば


84 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/16(日) 11:43:06 0
>>83
右側の表現が意味が通じる。
「ろ」で終わる命令形より「れ」で終わる命令形が規則的だ。
「ろ」で終わる命令形も「れ」の命令形に「戻して」から
「ば」を付けて仮定形にしてる。

「ば」は間違いなく「an(あり)」だ。
そのanにwが付いて濁音化して「ba(ば)」になった。
・つまり「ろ」で終わる命令形の原型は「れ」である。
・さらに「命令形+あり」を仮定形として日本語は使っている。

「ろ」で終わる命令形以外も、果たしてそうであろうか、なんだが…

85 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/16(日) 12:00:41 0
>>83
×  掘れ+ば ≠ 掘れ+ば
○  掘れ+ば = 掘れ+ば

86 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/18(火) 11:21:48 0
そういや日本語って動詞だけじゃなくて形容詞も活用するね、なんでかな?

87 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/18(火) 12:58:40 0
>>86 動詞、形容詞、形容動詞、助動詞だけでなくて名詞も一部活用しているぞ。

 酒>サカ樽、雨>アマ傘、爪>ツマ先、声>コワ高

88 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/18(火) 15:35:04 o
それは活用ではなく曲用、つうか正確には名詞(主格)語尾iの付加。

89 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/18(火) 17:59:27 0
ハア?
bound formだろww

90 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/18(火) 23:46:10 0
>>86
なんでかなといわれても、用言だからだろ。
何が不思議なんだ?

91 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/19(水) 01:00:59 0
ところで形容動詞の活用というのは、単に「だ」の活用ではないのか?

 形容詞も「あり」の活用にすぎないが。


92 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/19(水) 02:36:28 0
>>90
トートロジーw

>>91
というか形容動詞は本来「に+あり」「と+あり」、現代語では
「で+ある」だから、起源的には複合的な活用だわな。
形容詞も、活用の内「(連用)く・(終始)し・(連体)き・(已然)けれ」
が本来的なものだというのは明かだが何か?

93 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/19(水) 11:40:16 0
>>83
× まだ現実に飽きていない仮定形と命令形は近い関係にある。
○ まだ現実に起きていない仮定形と命令形は近い関係にある。
タイプミス。
命令形の原型は「れ」で終わるのが正しい。
仮定形は「原型の命令形+ば」を使う。
命令形が「ろ」で終わる形は横訛りだな。

94 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/19(水) 11:59:35 0
>>78 >>83-84 >>93

何を頓珍漢なことを言っているんだ…ここは言語学板だぞ
なんか不規則な対応みたいに言っているが、要するに一段活用動詞の語尾が
共通語ではロになるのに対してレになる方言があるということ
これは折る:折れ=見る:X のように五段活用の類推から生まれたもので明らかに新しい。
北海道、秋田、山形の庄内地方、新潟の上越と中越、福岡、佐賀、長崎、熊本、鹿児島などでは
「見る」の命令形に「ミレ」のような形が見られるし、沖縄でも「ミリ」のように「ミレ」が原型の形がある。
しかしこれは、「周圏分布だからミレの形が新しい」などと解釈してはいけない典型例。

95 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/19(水) 13:51:20 0
スペイン語でも「見ろ」はミレではなかったか?


96 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/19(水) 14:52:49 0
>>94
動詞で見た場合に、共通語と方言では、どっちの形式が古いんだ?


97 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/19(水) 15:25:29 O
一段活用命令形に関しては「ろ」語尾の方が古い。

98 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/19(水) 17:53:37 0
素直に古語で考えた方がいいんじゃ

99 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/19(水) 20:10:32 0
>>96
共通語の体系のほうが古い。
レ語尾の方言のような体系から共通語のような体系を生み出すのは非常に不自然だが、
逆は「一段動詞が五段動詞の類推によりレ語尾を取るようになった」と自然に説明できる。
文献上も一段動詞のロ語尾は万葉集から出ており、
当時の「見よ」のような中央語に対して上代東国方言は「見ろ」と言っていた。
中世末期のキリシタン宣教師による記録でも、東国と九州は「見ろ」のように言うと記録されている。

100 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/19(水) 23:56:26 0
日本語の活用て屈折語ぽいけど、こういう活用持ってる言語って、
アジアじゃ他にどんなとこあります?
朝鮮語はあんま活用ぽくないよな、一段活用に近いといえば近いけど
どっちかといと接尾辞がくっ付いてくてかんじ。

101 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/20(木) 02:54:40 0
>>100 ヒンディー語やペルシャ語なら印欧語だから屈折するんではないか?

 トルコ語は-iyor,-ecekなどが付いて二段活用くらいしているような気もする。


102 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/20(木) 06:48:08 0
>>101
あ、すまん印欧語除外すると書いておくべきだったね。

103 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/20(木) 06:55:42 0
>>101
トルコ語って接尾辞がくっ付くに留まらず、日本語の五段活用みたいに語幹そのものが屈折するのですか?
自分が見たかたぎりじゃなんとなくそうじゃなさうだったぽいんで。

104 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/20(木) 11:42:40 0
英語の屈折例としてよく挙げられるhe-his-himだって、hだけを語幹・語根と見なせば、語幹は不変だし。


105 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/20(木) 11:47:38 0
発音からすると事実上、hi-hiz-himみたいなもんだろう?
その意味ではhiを語幹と見なせる。

で、zは'sで所有を表わす接尾辞、
mはtheyの目的格themの語尾-mから連想して目的格を表す接尾辞
というふうに、多少強引だけど、見なせないわけではない。

106 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/20(木) 18:02:42 0
>99
見よ 東海の 世はあけて!


107 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/20(木) 21:17:04 0
>>105
語幹をどこで切るかって問題はたしかにつきまとうんだが
英語なんかの場合で、それが通用しないのは、他の人称の格変化みればあきらかなわけで

108 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/20(木) 22:12:53 0
>>105
heとtheyって元々違う言語やん、それに-mって対格にはありがちじゃなかったか

109 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/21(金) 00:09:16 0
h-が基本形てのはねーだろ
そんなことしたら印欧語間の比較も無茶苦茶になるだろ。

つーかそこまでいったらそもそも屈折って何だって話になるわな。

110 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/21(金) 01:20:57 0
>>99
そうかな?>>94で言ってる事
> 北海道、秋田、山形の庄内地方、新潟の上越と中越、福岡、佐賀、長崎、熊本、鹿児島などでは
>見る」の命令形に「ミレ」のような形が見られるし
これが事実なら、日本の遠く離れた北と南で「ミレ」があり
大阪や東京で「見よ、見ろ」が残るのはおかしいだろ。

111 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/21(金) 01:42:49 0
>>110
なんでおかしいんだ?

比較的短い時間に「見よ」の命令形専用から,
若年層では「見れ」を使うようになった方言は現に存在するが,
逆は他方言の影響以外では起こりえない。

周圏論を意識してるんだろうけど,
周圏論を使うなら畿内で過去に「見れ」の命令形が使われていたことを証明する必要がある。
周圏論は,同心円分布=外が古い という理論ではない。

112 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/21(金) 03:31:08 0
九州弁の一つ。
見る。見らん。見ろう。見れ。

113 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/21(金) 09:59:37 0
>>110
活用の単純化というのは規制が緩ければ全く交流がなくても至る所で同時多発的に起こる。
折る:折れ 見る:見ろ
という体系を持つ方言ならどこでも、より所属数の多い五段活用に引かれて、
折る:折れ 見る:見れ
という体系に移行しうる。一段動詞がラ行五段動詞に引かれる動きが東北と九州で活発だということ。
九州では他にも、否定形で
折る:折らん 見る:見ん
から、
折る:折らん 見る:見らん
のように五段化が生じている。

「離れたところで同じ形が使われている」というのは、互いに独立して発生する可能性が非常に低い場合に限り
「かつては中央でその形が使われていた」と言えるもので、互いに独立して発生する可能性が高いものはそうは言えない。
「見れ」という形は、「折る:折れ 見る:見ろ」という体系のところなら全てで独立に生じうる。

114 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/21(金) 10:08:47 0
例えば東京式アクセントは、京阪式アクセントの地域を取り囲むように東西に離れて行われる。
しかし、かつては近畿や四国で東京式アクセントが行われ、それが複雑化して京阪式アクセントに変化したわけではない。
京都は現在の方言の中では複雑な体系のアクセントを持つが、院政期まで文献を遡るとさらにどんどん複雑になっていく。
要するに、近畿の東西で独立にアクセントの単純化が起こったということ。
日本語のアクセントの祖形から簡単な変化で東京式アクセントは生じうる。

イとエ、ジとズの統合が東北のほかに出雲地方にも分布してるとか、
ジとズとヂとヅが同じ発音の方言が東北のほかに沖縄にも分布してるとかいう例もあるが、
これはどう見ても新しい発音が独立して発生した例。要するに辺境で規範が緩んで変化を起こした例だ。

周圏論は、例えばカタツムリのことを全く無関係に独立に「ナメクジ」だの「カタツムリ」だの「マイマイ」だのと
呼び始める可能性が非常に低いからこそ成り立つ。
どこでも独立に発生する可能性のあるものの分布は新古の判定に使えない。

115 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/21(金) 10:11:44 0
逆に、千葉など関東の一部では、「蹴る」の命令形として「蹴ろ」が生じている。

116 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/21(金) 10:16:31 0
折らない:折ります:折る:折る:折れば:折れ:折ろう:折った
見ない:見ます:見る:見る:見れば:見ろ:見よう:見た

という体系があるとする。五段活用のほうが圧倒的に語数が多いから、容易に類推により

折らない:折ります:折る:折る:折れば:折れ:折ろう:折った
見らない:見ります:見る:見る:見れば:見れ:見ろう:見った
のような体系が生じうる。

東北地方では現に命令形の「見れ」、意向形の「見ろう」が生じている。
九州ではさらに否定形の「見らん」も生じている。
沖縄では一段活用の五段化が大規模に生じている。
全て言語的な規制が弱い地域で、新しい変化。

117 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/21(金) 10:22:11 0
語彙は口伝えに伝播する。だから、中央で発生した新しい語が、波状的に周辺へと流行し、広まっていく。
音韻は、多数の話者が移住すればその地方に影響を与えるかもしれないが、音だけが伝播することはあり得ない。
音韻に周圏論はもとより無関係。

118 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/21(金) 10:24:54 0
>>115
それは新しい変化じゃない。
「蹴る」は文語で唯一の下一段活用動詞だということを学校で習ったのを忘れたか?
本来の下一段の活用なら、

蹴ない:蹴ます:蹴る:蹴る:蹴れば:蹴ろ:蹴よう:蹴た

になるんだよ。江戸では江戸後期から明治にかけて五段活用に変化して、

蹴らない:蹴ります:蹴る:蹴る:蹴れば:蹴れ:蹴ろう:蹴った

になった。「蹴ろ」は未だに下一段活用で残存している地域があるということ。
否定形では、「蹴ねえ」が群馬、長野、山梨、埼玉にかけて点在し、
四国東部には「蹴ん」が分布する。
「蹴ろ」は新潟、長野、静岡以東の各地に分布する。境界線は「見ろ」と「見よ」の境界とほぼ同じ。
特に長野中北部、山梨、埼玉、岩手では「蹴ろ」が多い。
西日本でも三重、徳島、福岡、佐賀にごくわずかに見られ、沖縄にも「蹴ろ」系の語形がある。

119 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/21(金) 10:28:17 0
千葉のは新しい変化だと思う。若いやつほどよく使う。
「走る」の命令形「走ろ」もある。

120 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/21(金) 10:42:33 0
>>119
新しい変化にしても、一段動詞の五段動詞化が生じた結果、「誤った回帰」を起こした可能性もある。
例えば「見れ」「起きれ」「止めれ」など命令形にほとんどレ語尾のみを使う秋田県出身者の場合、
共通語的に直そうとして、逆に「走ろ」「喋ろ」などとラ行五段をロ語尾で言ってしまうことがある。
千葉も同じように、五段化が生じていたのを無理に直そうとした結果ではないか。
千葉の伝統方言では五段化はほとんど見られないんだが、若い世代では五段化への動きと、
それに抵抗する動きの両方が生じて混乱しているのかな?

121 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/21(金) 11:37:07 0
>>111
表面的な現象だけなら、どうであれ、単純に周圏論だからな、と言える。
でも、まず

・「見る」のような動詞は、近畿地方での語尾はR音でなくY音で
・それ以外の東国や東北・九州などは語尾はR音だ。

要するにR音がY音に変わっている。
そこでウラルアルタイ語ですが、これは語頭にR音と濁音が立たない。
近畿地方の命令形の語尾が「Y音、よ」になってるのはその影響だ。

この影響の度合いが小さくなるに従って「ろ」になり
全く影響がなければ「れ」のままだ。
この主張の物理的裏付けとして縄文人と弥生人がある。
弥生系の人には命令形の「れ」のR音が聞こえなかったんだな。

結論として、
・命令形の原型は「れ」をもともと使っていて
・仮定形(已然形)は原型命令形に「ば(あり)」を付けて表現した。

R音が横訛りして、Y音・N音・T音になる現象は
命令形だけじゃなく、他にも多くあるはずだな。
ここまで言っておくか。

122 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/21(金) 11:51:32 O
>>121
>そこでウラルアルタイ語ですが、これは語頭にR音と濁音が立たない。
>近畿地方の命令形の語尾が「Y音、よ」になってるのはその影響だ。

は?

123 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/21(金) 12:05:11 0
>>121
命令形のRは語中なのに語頭の話とごっちゃにしているのはお前がバカなのかわざとなのかどっちだ

124 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/21(金) 12:06:32 0
>>121
あと、上代特殊仮名遣いでは、已然形と命令形で音が違うからな。
例えば「書けば」のケは乙類で「書け」のケは甲類だ。
電波にマジレスしてもしょうがないが。

125 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/21(金) 13:58:20 0
>>122-124
案の定来たか、書こうと思ったがやめといたんだがw
命令形の場合、例えば「見れ」という命令形の場合、
どこにアクセントを置くかというと「れ」にアクセントが来る。
だから語中や語尾のR音であっても、
R音以下が際だって独立して聞こえるので、語頭と同じになる。

126 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/21(金) 14:06:38 0
>>124
それと甲乙ですが、甲乙があれば面白いなと思っていました。
ちょうどi、e、oの範囲だし、可能性はあるな思っていた。

非常に参考になりましたよ、情報ありがとう。
これ↓はほぼ間違いないと確信したw

・命令形の原型は「れ」をもともと使っていて
・仮定形(已然形)は原型命令形に「ば(あり)」を付けて表現した。
・他にもR音がY、N,T音に横訛りしてるのはある。w音もあるかなwww

縄文人の言葉のなかで、弥生人には聞こえたり、聞こえなかったりの音があった。
だからやがて甲乙は消えたんだよ。


127 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/21(金) 14:54:58 0
ウラルアルタイ語とかいった時点でゲーム終了かな

128 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/21(金) 16:35:37 0
>>125
君は多分東北の人間だろう。俺の母方言でも「れ」にアクセントが来る。
だが、それは広母音(ア、エ、オ)に核が後退したということ。
それは共通語と比べればよく分かる。
共通語では、下げ核の位置を]で表すと、
ミ]ナイ、ミナ]カ゜ラ、ミ]ル、ミ]ルトキ、ミ]レバ、ミ]ロ、ミヨ]ー、ミ]タ、ミ]テ
だが、君の方言では
ミネァ]、ミナカ゜]ラ、ミ]ル、ミ]ルトキ、ミレ]ンバ、ミレ]、ミロ]、ミダ]、ミデ]
になるはずだ。これは名詞のアクセントを比べても明らかで、
二拍名詞四類と五類が、
共通語ではア]キ、ア]メ、イ]キ、イ]ト、イ]ド、イ]ネ、ウ]ミ、オ]ケ、カ]ゲ、カ]サ、カ]ズ、カ]タ、カ]マ、…のようになるのに、
君の方言ではア]ギ、アメ]、エ]ギ、エド]、エンド]、エネ]、ウ]ミ、オゲ]、カケ゜]、カサ]、カ]ンジ、カダ]、カマ]…のようになるだろう。
元々は共通語に近いアクセントだったのが、核の直後にア、エ、オがある場合に限り一拍核が後退し、
イ、ウがある場合は元の形を保ったということ。

129 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/21(金) 16:56:40 0
>>125
ちなみに残念ながら、院政期の京都アクセント(全ての日本語アクセントの祖形に極めて近いと考えられる)では、
「見る」の命令形「見よ」のアクセントは「昇低」だよw
二拍目は低い。
そもそも、アクセントが高いかどうかというのは、語頭かどうかで決まる音声現象とは何の関係もない。
例えば東京方言ではガ行音やザ行音、ラ行音は語頭と語中で音価が違うが、
これはアクセントの高低とは関係なく決まる。

語中にラ行音を持つ語の院政期京都アクセントを見ても、
蟻(高高)、色(低低)、裏(低低)、瓜(低高)、殻(高低)、彼(高低)、桐(高高)、錐(低高)、霧(高高)、
鞍(高低)、倉(低低)、栗(低低)、暮(高高)、黒(低降)、此れ(高高)、頃(高低)、皿(高高)、猿(低降)、
尻(低低)、汁(低高)、城(高高)、白(低降)、芹(低低)、空(低高)、其れ(高高)、誰(高高)、面(低低)、
釣(高高)、弦(高低)、虎(高高)、鳥(高高)、海苔(低低)、腹(低低)、針(低高)、春(低降)、晴れ(低低)、
昼(高低)、蛭(低降)、鰭(高高)、箆(低高)、堀(低低)、鞠(低低)、村(高低)、室(低低)、森(高高)、
槍(高高)、百合(降低)、夜(低降)、藁(低高)、我(低高)、哀れ(低低高)、油(低低高)、余り(低低低)、
嵐(低低低)、霰(高高高)、主(低低高)、錨(高高高)、何れ(低高高)、後ろ(低高低)、鶉(低低低)、
恨み(低低低)、漆(高高高)、恐れ(低低低)、己(高高高)、…など、ラ行音とアクセントの間に何の相関もない。
君の理論なら、ラ行音のところに高が来る語はヤ行音に変わっているはずだから、
瓜(低高)や油(低低高)のような例があるのはおかしいだろ?なぜ「ウイ」や「アブヤ」になっていない?

130 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/21(金) 17:00:05 0
>>126
なぜ>>124を読んでそういう結論になるのか全く意味が分からない。
已然形と命令形の甲乙が同じだというなら君の結論に至るのも分かるが、違うんだぞ?
古い時代に已然形に「ば」が付くのが必須ではなかったというのは事実だが、
それだからこそ、已然形と命令形は母音の差でしっかり弁別されていたということになる。

まあ、縄文人だの弥生人だのウラルアルタイ語だの言ってる時点で、
2chでいい加減に聞きかじった知識しか持っていないんだろうし、
言語学をかじったこともないのは丸分かりなんだけど。

131 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/21(金) 17:11:00 0
あと、「見ろ」と「見よ」の対立の話と、「見れ」の話をごっちゃにするなよ。
「見ろ」と「見よ」の対立はかなり古く、万葉集の時代(8世紀)には既に東国に成立していたことが分かる。
中世末期には東国にも九州にも確認され、現在もほぼ同じ分布が続いている。
近畿中心部では8世紀以降江戸時代まで「見よ」、江戸時代から「見い」となる。
「見ろ」や「見れ」が使われた記録はない。
いつなぜこのような対立が生じたのかは分かっていない。

一方、「見れ」系列のほうは、「見ろ」からラ行五段化への類推によって生じたことが明確。
これについては論争の余地がない。

「見れ」が「見ろ」より古いなどというのは論外だが、
「見よ」と「見ろ」の対立のほうは分からない。こっちのほうは真面目に議論する価値はある。
君のようなトンデモさんとは議論したくないが。

132 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/21(金) 22:23:45 0
>>126 古代語の已然形は、「まだ現実に起きていない」といった内容を示さなかった。
命令形と近い関係にあったと考えるべき根拠がない。

133 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/22(土) 13:04:34 0
「見れ」が古い形だと勘違いするヤツが出てくることよりも,

周圏論の考え方を根本から勘違いしていて
自分の方言の形が京都を挟んだ逆側にあったら
それは古い形なんだと思いこむための理論になってるのが問題だな。

134 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/22(土) 13:09:12 0
>>133
そう、それなんだよ。本当に周圏論は誤解が多い。
なんというか、「自分の方言は訳の分からない言葉じゃなく昔の都で使われていた言葉なんだ」という
感動を忘れられないのか、とにかくなんでも周圏論で解釈しようとしたり、
「○○弁は古い都の言葉である」とか言い出したりする奴が多い。
周圏論が成り立つのはほとんどの場合は語彙であって音韻やアクセントでは成り立たないことが多いし、
語彙ですら周圏論的解釈で分布を説明できるのは少数なのに。

周圏論の考え方には、「同じ形が独立して発生する可能性が非常に低い場合」という留保が必要なのに、
それが忘れられ、「京都を挟んで反対側に同じ形があったらそれは古くは京都でも使われていた言葉だ」みたいな
単純化された間違った理論として誤解されてしまっている。

135 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/22(土) 14:42:00 0
ウラルアルタイ語ってなんですか?

136 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/22(土) 17:58:41 0
ウラル語族・テュルク語族・ツングース語族・モンゴル語族が
ひとつの語族でまとめられるという仮説のなかで出てきた架空の語族

137 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/22(土) 18:25:21 0
アルタイ語族というのはなんですか?

138 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/22(土) 18:28:04 0
テュルク語族・ツングース語族・モンゴル語族が
ひとつの語族でまとめられるという仮説のなかで出てきた架空の語族

139 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/22(土) 18:43:10 0
それに、韓国語は入らないのですか?

140 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/22(土) 19:11:38 0
>>139
アルタイ語族もウラルアルタイ語族も証明されていない(=否定されているのと同じ事)から入りようもない。

また,ツングース語族にも入らないし,モンゴル語族にも入らない。

141 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/22(土) 19:15:37 0
では、韓国語は何語族なのですか?

142 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/22(土) 19:18:12 0
>>141
所属不明。日本語(日本語族)と同様に孤立した言語とされる。

143 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/22(土) 19:29:44 0
そもそもウラルアルタイ語族は架空なのだから、
その架空の中に韓国語や日本語も架空的に入れてさらに架空化することは、
できませんか?

144 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/22(土) 19:36:06 0
>>143
架空というかあくまで仮説上のものってことね。

べつに日本語と韓国語を入れて(新)ウラルアルタイ語族仮説をたててもいいけど,
意味はないよ。

日本語・琉球語とオーストロネシア語族は実は同じ語族だという仮説を立てて,
オーストロ・ジャポネシア語族という名前を勝手に立てるくらい意味がない。

145 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/22(土) 20:45:59 0
いろいろありがとうございました。

146 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/23(日) 00:46:18 0
ウラル語族(マジャール、フィン等)は成立しているんでは?


147 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/23(日) 00:48:33 0
>>146
成立してるよ。
ウラル語族・テュルク語族・ツングース語族・モンゴル語族の
それぞれを否定するひとはいないだろうが

後ろ3つをまとめたアルタイ語族・全てを纏めたウラルアルタイ語族は成立しない。

148 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/23(日) 00:52:21 0
アルタイ語族は成立しないって結論が出てるの?

149 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/23(日) 00:54:47 0
現在のアルタイ語学では、今までの歴史言語学の手法では
同系性を完全に証明できないと考えられてる。

150 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/23(日) 00:57:55 0
>>148
アルタイ語族もウラルアルタイ語族も成立しないという結論は出ていないけど,
通常こういう場合は成立しないものとする。

そうしないと印欧・ウラル語族は成立しないって結論でてるの?とか
日本・ヘブライ語族は成立しないって結論でてるの?とか
日本語はオーストロネシア語族じゃないって結論でてるの?とか
言い始める人がでてきて困るから,
証明できていないものは成立しないものと推定する。

151 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/23(日) 01:02:25 0
で、ウラル語族とアルタイ諸語の動詞活用はどうなってるんだ?

152 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/23(日) 01:08:29 0
>>151
ここに書ききれるようなものじゃないから自分で調べてくれ。

まあ日本語の動詞・助動詞の類が全部一段活用になったような世界。

153 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/23(日) 11:20:50 0
>>128-129
いやあ、力作発言ですね。
あたなの説をまとめると「見ろ」「見れ」と言うときには
語尾にアクセントが来ないって事ですか。
これだと、にわかには賛成できないです。

文章・文字でアクセントを具体的に説明するのは難しいんだが…
救急車のピーボーピーポーって音がある。
ピーが高周波でポーが低周波でアクセントとは違うんだが
強調って意味で使います。
「見れ」の場合、ピーが「見」で、ポーが「れ」だと言いたいわけですか。
でも、これじゃおかしい、明らかに。

語頭にR音が立つ場合には、或いは語中語尾でも語頭と同じような
アクセント、強調が来ると、ウラルアルタイ語族の場合は、横訛りする。
だから近畿地方だけは語尾がR音じゃなく、Y音に横訛りした。
こう考えるのが合理的だ。

言葉は言葉だけ風に乗って、黄砂みたいに伝播していくんじゃない。
人間を媒体にして、人間と共に言葉は伝播していく。
だから人種が変われば、発音も当然変わるし、変わらなきゃおかしい。
縄文人と弥生人というテーマは考古学・歴史学や人類学で大きなテーマだ。
言葉の問題を扱う時に、これを抜きにして語るのは片落ちです。

154 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/23(日) 11:25:56 0
>>130
甲乙のこんな面白いテーマを、簡単に結論付けちゃもったいない。
もう少し考えてからにします。

155 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/23(日) 12:12:10 0
>>153
お前の言ってる意味が分からないし、お前は俺の書き込みを何も理解していないようだ。

アクセントとラ行音と命令形語尾には何の関係もない。
>「見ろ」「見れ」と言うときには語尾にアクセントが来ないって事ですか。
こんなことも俺は言っていない。ていうか意味が分からない。

とにかく、日本語のアクセントの祖形では、「見る」の命令形「ミヨ」のアクセントは「昇低」だと考えられる。
君の説だと、ミロのロがアクセントが高だったためにヨに変わったということだから、
ヨの部分のアクセントは高でなければおかしい。しかし実際には低だ。この時点で君の説は破綻する。
語中でラ行音を含む名詞などにも、ラ行音の部分のアクセントが高であるものが普通にあるのも君の説ではおかしい。
君の説なら、日本語でラ行音を含む語は、ラ行音の部分は全てアクセントが低でなければならない。
ちなみに現代京都のミーでも、アクセントは高低だ。一方東京式アクセントのところでもアクセントの基本は高低だ。
東北地方では低高になる方言もあるが、このような方言では原型の核の次の母音によって
核の位置の後退が起きたことが明らか。明らかに後で起きた二次変化。
アクセントの変化が起きている地域と命令形でレ語尾を取る地域も一致しない。

156 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/23(日) 12:19:25 0
文章でアクセントを説明できないあたり,
言語学を何もわかっていないんだろうな。

東京の「見ろ」「食べろ」はHL,LHLだし,
高知県西部(東京アクセント地域)の若年層が,
命令形として「見れ」・「食べれ」を使うがアクセントはHL,LHL


157 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/23(日) 12:27:34 0
あと、そもそも「ウラルアルタイ語族」なんてものは否定されている。
ウラル語族というのは系統的繋がりが明らかなんだが、
アルタイ諸語は、何となく似ている特徴を共有するものの、
もし同一祖語から発展したのなら当然見られるはずの基礎語彙の音韻対応が何にも見られない。
だからアルタイ諸語をアルタイ語族という語族とする見方は認められていないし、
アルタイ諸語とウラル語族が語族を形成するというのはなおさら認められない。

そもそも、アルタイ諸語が共有すると言われる特徴は、
*母音調和が発達していること
*膠着語であること
*基本の語順がSOVであること
*語頭にRが立たないこと
だが、これらの一つ一つはそんなに目立った特徴とも思えない。
母音調和は舌の位置をなるべく変えたくないという自然な欲求に基づくもので、
ウラル語族、アルタイ諸語以外にも北米、アフリカ、インド、オーストラリアなどの言語にもある。
膠着語だって別に珍しい言語のパターンではなく典型的な種類の一つだし、
SOVが基本の言語の種類は全体の50%を占める。
語頭にRが立たないことだって、単純に発音しにくいと感じられやすいという理由による可能性がある。
例えば語中にHが立たない言語はかなり多いが、それと同じことかもしれない。
それにこういう特徴は全然系統関係がなくても地理的に近接していれば後から共有することもある。

158 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/23(日) 12:32:31 0
語頭にrが立たないなんて,
アルメニア語やギリシャ語にも見られるし
スペイン語にはrとrr(弾きと震え)の2種類のrがあるが
語頭には弾き音は立たないなんていう現象もある。

普遍的な現象だろうな。

159 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/23(日) 12:34:02 0
アルタイ諸語はかなり古い時代に分岐した可能性もあるんじゃないか?
あと、「基礎語彙」という概念もあやしいものだと思う。

160 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/23(日) 12:34:53 0
>>156
まあ、こっちがちゃんと高低で説明してやってんのに、
それをわざわざピーポーとか言ってるあたりでもう失笑ものなんだが、
言語学というよりも学問的素養がない感じだな。

まああれだ、縄文人がどうの弥生人がどうのっていうのを言語に持ち込もうとするのは
ど素人を中心にしてよく見られる話だが、そもそも縄文人だの弥生人だのが
一体どういう民族でどういう言語を話していたのかが全く何も分かっていないのに
勝手にこういう言語だったと仮定して何かいうのは無理だよ。
考古学や人類学でどういう形質の人々だったか考察することはできても、
言語学で音韻対応がどうとかアクセントがどうとか具体的に言える段階ではない。
東西方言の違いを安易に縄文人だの弥生人だのに押し付けようとするな。
津軽方言から与那国方言まで、日本語族は基層言語とかを特に仮定しなくても大体説明できる。
基層言語とか言い出すのは、よほど説明に詰まってどうしようもなくなったというのを自分で表明してるようなもんだ。

161 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/23(日) 12:44:08 0
>>158
そう、そういう普遍的な現象だと思うよ。
語頭にR音が立たないからって、わざわざ無理に同系と結びつけることもない。

>>159
その可能性は否定できないが、そうするとわざわざ一緒に括る必要もあまりなくなるな。
「基礎語彙」という概念がアルタイ諸語で特に成り立たないとも思わない。
例えばスワデシュは「基礎語彙」の消失速度から分岐年代を算定しようとした。
分岐年代の推定の部分はかなり議論があるが、少なくとも「基礎語彙」の消失速度ということから見ると、
日本語だって英語やフランス語とほぼ同じ速度だということが分かっている。
アルタイ諸語には「基礎語彙」という概念が成り立たず、基本的な語彙でも簡単に失われてしまうのだというのは
あまりにご都合的な苦しい説明だと思うな。少なくとも日本語には当てはまらない。
基礎語彙がまるで違うというのは、やはり言語的にかなり遠く離れていることの証明だろう。

スレタイに戻れば、アルタイ諸語と日本語の動詞活用に同系性を見出すのは無理だろうな。
動詞活用で日本語と比較できるのは琉球諸語だけだろう。琉球諸語の動詞活用はかなり興味深い。

162 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/23(日) 13:00:32 0
>>160
>ピーポー
アクセント論の知識の無い人間には,
自らのアクセントを言葉で説明すること自体,我々が想像する以上に難しい事だから,
「見れ→」みたいな奇怪な表記をしなかっただけ評価してあげようよ。

163 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/23(日) 13:11:30 0
>>161
>基本的な語彙でも簡単に失われてしまうのだというのは

そんな意味で言っているのではないのだが。そもそも基礎語彙という概念からしてあやしい。

164 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/23(日) 13:22:37 0
同系性が証明されない事が分かってるから、
それを無理にでも証明しようとして
ノストラ説に走ってるのが一部のアルタイ語学w

165 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/23(日) 13:32:50 0
それはそれで、同じ穴のムジナで、>>157にもかなり強引なごじつけがあると思うのだが。


166 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/23(日) 14:01:26 0
言葉は季節風や貿易風じゃない。
言葉を伝える媒体は人間だろ。
人種が変われば、同じ単語でも発音が変わるだろ。
こんな簡単なことがなぜわからないんだ。
わかろうとしてないんだろがw
これがわからんようじゃ、話にならないw

167 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/23(日) 14:18:25 0
確かに異なる言語を話す別民族が同化されるときに発音が元の言語に影響を受けるという現象もあるが、
音の違いをすぐに人種の違いに帰そうとするのはトンデモだよ。それこそ話にならない。
第一、東京方言と京都方言の間に大規模で規則的な/j/と/r/の対応が見られるとでもいうならともかく、
一段活用命令形語尾という極めて限られた部分だけじゃないか。
一体どうやって人種だの民族だのと結び付けるんだ。
散々言ってる「横訛り」とかいうやつの他の事例だって出てきやしない。

日本語に本来ある語中のラ行音は極めて安定性が高くて、
あんなに激しい音変化を被っている琉球諸語でも語中のラ行音はかなり安定だ。
ザ行音やダ行音がラ行音として発音されて本来のラ行音と混同されたり、
語頭でのザ行音、ダ行音、ラ行音(いずれも借用によるもの)が互いに混同されたりする現象はあるけどね。

168 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/23(日) 14:25:33 0
それは日本語に限った話じゃないだろ。日本人の統一民族性の論拠にはならん。

169 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/23(日) 14:36:21 0
>>168
>日本人の統一民族性
こんな主張だれかしたっけ?

170 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/23(日) 14:43:16 0
アクセントが高いから語頭扱いがどうのこうのってのが、そもそも何にも分かってない意見だな。
出発点からめちゃくちゃだからどうしようもない。
ピーポーとか言ってる奴がアクセントと絡ませて東西対立を語ろうなんて無謀すぎる。
せめて日本語のアクセントについて勉強して、自分の発音ぐらいまともに記述できるようになってからなんか言えよ。

あと、ミロとミヨの対立が、/j/と/r/の対立として扱えるかどうかも怪しいと思う。
ミヨはミロの子音交替形じゃなくて、ミにヨが付いたものだろう。
古くはヨが付かない形もあるわけだし、アクセントから見てもヨの部分は低で一定だ。
意味的には呼びかけなどの終助詞のヨと同じとみたいところだが、
命令形語尾は乙類で終助詞は甲類だから違うだろうな。
東国方言のロもよく分からないが、これも独立した要素で、母音が合ってるのは偶然じゃないだろうか。

171 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/23(日) 16:07:23 0
ミロvsミヨ

ラ行子音がヤ行子音と交代するのは
フランス語や朝鮮語などにおいて頻繁に見られる現象だ。
両班リョウハン/liang-banの朝鮮読みがyangbanとか
Williamのフランス語読みがGuillaumeギヨーム。
中国語のLで始まる漢字音が日本語ではrで代用されてる。
中国語で元々liと発音されてたものが北京から東北部にかけて
rと変化し、這裡zhe-liが這兒zherとなっている。

172 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/23(日) 16:27:24 0
>>171
朝鮮語で語頭のrを回避するためにヤ行音に変化するのと,
フランス語やスペイン語で硬口蓋側面接近音がヤ行音に変化するのを
同列で語るのはいかがなものか・・

それと,フランス語の場合llは全てヤ行音に変化してるし,
朝鮮語の語頭のrも規則的にヤ行に変化してるんだから
子音の交代ととらえるのはそもそも間違い。

173 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/23(日) 16:36:09 0
>>171
でも日本語にはラ行音とヤ行音の交替や対応など見られないだろ。
日本語には元々語中しかラ行音がなく、そのラ行音はどの方言でも安定してる。
東日本方言のラ行が西日本方言のヤ行に対応するというような事実はない。

フランス語では/l/の一部が/j/になっているが、これは軟口蓋歯茎側面接近音(dark L)を経たものだろう。
オランダ語では、英語のdark Lに相当する部分がuになっている(英oldで蘭oud、英saltで蘭zautなど)し、
ポーランド語のŁは、スラヴ祖語のdark Lにあたるwを表すのに用いられる。

朝鮮語の分析も適切ではない。朝鮮語では/r/は語頭に立たないが、漢字音や外来語では/n/と交替する。
例えば「乱」は語頭で/nan/、語中で/ran/だ。老人はlやrで始まる英語由来の外来語もnで発音する。
近世朝鮮語で/i/または/j/の直前では、さらに/n/が脱落する変化が起きたため、
/ljaŋ/と/njaŋ/の交替だったのが/ljaŋ/と/jaŋ/の交替になった。
つまり/r/の直後に/i/か/j/が来る場合は、/r/と/Ø/(ゼロ)の交替になっているというのが正しい。
最後の3行は流音の中の交替でこの問題とは関係ないな。

174 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/23(日) 16:42:54 0
あー、>>173の下から3行目は朝鮮語内部の話としてなら
>/rjaŋ/と/njaŋ/の交替だったのが/rjaŋ/と/jaŋ/の交替になった。
にするべきだったな。
とにかく、朝鮮語で/r/が語頭で交替する相手は/n/であって/j/ではない。

そもそも、たった一つしか例がないものに対して音韻対応を持ち出すのがおかしいんだよ。
断定の助詞が東日本で/da/、西日本で/ja/だからって/d/と/j/の対応とか言い出したりするようなもんだ。

175 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/23(日) 17:27:12 0
断定の膠着語尾(助動詞ともいう)「だ」の古い形は
「ぢゃdya」で拗音が苦手な関東方言で「だ/da/」、
子音より母音が優勢な西日本で「や/ja/」となった。

「陽ヤウ(北京語でyang)」の基督教紀元前の発音は
dyangと推定されている。形声音符「昜」を持つ
「暢、腸チャウ」などがtyangという音を持つからだ。

176 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/23(日) 17:33:20 0

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177 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/23(日) 17:39:51 0
>>175
東日本や山陰の「だ」は「ぢゃ」を経ていないというのが通説だが。

「であ」→「だ」(東日本)

「であ」→「ぢゃ」(西日本)→「や」(近畿)

だから,東日本の「だ」は「ぢゃ」を経ていない。

178 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/23(日) 18:19:47 0
東日本にも「ぢゃ」はあった。

東海道中膝栗毛
北八の台詞
「ヱヽおめへも、詞咎をするもんだ。それ“じやア”日の短い時にやア、
たばこをのまずにゐにやアならねへ」
“”は引用者が附した。

179 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/23(日) 18:33:23 0
あったというかその「では」から変化した「じゃ」は今でも存在するだろ。

「それじゃ日の短い時には」っていうのを「それだ日の短い時には」
「じゃ,またね」っていうのを「それだまたね」
って東京では言うのか?言わないよな。

180 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/23(日) 18:48:35 0
>>177-179
経路としては>>177でいいよ。
それはともかく、「だ」と「ぢゃ」の対応をもって/d/と/dj/の対応とか言わないわけだ。
音韻変化ではなく形態変化だからな。
音韻変化の結果として生じた違いなら、例えば高知方言の/di/と/du/に東京方言では/zi/と/zu/が対応するとか言える。
命令形語尾の違いは音韻変化の結果生じたものではない。
東日本のラ行音に西日本のヤ行音が対応する例が他にない。あると思うなら挙げてみろ。

181 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/23(日) 18:50:31 0
>>178
>>177=179だけど自分は音韻対応があるなんて主張してないのでマカセタ!

182 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/23(日) 18:59:10 0
「では」は安土桃山〜江戸初期には「dea」と発音されていた。
能狂言の台本に「今日は」と書いてあれば
コンニッタと発音するのが伝統だ。
「は」がwaではなく「あa」と発音されてた証拠。

183 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/23(日) 19:18:40 0
なんとなしに諸方言の動詞の活用を並べてみた。
まあ母音が融合していたりしていなかったりと統一感がなく、活用があやしいものもあるが。
方言からだとあまりさかのぼれそうにないな。

書く
       否定     連用  終止   連体     仮定    命令  接続   意思    推量
東京    かかない   かき   かく    かく    かけば   かけ   かいて  かこー   かくだろー
秋田    かがねぁ   かぎ   かぐ    かぐ    かげンば かげ   けぁで  かぐ    かぐンべ 
茨城    かがねー  かぎ   かぐ    かぐ    かげば  かげ   かいで  かぐっぺ  かぐだっぺ
西関東   かかねー  かき   かく    かく     かきゃ  かけ   かいて  かくべー  かくだんべー
八丈    かきんなか かき   かく    かこ    かかば  かけ   かって  いこごん  かくのーわ
諏訪    かかん    かき   かく    かく     かけば  かけ   かいて  かかず   かくずら
遠州    かかん    かき   かく    かく     かけば  かけ   かいて  かかまい  かくだらー
名古屋   かかん    かき   かく    かく     かけば  かけ   かいて  かこまい  かくやろ
京都    かかん    かき   かく    かく     かけば  かけ   かいて  かこ     かくやろ
広島    かかん    かき   かく    かく     かきゃー かけ   かいて  かこー   かくじゃろ  
奄美北部 かかん    かき   かきゅり  かきゅん かきゅば かきぅ   かち    かこー   (知らん)
沖縄南部 かかん    かち   かちゅん かちゅる  かけー  かき   かち    かか    かから
宮古    かかん    かき゚  かき゚    かき゚   (知らん)   かき   (知らん) かか    かき゚ぱず

184 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/23(日) 20:24:47 0
終止形、未然形、音便形、連用形に相当する形の各方言の形(現代日本語方言大辞典より)
]はアクセントの下がり目
「書く」において
      終止形  未然形    音便形  連用形
札幌   カ]ク   カカ]ナイ   カ]イタ   カキマ]ス
            カカナ]イ
礼文   カ]グ   カガネァ]   カエ]ダ  カギマ]シ
青森   カ]グ   カガネァ]   カエ]ダ  カギマ]シ
八戸   カ]グ   カガネァ]   ケァ]ダ  カギアン]ス
岩手   カ]グ   カガネァ]   カエ]ダ  カ]ギアンス
安代   カ]グ   カガネァ]   ケァ]ダ  カ]ギアンス
宮城   カグ    カガネァ   カエダ   カギナカ゜ラ(書きながら)
秋田   カ]グ   カガネァ]   カエ]ダ  カギハンジメル(書き始める)
山形   カグ    カガネァ   カエダ   カギナカ゜ラ(書きながら)
福島   カグ    カガネァ   カイダ   カギマス
会津   カグ    カガネァー  ケァーダ カギマス
茨城   カク    カカネァー  カエタ   カキマス
            カガネァー  カエダ   カギマス
栃木   カク    カガネー   カイタ   カギマス
群馬   カ]ク   カカ]ネー   カ]イタ  カキテ]ー(書きたい)
埼玉   カ]ク   カカ]ネー   カ]イタ  カキナ]ガラ(書きながら)
                    カイ]タ
千葉   カ]グ   カガ]ネァー カ]イダ  カギマ]ス
袖ヶ浦  カウ   カーネー   ケァータ ケァーテァー(書きたい)
東京   カ]ク   カカ]ナイ   カ]イタ   カキマ]ス

185 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/23(日) 20:25:18 0
奥多摩  カ]ク   カカ]ナイ   カ]イタ   カキマ]ス
八丈   カコワ  カキンナカ  カカラ   カイタソワ
神奈川  カ]ク   カカ]ネー  ケ]ータ  カキマ]ス
新潟   カ]ク   カカ]ン    カ]イタ   カキマ]ス
佐渡   カク    カ]カン    カ]イタ   カキマス
富山   カ]ク   カカ]ン    カイ]タ   カキナガラ
五箇山  カク    カカ]ン    カ]イタ   カキダ]ス(書き出す)
石川   カク    カカン    カイタ   カキマ]ス
福井   カク    カカン    カイタ   カキマス
長野   カ]ク   カカネ]ー  カ]エタ  カ]キヤス
                    ケ]ータ
秋山   カ]コ   カカネァ]   ケァー]タ カケテァ]
岐阜   カ]ク   カカ]ン    ケァ]ータ カキマ]ス
静岡   カ]ク   カカネ]ー  カ]イタ   カキマ]ス
愛知   カ]ク   カカ]ン    ケァ]ータ カキマスル
三重   ]カク   ]カカン    ]カイタ   ]カキマス
滋賀   カ]ク   カカ]ン    ケァ]ータ カキヤー]ル
京都   ]カク   ]カカヘン  ]カイ]タ  ]カキマス
            ]カカン
大阪   ]カク   ]カケヘン  ]カイタ   ]カキマス
            ]カカン
岸和田  ]カク   ]カキャ]ヒン ]カイタ]  ]カキマス
            ]カカン
兵庫   ]カク   ]カカヘン   ]カイタ   ]カキマス
            ]カカン
奈良   ]カク   ]カカン    ]カイタ   ]カキマス
十津川  カ]ク   カカ]ン    カ]ータ  カキタ]ー(書きたい)
和歌山  ]カク   カ]カン    ]カイタ  ]カキマス
鳥取   カ]ク   カ]キャーセン カ]イタ  カキマス
            カカ]ン

186 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/23(日) 20:26:00 0
島根   カ]ク   カカ]ン    カ]エタ  カキマ]シ
            カ]キャシェン
            カ]カシェン
岡山   カ]ク   カカ]ン    ケァ]ータ カキマ]ス
広島   カ]ク   カカ]ン    カ]ータ  カキマ]ス
油木   カ]ク   カカ]ン    ケァ]ータ カキマ]ス
山口   カ]ク   カカ]ン    カ]イタ   カ]キマス
徳島   ]カク   ]カカン    ]カイタ   ]カキマス
            カ]カン
香川   ]カク   カカン     カ]イタ  ]カキマス
愛媛   ]カク   カカン     ]カイタ  ]カキマス
大洲   カク    カカン     カイタ   カキマス
福岡   カ]ク   カカ]ン    カ]イタ   カキマ]ス
佐賀   カク    カカ]ン    カ]イタ   カキマス
長崎   カク]   カカン]    カイタ]   カキマス]
福江   カッ    カカン]    カータ   カキマス
                    カイタ
熊本   カク]   カカン]    キャータ] カキオル]
大分   カ]ク   カカ]ン    ケ]ータ  カキマ]ス
宮崎   カク    カカン     ケタ    カキヨル(書いている)
鹿児島  カッ]   カカン]     ケタ]    カッモス]
甑     カク]   カカン]    キャータ]  カキモス]
名瀬   カキュ]ン カカ]ン    カシャ    カキグル]シャ(書きにくい)
沖縄   ]ハクン  ハカン    ハチャン  ハキーブシェン(書きたい)
平良   カキゥ  カカン     カキゥタイゥ カキウイゥ(書いている)
池間   カフ'   カカン     カフ'タイ   カキー(書いて)
長浜   カフ'   カカン     カフ'タル   カキウル(書いている)
多良間  カキゥ  カカン     カキゥタル  カキーブル(書いている)
鳩間   ]カクン  カカ]ヌ    カク]タン  ]カキティ

187 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/23(日) 20:42:07 0
.

188 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/24(月) 00:03:34 0
>>161
じゃあ、なんで印欧語では広い範囲で数詞が“基礎語彙”であり続けられたのに対して、
極東方面のいろいろな語派語群では数詞がそうではなかったのか、説明できる?
チベット語では8世紀頃の支那語の語彙に完全にとって代われているし、日本語・タイ語も
ほぼ同じ時代の支那語の語彙にとって代われて固有語は痕跡程度。
クメール語は何故か二桁の数字の読み方だけ支那語の借用。
スンダ列島のマレー語は固有語とインド方面からの印欧語の借用とのゴチャ混ぜ。
おなじマレー語派でもタガログ語やチャモロ語は印欧語のおそらくはスペイン語からの借用に
とって代わられている。
東トルキスタンでは8世紀〜10世紀頃に一旦支那語の数詞にとって代わった後、再度、流入した
別のチュルク系部族のもたらした固有語の数詞に戻っている。
……という具合に、環境も語群・語派もバラバラの言語で数詞が入れ替わってる。

189 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/24(月) 00:19:27 0
>>188
多分「基礎語彙」の中に数詞を入れることがよろしくないんだろうな。
数詞が安定しているというのは普遍的ではないのだろう。
文明に接していない言語では3とか5までしか数詞がないこともある。
数詞をあまり使わない言語もあり、そういう言語では数詞は基礎語彙には入らないのだろう。
普通に「基礎語彙」と言われるなかで、数詞は基礎語彙の資格があるか怪しい。
しかし、例えば「手」「目」「口」「足」「木」「水」「星」「風」「歩く」「飲む」「笑う」「死ぬ」「高い」「寒い」「長い」
のような語彙は基礎語彙と言えるだろう。こういう種類の語彙が全然安定していなかったり
借用語に大きく侵食されている言語があるか?

190 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/24(月) 00:31:19 0
八丈島の動詞と形容詞の活用

行カバ…行けば、行くならば 赤カラバ…赤いならば、赤ければ
行カラ…行った         赤カー…赤かった
行ッテ…行って         赤クテ…赤くて
行キンナカ…行かない    赤クナッキャ…赤くない
行ク…行く。           赤キャ…赤い。
行クノーワ…行くだろう    赤カンノーワ…赤いだろう
行コトキ…行くとき       赤ケトキ…赤いとき
行コンテ…行くから      赤ケンテ…赤いから
行コゴン…行こう
行ケバ…行けば、行ったら  赤カレバ…赤ければ
行ケ…行け

191 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/24(月) 01:31:35 0
>>188 日本語・タイ語もほぼ同じ時代の支那語の語彙にとって代われて固有語は痕跡程度。

・・・日本語の固有数詞は痕跡程度というほどではないと思うが。ヨンとナナは漢語を駆逐している
ほどだし。


192 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/24(月) 01:40:42 0
>>157 もし同一祖語から発展したのなら当然見られるはずの基礎語彙の音韻対応が何にも見られない。

・・・モンゴル語とトルコ語では多少、音韻法則のある基礎語彙があるらしいが。

 人称語は素人でも似ていると思う。

193 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/24(月) 02:32:34 0
人称代名詞はなぁ・・
インドヨーロッパ語族と日本語の間でさえ似てる気がするからな

194 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/24(月) 03:47:51 0
>>188
日本語の場合、和数字の使用頻度が減ったのはつい最近わなけだが
江戸時代までは使い分けで併用だよ
いちのはし First
ひとつばし One

195 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/24(月) 03:51:54 0
>>189
>しかし、例えば「手」「目」「口」「足」「木」「水」「星」「風」「歩く」「飲む」「笑う」「死ぬ」「高い」「寒い」「長い」
>のような語彙は基礎語彙と言えるだろう。こういう種類の語彙が全然安定していなかったり

中国語だな。古典語はもちろん方言間でもばらばら。
高等語彙の方がはるかに同一性見出されてる。

196 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/24(月) 10:33:50 0
>>195
>中国語だな。
何を指して「中国語」と書いてるのか論理不明。
典型的日本人の一人ヨガリ文だな。

197 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/24(月) 13:23:01 0
>>193
どう似ているの?

198 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/24(月) 16:07:26 0
>>92
トートロジーなのは判ってる。
そうじゃなく、なぜ形容詞が用言であることが不思議なのかが判らん。

199 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/24(月) 22:41:27 0
普通に考えれば、満大人語、唐詩、広東語、客家語のようなものの総称だろうに。

200 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/25(火) 02:41:50 O
>>183名古屋は「かくやろ」ではなく「かくだろー」だ。

201 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/25(火) 03:00:41 O
仮定形も変だ。名古屋は「かきゃ(あ)」で、京都は「〜ば」の形を用いず専ら「かいたら」を使う。

202 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/25(火) 03:06:54 O
さらに「かこまい」は意思でなく勧誘だ。相手がいなきゃ使えない。

203 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/25(火) 10:22:12 0
>>155
> ヨの部分のアクセントは高でなければおかしい。しかし実際には低だ。この時点で君の説は破綻する。

そうとは限らない。
私が言ってることは「語中であれ語尾であれ、語頭と同じように聞こえたならば、
ウラルアルタイ語族はR音が聞こえなくて、横訛りする」ということ。

例えば、古式ゆかしいはずの宮中歌会始ってのがある。
あそこでの話し方って通常じゃなく、鶏みたいにとにかく伸ばすだろ。
万葉集なんて歌集は、あんな風に気取って読み上げただろう。
だからR音がケツに来ようが、中に来ようが、一音一音だから、
そりゃR音が横訛りするのが当然だろうな、人種が違えば。

そして横訛りする場合は、音のつながりに法則性があるとする説も最近出てる。
そりゃそうだ、当たり前だ。
リエゾンして母音の数が多い人には、無い母音が聞こえたんだろう。

まず近畿地方の命令形が「Y音、よ」でそれ以外が「R音、れ・ろ」だと言うことが重要だ。
さらに語尾に甲乙があるなんて、言葉好きには宝の山だなw
まあ、古代の日本には語頭は勿論、語中・語尾にもR音がバリバリ立っていたと思う。

204 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/25(火) 10:55:34 0
>>203
いやあ、ほんとメチャメチャで意味のない説だな。「説」というのもおこがましい。
君の言い方だと、「横訛り」はアクセントに関係なくゆっくり読んだりすれば多発するんだろ?
なら、その例が「一段活用の命令形語尾」というたった一つの環境にしか起きない理由はなんだ?
例えばラ行四段活用は東日本も西日本も同じ活用だ。

四段落目はまるっきり意味不明だな。何を言ってるんだ?君の妄想か?
横訛りやらリエゾンやら、言葉の使い方がいい加減すぎて反論しようにも何を言ってるか分からないよ。

たった一つしか例がない音の違いに人種を持ち出すなんて全く馬鹿げてるね。
東日本が「だ」で西日本が「じゃ」「や」なのは人種の違いのせいだと言ってるのと変わらない。

最後の段落もメチャメチャだな。甲乙の違いがあるのは語尾だけじゃなくて語頭でも普通にあるし。
語中・語尾には古代どころか現代のどの方言にもラ行音はバリバリ立っているんだが、
一体君はどこの日本語を見ているのか?

あまりにもレベルが低くて議論に値しないから、まずはオカルト板にでも行ってやってろよ。

205 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/25(火) 11:00:58 0
>語中・語尾には古代どころか現代のどの方言にもラ行音はバリバリ立っているんだが

これは修辞的に誤ってると思。

206 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/25(火) 11:57:40 0
ああなんか文章がおかしくなったが察してくれ。
少なくとも、語中にラ行音が立つのは古代語に限ったことじゃないだろ。
>>203のレスだって当然語中・語尾にR音がバリバリ立っている。

とにかく、「R音がY音に横訛りした」という例を「一段活用命令形語尾」という
たった一つの例しか出すことができないのに、それで人種とか言ってるんだから呆れるな。
例えばなぜ「取れ」は「トイェ」にならなかった?「黒」はなぜ「クヨ」ではない?

音韻の変化じゃなくて違う形態が現れてるだけだろ。

207 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/25(火) 12:10:51 0
「問へ」の実際の発音が「トイェ」だった。
つまり1個しかないトイレがoccupiedだったのと同じだ。
話し言葉はなるべく同音を侵略しないように使うのが原則。

他にも「返へす」の実際の発音が「カイェス」だった。
「耕す」を「たがやす」とヤ行音を入れて発音するのがその名残り。

208 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/25(火) 12:45:15 0
가라(伽羅)=가야(伽倻)
古代国家のカラとカヤ

209 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/25(火) 14:12:35 O
>>207
なんで中世の発音を基準にしてるんだよ。
上代ならカフェスのような発音だろうが。
ヤ行下二段活用の未然形や連用形に現れるイェを例に出すならともかく。

210 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/25(火) 14:40:05 0
> 上代ならカフェスのような発音だろうが。

いや違う。上代ならkapesuのような発音だ。
卑弥呼もfimikoではなくpimiko又はpeimiekoだ。

211 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/25(火) 15:17:02 0
>>210
恐らく奈良時代には少なくとも語中ではファ行音になっていたと思う。直接的な証拠はないが。
もちろんその前はパ行音だったから、トペ、カペスに遡るが。

で、>>203の言い方だと、語中だろうがゆっくり読めばラ行音は好き勝手にヤ行音に変わることになるが、
そんな事実はない。万葉集では現代語と全く同じように語中にラ行音が立ちまくっている。
そもそも日本語でラ行音とヤ行音が対応する例がない。
日本語のヤ行音がラ行音から変化したものと思われる証拠もないし、周辺言語にもない。
朝鮮語でラ行音と交替するのはナ行音だし、アルタイ諸語に含まれるトルコ語のヤ行音はダ行音から変化したもの。
日本語の方言を見ても、ヤ行音がダ行音になっている与那国方言、ワ行音がバ行音になっている南琉球方言、
語頭でザ行、ダ行、ラ行が混乱する各地の方言などはあるが、語中でヤ行とラ行が混同する方言など何処にもない。

212 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/25(火) 15:40:06 0
「見やんといて頂戴」
//melodyparty.blog.eonet.jp/melopa/cat3415027/index.html
「飯食ってる人は見やんとき」
//detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1110985586?fr=rcmd_chie_detail
「見やん」という発音はここ数年で台頭して来ている発音。
「見やん」に先行するものは「見らん」である。
「『慶良間見しが睫毛見らん』 (けらまーみぃしが まちげーみぃらん)」
//blog.goo.ne.jp/eyetech_tebichi/e/1f6678bac226e2e37ef74ed84a299202
食べらん→食べやん
//www.bungo.or.jp/ueno/profile/omoide/omoide1.htm

一段活用を関西ではしばしば五段活用として喋る。

213 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/25(火) 16:13:20 0
九州ならともかく、近畿で一段活用が五段活用化するのはかなり辺境じゃないか?

214 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/25(火) 16:56:12 0
>>212
「見はせぬ」からの変化で説明するのが一般的じゃないか?

仮にこれが「見らん」からの変化だとしても,この方言では
ACミランやハロルド・マクミラン,ピコ・デラ・ミランドラは
ACミヤン,ハロルド・マクミヤン,ピコ・デラ・ミヤンドラにはならないし,
「見る,見れば」は「見ゆ,見えば」にはならないだろ。

215 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/25(火) 19:24:43 0
何、その「ハロルド・マクミラン」というんは?
知らんがな。

見はせぬ→見やせん・・・これは老人語(死語)の部類。
岡山あたりに残ってそう。

「見れば」なんちゅうのは関西人にしたら文語、書き言葉。
関西の口語体では「見たら」やがな、あんさん。

「食べやんせ」は「食べりゃんせ」のrが
擦り減った発音やないかいな。

216 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/25(火) 19:39:04 0
>>215
ハロルド・マクミランとかって、単に「ミラン」っていう音の並びが入ってるから挙げただけだろ多分。

例えば関東でも「見やしない」というだろ。
それと同じ「見やせん」から「見やへん」を経た変化じゃないの。
ラ行は関わってないだろ。

近畿では「仮定形-ば」を使わず、「連用形(音便形)-たら」を用いるのは様々な調査の通り。

まあほんと、音韻変化と形態変化をごちゃごちゃに扱わないでくれよな。頼むよ。

217 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/25(火) 22:30:44 0
>>215,216
見ればの件は失礼しました。
でも見たらの「ら」は「や」に変化しないと・・・

>>215
「食べやんせ」についてだが,
想像するに,連用形+やんせで説明でき,
場合によっては(方言によっては)やんせの直前のイ段と融合して,
 行きやんせ → 行きゃんせ
 しやんせ → しゃんせ
といった変化をおこす。
ではないか?
わざわざ「りゃんせ」からのr脱落なんて想定する必要はない。

単にrが脱落した現象であれば,なさります→なさいます が有る。
(というか>>215はラ行がヤ行に変化した事例を出そうとしてるんだから,
仮に「やんせ」が「りゃんせ」からの変化だとしても不適切だし,
「なさります」だって例にはならんのだがな。)

218 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/25(火) 23:20:47 0
「見やん」の「や」は、「ん」が一段動詞で新しく「や」を挟んで、
「れる、られる」と同じパターンになったということだろうね。
形態素はaNと抜き出せるわけで、つまりYは介在子音なのかもしれない。

これは結構面白い話で、日本語で古くは介在子音起源と思われる表現において
介在のコマとして選択される子音というのは
かなり限られている。最大に見積もってもR、Y、Sこの3つしかない。
Sは置いておいて、YとRが択一的に使われる場面はどうもあるらしい。
大野晋説は、命令形のyöとröを、介在子音で説明していた気がするが。

YとRの競合といえば、「ゆ、らゆ」「る、らる」があるが
(これまで散々出てきて、この中2でも知っている助動詞が出て来ないのには驚いたw)
この場合、介在子音はRだけというのが玉に傷ではある。

219 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/26(水) 00:23:49 0
>>218
>「見やん」の「や」は、「ん」が一段動詞で新しく「や」を挟んで、
>「れる、られる」と同じパターンになったということだろうね。
例えばアクセントなんかは,それで説明できるの?

>YとRの競合といえば、「ゆ、らゆ」「る、らる」があるが
これって「ゆ・らゆ」から「る・らる」に変化してるよね。

220 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/26(水) 00:31:31 0
>>217
'>>215-216'

221 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/26(水) 00:35:03 0
>>219
アクセントこそ、これじゃないと説明できないよ>「やん」
「やん」のアクセントは「ん」と全く同じで、
未然形の王道「助動詞込みのモーラ数で型別に従う」というもの。
他方、「へん」系の表現は、母音はさまざまでも
アクセントでは、「〜はせぬ」以来の連用形を徹頭徹尾崩さないので、
「やん」とは無関係であると分かる。

222 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/26(水) 00:42:07 0
>>220みたいな書き込みって時々みるけどなにこれ・・

>>221
具体的にはどういう形式になるの?

223 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/26(水) 11:24:19 0
>>204
> 君の言い方だと、「横訛り」はアクセントに関係なくゆっくり読んだりすれば多発するんだろ?
>なら、その例が「一段活用の命令形語尾」というたった一つの環境にしか起きない理由はなんだ?

古語辞典みると、「ら」行の言葉が極端に少ない。
本居宣長などにいたっては
「日本語古語にはラ行で始まる言葉はないはずだ」とも言ってるそうだ。
R音は

> たった一つしか例がない音の違いに人種を持ち出すなんて全く馬鹿げてるね。

たった一つの例と言うが、>>83などで、あれだけ大量の例を挙げてる。

> 東日本が「だ」で西日本が「じゃ」「や」なのは人種の違いのせいだと言ってるのと変わらない。

「だ、じゃ」の起源は、安直に決めつけしてよいのかな?
まだわからない、言葉をもっと丁寧に扱おうよ。

> 語中・語尾には古代どころか現代のどの方言にもラ行音はバリバリ立っているんだが、

正確に言うと、近畿地方から遠い地方だ。
そして甲乙が乱れてるのは、近畿地方から遠い地域だ。


コメントの数が多すぎて読み切れないな。

224 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/26(水) 13:53:48 0
方言詩
www.osaka-kyoiku.ac.jp/~kokugo/nonami/2006gairon/2006_hougensi.html
>「エッッ、自分だんじりも知やんのけ??」
>「そんなんで泉州馬鹿にしやんとってや!!!」
大阪には否定の「やん」と軽蔑の「やん」があるが
「しやんとって」は文脈から否定の「やん」に間違いない。

225 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/26(水) 18:57:41 0
漢語とカタカナ外来語以外、ラ行から始まるものってあったっけ?

226 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/26(水) 19:39:37 0
>>223
なんで語頭と語中の話を未だにごっちゃにしてるの?わざと?それともバカ?
ラ行で始まる単語が少ないのはどの方言でも同じ。
そして語中ではラ行が自由に立つのもどの方言でも同じ。
本来の和語にラ行で始まる語がないのは本居宣長を持ち出すまでもなく常識。

>>83は単に一段動詞の命令形のエ段化の例であって何の関係もない。まだ理解できないのか?
「だ」「じゃ」の発生は分権にもしっかり記録があり、「であ」の形の記録もある。
鹿児島には「じゃっ」という形もあり、全て「である」に遡る。

近畿地方でも、例えば>>129にあるように語中にラ行音を持つ語の形は何も変わらないだろ?
甲乙が乱れてるって、少なくとも現代の本土方言に甲乙を残してる方言なんてどこにもないって。
あまりにも不正確でいい加減な知識で書き込むな。いい加減消えろ。

227 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/26(水) 19:57:19 0
とりあえず
*日本語の本来語でラ行音が立たない環境はどういうものか
*古典語にあった9種類の動詞活用と現代語の5種類の動詞活用は何か
*上代特殊仮名遣いとは何か
*方言周圏論とは何か、そしてその適用の限界は
*世界の様々な言語でR音と関わりのある音は何か
*日本語の方言でR音とY音はどのようになっているか
*人種と言語の関係とはどういうものか
*言語学とは何か

このぐらいちゃんと勉強してからまた来い。


228 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/11/26(水) 22:51:59 0
>>222
>>>220みたいな書き込みって時々みるけどなにこれ・・
以前そいつが説明してたんだけど、アンカーの書き方を訂正しているんだってさ。
一言「アンカーはこう書け」と付け加えれば意図も伝わるのに、
誰もそんな意図に気づけない上に「もう一度読み直せよ馬鹿」と解釈されることさえある、そんな現状。

229 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/03(水) 11:08:29 0
逆にいうと、ア行は必ず語頭なんだよね。ア行とラ行は相補関係だな。
考え易い条件は二つ。
一つは、もともとラ行の子音は音素としては認識されていない、母音が並び且つ音節数を維持するための介音。
もう一つは、未知の音があってそれぞれが位置により、ア行(欠落)とラ行の子音に変化した。

飛鳥朝期くらいまで、要は、漢字語彙がまとまって大量に入ってくるまで、日本語は子音が並ぶことを嫌うと
同時に、母音が並ぶことも嫌う傾向があった。
前者で考えると、介音を使わず音節数を減らして解決する方法に移行する時期で、イ段が前にある場合での
音節の短縮でヤ行になり易いと考えると、ヤ行とラ行とが似た条件で発生していることにも説明がつきやすい
だろうよ。


230 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/03(水) 21:48:41 0
はるか昔の日本語で母音連続が少なかったのは、
母音が2つ並んだ場合、容易に音が変化するからではないのかな。

文字が無かったころ、母音の連続箇所は単一の母音などにすぐ変化してしまい不安定で残らなかった。
文字でつづりが記録されるようになると、発音が安定して母音連続も多くなってきた、と。

231 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/03(水) 22:17:55 0
>>229
多少面白い説ではあるが、ラ行音は様々な品詞に自由に立っているので全てを介音として説明するのは苦しい。
また、未知の音が語頭で脱落、語中でラ行にというのもちょっとそういう音が想定しづらいし、
相補分布しているとは言っても、語頭と語中で違う音素が相補分布している例は結構ある。
例えば英語のhは音節頭にしか立たず、ngは音節末にしか立たないが、同じ音素とみなすのはおかしい。

最後の三行が何を言っているかよく分からん。
「ヤ行とラ行とが似た条件で発生していること」に説明がつきやすいというが、
そもそもそんな事実があるのか?

>>230
上代特殊仮名遣いでのイ段乙類、エ段甲類、エ段乙類、オ段甲類は母音融合から発生したもので
本来はア段、イ段甲類、ウ段、オ段乙類の4母音体系だったという大野説は有名。
母音体系としても内的再構から考えてもこれはもっともらしい説だと思う。
恐らく記録時代よりそう遠くない時代に連母音が融合して母音が増えるとともに母音連続が許されなくなったんだろう。
文字の影響が関係あるかはよく分からない。連母音が融合している現代方言もかなり多いし。

232 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/03(水) 23:25:37 0
ガザダバも語頭に立たなかったわけで・・・

233 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/03(水) 23:40:41 0
濁音は語が連結した時の音韻変化で生じるものだからかなあ。?
平仮名が作られた際も、アルファベットのように k と g が別の文字っていう認識はなく、
「が」はあくまで「か」の変種みたいな扱いだし。

234 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/03(水) 23:52:29 0
濁音は確かに語の連結で生じた可能性が結構高いが、
二音節語にも結構濁音を含む語があって、
例えば味(あぢ)、鯵(あぢ)、虻(あぶ)、毬(いが)、蛆(うじ)、腕(うで)、
海老(えび)、帯(おび)、鍵(かぎ)、影(かげ)、籠(かご)、数(かず)、風(かぜ)、
舵(かぢ)、門(かど)、株(かぶ)、壁(かべ)、雉(きじ)、傷(きず)、牙(きば)、釘(くぎ)…
などを全て複合語として説明するのは結構難しそうだ。
例えば腕はウ手か、牙はキ歯かとかなんとなくそれっぽいのはなくもないが…

あと動詞活用の絡みでいうと、ガ行四段とバ行五段が存在し、
ザ行四段とダ行四段が存在しないことを上手く説明できるか?

仮名が濁音に別の語形を用意していないことについては、日本語話者の意識の問題と言うより、
仮名の前身の万葉仮名が、仮名が発生する直前の段階で、中国語の濁音の消滅により
清濁の書き分けが混乱していたことが原因じゃないだろうか。
あと日本語の構造の問題として、清濁により対立する語がそれほど多くなく、
かなりの程度は文脈で補えたからとか。

235 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/04(木) 02:04:51 0
>>231 連母音が融合して i2,e1,e2,o1 が出来たと言いながら、本源的重母音は認めようとしないね。
すべて形態素の複合によって生じたとは考えにくい。
琉球語との比較から、原始日本語には本源的重母音も、子音終わり形態素もあったと見られる。
日本列島に存在した基層言語の影響で、短母音のみ・開音節のみに変わってしまったのではないか。
ガリアに広まったラテン語、すなわちフランス語に似ている。

236 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/04(木) 02:27:41 0
>>235
琉球語との比較で「子音終わり形態素もあったと見られる」例って具体的にどんなんよ。

237 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/04(木) 02:56:55 0
>>236 波照間方言には ŋ で終わる語がある。naŋ (名),paŋ (歯・刃),Φumoŋ (雲) など。
これらは原始日本語の名残りだろう。

238 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/04(木) 04:24:32 0
>>237
日本では矢鱈撥ねる音(N)が室町時代に流行したらしい。
その影響かもな。

239 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/04(木) 04:41:00 0
>>237
それはあれだ。助詞「が」がついたときに
nagaをnangaとも発音していて誤ってngが名詞についたんだろ。


240 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/04(木) 04:52:38 0
>>234 あと動詞活用の絡みでいうと、ガ行四段とバ行五段が存在し、
ザ行四段とダ行四段が存在しないことを上手く説明できるか?

・・・ズ、ヅで終わる動詞は思いつかないが。

241 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/04(木) 08:21:56 0
>>235
例を希望。あとわざわざ基層言語を仮定する必要はない気がする。
日本祖語が狭い地域にとどまっていた時代の変化なら特に、ある地域で変化すればそれが日本語圏全体の変化となる。

>>240
だからそう指摘してるじゃん。

242 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/04(木) 16:59:47 0
>>241 >240 だからそう指摘してるじゃん。

・・・どこに?

243 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/04(木) 17:07:32 0
>>242
日本語読めないのか?あとレスアンカー付けてるのにいちいち内容を引用するな。読みにくい。

「ガ行四段とバ行四段が存在し、ザ行四段とダ行四段が存在しないこと」と、
「ズ、ヅで終わる動詞がない」というのは言ってる内容が同じだろうが。
なのになんでお前はあたかも違うことを言っているかのように突っ込んでるんだ。

244 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/05(金) 00:35:38 0
>>231
>また、未知の音が語頭で脱落、語中でラ行にというのもちょっとそういう音が想定しづらいし、

未知ではなく既知の例で、日本語ではないんだが、d なんかがそうだな。


245 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/05(金) 01:27:38 0
撫ず 下二段活用
恥づ 上二段活用

246 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/05(金) 01:58:17 O
>>245
二段活用にはザ行とダ行があるのに、なぜ四段にはないのか。
あとナ行四段とヤ行四段もないな。
ナ行四段は助動詞の「ぬ」と被るので存在できなかったのかもしれないが。

247 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/05(金) 02:14:02 0
無いものはない。
なぜ「死ぬ」の単語が死ぬの意味なのかと問うことくらい無為。

248 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/05(金) 11:15:17 0
>>244
語中でd>rの変化は不思議じゃないし日本語でもそういう変化をしている方言があるが、
それと同時に語頭でdが脱落って何語?

>>247
いや、あってもおかしくないのに欠けているってのは、
過去の状態を知る手がかりになるかもしれないだろ。
例えば基本的な和語でパ行で始まる語が欠けている。パ行音は非常に基本的な音なのに。
ここから、パ行音がかつてあり、他の音に変化したかもしれないという推測が成り立ったりするわけだ。
内的再構には、体系上不自然に欠けている部分というのは結構手がかりになる。

四段活用だと、
カ行四段、サ行四段、タ行四段、ハ行四段、マ行四段、ラ行四段、ガ行四段、バ行四段は存在したが、
ナ行四段、ヤ行四段、ワ行四段、ザ行四段、ダ行四段はない。

249 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/05(金) 11:58:27 0
でもそれがあるのは動詞だけだろ?音韻の変化っていうのは
語頭とか語中とか、アクセントのある位置とか
Iの音の前とかいったように語義に関係なく同じ音環境でおきるわけで、
な、や、わ、ざ、だ行四段活用がないからといって
それが古くは存在した同活用が音変化で別の音になったってのは考えにくいべ。

250 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/05(金) 14:42:16 0
>>249
音韻変化によって欠けたとは考えないが、動詞活用の起源を考える上で何らかの手がかりにならないだろうか。
音韻変化によって説明できないのなら、なおさら何故存在しないのか気になる。
語中でナ行、ヤ行、ワ行、ザ行、ダ行が禁止されるということは何もないのだから。

251 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/05(金) 18:56:14 0
>>248
フィン語(ウラル語群)、オイラト語(モンゴル語群)、スコットランドゲール語(ケルト語群)
小スンダ語(マライ語群)、朝鮮語(孤立系統、但しnまたはlに変化した後)で、語頭のdの脱落が
みられる。

252 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/05(金) 22:38:18 0
>>248
あなやわざだ行4段が無かった理由だが,

わ行はわ行が存在しなかったからという理由で確定。(p→f→w)
あ行は恐らく母音連続禁止によるもの。

そうすると問題は「なやざだ」行に限られるが,
な行は否定の「ぬ」が4段活用していたようだから,これが原因かもしれない。
ざ行は同じく否定の「ず」(無活用)の影響,

原因が思いつかないのはや行だ行か・・



253 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/05(金) 22:59:29 0
>>252
「ざ」と「だ」は近畿の一部の方言で
混同しやすい。
匂いを嗅ぐという意味で
「かだす」「かざす」「かだかう」「かざかう」という。

254 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/05(金) 23:01:28 0
>>253
その現象は時代を遡っていくと減っていく特徴ではないのか?


255 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/05(金) 23:34:46 0
>>252
未然形接続の、いわば「一体型(京阪式アクセントだと動詞と融合してしまう)」助動詞には
「ぬ(「ず」ではない。「ず」<「にす」はアクセント上はまた違う)」のほかに
推量の「む」という御大がいるではないか。
だがマ行四段動詞はあるので、「ぬ」の存在は関係ないと思う。
「ず」は元来「にす」であって、今の京阪式アクセントに至るまで「す」を引き摺っているので
(その意味では現代関西弁の「へん」「ひん」に近いところがある)
動詞の語尾にたいして影響を与えることはさらに考えがたい。

動詞の語尾母音に関しては、今のスレの流れの「消去法」より
自他の組み合わせなどから、半ば屈折化した語尾群を
丹念に解きほぐして探っていくほうが、筋がいいと思う。
日本語の元来の音素とは、あまり関係ないと思うがなあ。

256 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/06(土) 11:38:29 0
>>252
ワ行についてだが、語中のワ行は上代日本語に存在した。
数は少なく、後にハ行転呼による語中のハ行がワ行と合流して、
現在の語中のワ行音の大半は元ハ行になっているが、元からワ行のものもある。
例えば名詞では泡(あわ)、藍(あゐ)、青(あを)、魚(いを)、声(こゑ)、竿(さを)、皺(しわ)、
末(すゑ)、杖(つゑ)、十(とを)、地震(なゐ)、澪(みを)、故(ゆゑ)、鰯(いわし)、鰹(かつを)、
轡(くつわ)、位(くらゐ)、操(みさを)、紅(くれなゐ)のように語中にワ行を元から含んでいた語がある。
動詞ではワ行下二段は存在する。だからワ行が存在しなかったというのを理由にするのには同意できない。
ア行は母音連続禁止によるというのは同意だが。

>>253
そりゃ完全に後世の混同だろ。確かに混同している地域は結構あるが、東北におけるシとスの混同と同じ。
ザ行とダ行の間の混同が(四つ仮名を除いて)全くない方言は現在でも北は下北半島から南は西表島・波照間島まで
日本語圏のほぼ全域に広がっている。

257 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/07(日) 19:48:18 0
関東人は「し」+ない(否定)と言うが、本来なら「せ」。
未然形を連用形と混同してしまっている。
このような例は他にも見られる。
関東弁は、日本語の論理的整然さが大きく劣化、退廃した出来損ないの馬鹿用言語。

258 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/07(日) 20:08:11 0
>>257
お国自慢板へお帰りください。

259 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/07(日) 20:22:56 0
>>257
そもそも「ない」をつけるというのがおかしいというべきだろうが

260 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/07(日) 20:34:55 0
はいはいなふなふ

261 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/07(日) 20:44:00 0
「なふ」と言えば、山梨県西部から静岡県中部にかけての地域にある
否定の「ノー」は、上代東国語の「ナフ」の後裔なのか?
上代東国語の特徴を多く受け継ぐ八丈方言は、
この表現では例えば「書かない」の場合「カキナカ」「カキンナッキャ」というよく分からない表現をしてるが。
否定表現に動詞の連用形(音便形でない原型)を使っているのも珍しい。
未然形に接続しない否定表現としては、他に「書きはせぬ」に由来する「カキャセン」「カキャヘン」「カキャーヘン」や、
そこから変化して仮定形・命令形と同じ形に付くようになった「カケセン」「カケヘン」「カケーヘン」などが
近畿を中心とした地域に見られるが。
五段動詞の否定形が「カカヘン」のような形になるか「カケヘン」のような形になるかは
京都市方言と大阪市方言の重要な対立要素にもなっている。

262 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/07(日) 22:05:21 0
「書く」の琉球語における活用
         否定形 連用形 中止形 接続形   終止形   連体形   仮定形  命令形  禁止形   志向形
東京     カカナイ  カキ   カキ   カイテ   カク     カク     カケバ   カケ   カクナ    カコー
        /kakanai/ /kaki/  /kaki/  /kaite/   /kaku/   /kaku/   /kakeba/ /kake/  /kakuna/  /kakoR/
奄美大島  カカン   カキ   カキ   カチ    カキュリ   カキュン   カキゥバ  カキゥ  カクナ    カコー
北部     /kakaN/  /kaki/  /kaki/  /kaci/   /kakjuri/  /kakjuN/  /kakïba/ /kakï/  /kakuna/  /kakoR
奄美大島  カカム    カキ   カキ   カチ    カキュム   カキュン   カキゥバ  カキゥ  カクナ    カコー
南部     /kakam/  /kaki/  /kaki/  /kaci/   /kakjum/  /kakjuN/  /kakïba/ /kakï/  /kakuna/  /kakoR/
                                カキュリ
                                /kakjur/

263 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/07(日) 22:06:54 0
喜界島    カカー   カチ   カチ   カチ    カチュイ  カチュン   カキバ   カキ    カクナ    カコー
        /kakaR/  /kaci/  /kaci/  /kaci/   /kacjui/  /kacjuN/  /kakiba/  /kaki/  /kakuna/  /kakoR/
徳之島    カカン   カキ   カキ   カチ    カキュリ  カキュン   カチバ   カケゥ   カクナ    カカー
        /kakaN/  /kaki/  /kaki/  /kaci/   /kakjuri/  /kakjuN/  /kaciba/ /kakë/  /kakuna/  /kakaR/
沖永良部島 ハカン   ハチ   ハチ   ハチ    ハチュム  ハチュム  ハキワ   ハキ   ハクナ   ハカー
        /hakaN/  /haci/  /haci/ /haci/   /hacjumu/ /hacjumu/  /hakiwa/ /haki/  /hakuna/  /hakaR/
与論島   カカンヌ   カキ   カキ    カチ    カキュイ  カキュル   カキバ   カキ    カクナ   カカン
       /kakaNnu/ /kaki/  /kaki/  /kaci/   /kakjui/   /kakjuru/  /kakiba/ /kaki/  /kakuna/  /kakaN/
                                カキュン
                                /kakjuN/

264 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/07(日) 22:09:09 0
沖縄北部  ハカーヌ  ハチ   ハチ   ハッチ   ハチュン ハチューヌ ハキーバ ハキ   ハクーナ  ハカー
与那嶺   /hakaRnu/ /haci/  /haci/  /haQci/  /hacjuN/ /hacjuRnu/ /hakiRba/ /haki/  /hakuRna/ /hakaR/
                                                     ハケー
                                                     /hakeR/
沖縄南部  カカン    カチ   カチ   カチ     カチュン  カチュル   カキワ   カキ    カチュナ  カカ
首里    /kakaN/  /kaci/  /kaci/  /kaci/   /kacjuN/ /kacjuru/  /kakiwa/ /kaki/  /kacjuna/ /kaka/
                                                     カケー
                                                     /kakeR/
宮古本島  カカン    カ'キ'ゥ  カキー  カキッティ カ'キ'ゥ   カ'キ'ゥ    カキバ   カキ    カ'キ'ゥナ  カカ
平良西里 /kakaN/  /k'ak'ï/  /kakiR/ /kakiQti/  /k'ak'ï/  /k'ak'ï/   /kakiba/  /kaki/  /k'ak'ïna/  /kaka/
                                カキゥム
                                /kakjum/

265 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/07(日) 22:10:57 0
伊良部島  カカン    カ'ツ'ィゥ カキー  カキッティ カ'ツ'ィゥ  カ'キ'ゥ    カキバ   カキ   カ'キ'ゥナ  カカ
長浜    /kakaN/  /k'ac'ï/  /kakiR/ /kakiQti/ /k'ac'ï/   /k'ak'ï/   /kakiba/  /kaki/  /k'ak'ïna/  /kaka/
               カ'フ'               カツィゥム  カ'ツ'ィゥ               カツィゥナ
              /k'af/               /kacïm/  /kacï/                /kacïna/
                                カ'フ'     カ'フ'                 カ'フ'ナ
                                /k'af/    /k'af/                /k'afna/
                                カフム
                                /kahum/
多良間島  カカン    カ'キ'ゥ  カキー  カキッティ カ'キ'ゥ   カ'キ'ゥ   カキバ   カキ   カ'キ'ゥナ  カカ
塩川    /kakaN/  /k'ak'ï/  /kakiR/ /kakiQti/ /k'ak'ï/   /k'ak'ï/   /kakiba/  /kaki/  /k'ak'ïna/ /kaka/
                                カキゥム
                                /kakïm/
鳩間島   カカン    カキ   カキ   カキティ  カクン    カク     カキバ   カキ   カクナ   カカ
       /kakaN/  /kaki/  /kaki/  /kakiti/  /kakuN/  /kaku/   /kakiba/  /kaki/  /kakuna/ /kaka/
波照間島  カカン    カキ   カキ   カキティ  カクン    カク     カキバ   カキ   カクナ   カカ
       /kakaN/  /kaki/  /kaki/  /kakiti/  /kakuN/  /kaku/   /kakiba/  /kaki/  /kakuna/ /kaka/

266 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/08(月) 00:34:15 0
首里方言で、「書き」はカチとなるが、「起き」はウキとなる。
これは、上代語で「書き」の「き」が甲類、「起き」の「き」が乙類だったことの名残り。

267 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/08(月) 00:56:14 0
>>266
一度2段活用が〜eruに統合した後に,
3母音化したといった理由で「ウキ」になったんじゃないの?

268 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/08(月) 01:01:01 0
つき乙→ちち
と乙き甲→とぅち

269 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/08(月) 01:03:35 0
>>268
なに?結局「起き」が「ウキ」になるのは個別的な現象ってこと?

270 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/08(月) 01:12:13 O
「起きる」と「木」は現代沖縄方言でチではなくキになるため
甲乙の違いを反映したものと注目されたが
他の甲乙と上手く対応せず、おもろさうし時代に「おける」「け」という語形があることから
甲乙ではなくケに由来するキだということになっていたのでは?

271 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/08(月) 01:29:10 0
>>268 「つき乙」は、「き乙」の前に狭い母音 u があったから「ちち」となった。
すぎ乙→すぃぢ
はぎ乙→ふゎぎ

272 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/08(月) 01:43:23 0
>>271 「過ぎ」「萩」

273 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/08(月) 03:07:16 0
>>270 よくわからないが、それは『おもろさうし』にしばしば見られる、
やまと語を規範とした過剰修正ではないか。

274 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/08(月) 03:37:09 0
九州でも二段活用が残存しているものの,
上二段が下二段化している地域も多いわけで,
特に甲乙を反映しているという証拠が無い限りこの路線でいいとおもうよ。

275 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/08(月) 04:13:14 0
上二 (一) 段が下二 (一) 段化した方言は、琉球語にもあるの?
「木」をケと言うような方言も?

276 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/08(月) 04:58:21 0
ちゃんと様々な語を検討した結果、甲乙では説明できないということになったのでは?
奄美大島にオ段の甲乙が残っているというのも、詳しく調べると甲乙と対応しないということになったようだし。

277 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/08(月) 10:28:24 0
イ列の甲乙については、上代語より古い区別を保存している。

(織) *おり甲→うい
(降) *おり乙→うり
(勝) *かち甲→かち
(落) *おち乙→うてぃ

上二 (一) 段の下二 (一) 段化は、琉球語には見られないと思う。
「木」「萩」をケ、ハゲと言う例もないはず。
エ列を経由したと説明することは難しい。
みな上代日本語を出発点と考えたがる。沖縄の学者は特にそうかもしれない。
加えて、近年は今を基準に過去を解釈する傾向が強く、8 母音説自体が懐疑の対象になっている。

278 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/08(月) 13:01:50 O
>>277
それは甲乙の違いではなく、活用の違いにより生じたとしても説明できるのでは?
名詞にも同じ区別があれば別だけど、なければ活用の差。

279 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/08(月) 14:14:42 0
上二段
朽ちる くちゅん
落ちる うてぃゆん

五段
勝つ かちゅん
立つ たちゅん

280 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/08(月) 22:24:32 0
>>278 名詞にももちろんある。

「幸」 sati. cf. 「蜂」 hwachi, 「町」 machi.
「鞠」 mari. cf. 「蟻」 ai, 「針」 hwai, 「槍」 jai.

サチはサツと交替し、マリはマロと同源だろうから、チ、リは乙類相当と推定される。

>>279
> 朽ちる くちゅん
それは *チ乙の前に狭母音 u があったために、t が口蓋化したものだろう。
ツィチ (月)、スィヂユン (過ぎる) などの口蓋化 (破擦化) と同様。

281 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/08(月) 22:44:47 0
鞠は「まーい」ではないか?

282 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/08(月) 22:59:29 O
>>277
いや、その理屈はおかしい。
そのように考えるなら、本土方言の大半がイ段甲乙を保存しているとも言えてしまう。

(書) かき甲て→かいて
(起) おき乙て→おきて
(立) たち甲て→たって
(落) おち乙て→おちて
(噛) かみ甲て→かんで
(染) しみ乙て→しみて
(折) おり甲て→おって
(降) おり乙て→おりて
(飛) とび甲て→とんで
(錆) さび乙て→さびて

甲乙の違いではなく活用の違いだろう。

283 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/08(月) 23:06:56 O
>>280
そのような主張をするときは、その音韻対応がアクセント類や前後の音環境や
文法的役割などに支配されていないかよく確かめる必要がある。
充分な数の語例を集め、アクセント類や前後の環境ではなく
甲乙でしか説明できないということを確認しないといけない。

284 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/08(月) 23:14:53 0
>>281 そうだったかな。調べなおしてみる。

>>282 おかしくない。連用形が音便になるかならないかは、おそらく上代以前の甲乙による。
ただ、音便は後に何らかの形式が付いたときにのみ起こるので、甲乙以外の原因があった可能性が残る。
琉球語の場合は、連用形の原形で違いが生じているので、証拠としてより有力。

285 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/08(月) 23:24:16 0
>>283 琉球語は音変化が激しく、子音の直前や、少し離れた後方に狭母音があっても、破擦化が起こってしまう。
そのため破擦化を免れた例を集めるのが難しい。
他の条件とかかわりがないことは、村山七郎が述べている。

286 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/09(火) 10:44:03 0
>>280 >>285
そんなに明らかに甲乙と対応しているのなら、とっくの昔に、沖縄語に甲乙が残っているというのが定説化しててもおかしくなさそうだが。
実際は奄美語や八重山語に残っているかも知れないと疑問符付きで語られるぐらいじゃないか。

287 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/09(火) 18:46:04 O
>>286 反例が多いのではなく、該当例が少ない。エ列オ列には区別の痕跡がない。それで確実にイ列の甲乙に由来するといえない。そう考えるのが最もシンプルな説明ではあるが。
琉球語にはまだ謎が多いが、話者は急減している。日本の学者の間にも、上代語に新たな謎を追う気運は低く、現代語に似たものと見なそうとする(5 母音説)。

288 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/09(火) 19:28:05 0
方言スレ


289 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/09(火) 20:49:57 0
カ行変格活用
二類 ク(来)

サ行変格活用
一類 ス(為)

ナ行変格活用
一類 イ(往) シ(死)

ラ行変格活用
二類 ア(有)
四類 ヲ(居)

カ行上一段活用
一類 キ甲(着)

ナ行上一段活用
一類 ニ(似) ニ(煮)

マ行上一段活用
二類 ミ甲(見)

ワ行上一段活用
一類 ヰ(居)

290 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/09(火) 20:50:30 0
カ行上二段活用
二類 オ(起) ツ(尽)

タ行上二段活用
二類 オ(落) ク(朽)

ハ行上二段活用
二類 シ(強)

マ行上二段活用
一類 シ(染)

ヤ行上二段活用
一類 ムク(報)
二類 オ(生) ク(悔)

ラ行上二段活用
二類 オ(下・降)

ガ行上二段活用
二類 ス(過)

ダ行上二段活用
二類 ト(閉) ハ(恥)

バ行上二段活用
一類 ワ(詫)
    シノ(忍) ホロ(滅)
二類 ノ(伸・延)

291 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/09(火) 20:51:18 0
ア行下二段活用
二類 O(得) 

カ行下二段活用
一類 ア(明) カ(欠) サ(離) ス(助) ツ(漬) ヌ(抜) マ(負)
二類 ウ(受) カ(掛) サ(避) タ(闌) ト乙(解) ハ(化) フ(更) ホ(耄) ワ(分)
    アヅ(預) サヅ(授) タス(助) ヒラ(開) マウ(設・儲)

サ行下二段活用
一類 ウ(失) キ(着) ノ(乗) ム(咽) ヤ(痩) ヨ乙(寄)
二類 ハ(馳) フ(伏) ミ甲(見)
    アハ(合) カブ(被) マカ(任)

タ行下二段活用
一類 ア(当) ス(捨)
    アワ(慌)
二類 タ(立・建) ハ(果)
    ヘ甲ダ(隔)

ナ行下二段活用
一類 O(寝)
    カサ(重)
二類 カ(兼) ハ(跳)
    タヅ(尋) タバ(束)

292 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/09(火) 20:52:45 0
ハ行下二段活用
一類 カ(変・替) サ(障) ソ甲(添) ヲ(終)
    アタ(与) ツカ(仕) ツタ(伝) トナ(唱) フル(震) マト(纏) ムカ(迎) ヲシ(教)
    コシラ(拵)
二類 O(経) ア(韲) ヲ(生)
    ウレ(憂) カゾ甲(数) カナ(叶) カマ(構) コタ(答) コタ(堪) ソ甲ナ(備) タグ(類) タト(例) マジ(交)
    ナゾラ(準)
三類 カカ(抱) ササ(支) トラ(捉・捕)
四類 オサ(抑)

マ行下二段活用
一類 ウ(埋) ソ(染) ヤ(止・辞)
    イサ(諌) ウヅ(埋) カス(掠) カタ(固) スス(進・勧) ト乙ド乙(留) ハジ(始)
二類 コ(籠) サ(覚) シ(閉・締) シ(占) セ(攻) タ(矯) ツ(詰) ナ(舐) ホ(誉)
    アガ(崇) アツ(集) キハ(極) キヨ(清) サダ(定) シヅ(沈) ツト(勤) トガ(咎) ナダ(宥) ヒロ(広) モト(求) ヲサ(収・納)
    イマシ(戒)

ヤ行下二段活用
一類 キ(消) コ甲(超・越) モ甲(燃)
    キ甲コ乙(聞)
二類 イ(癒) コ(肥) サ(冴) タ(絶) ホ(吠) ミ甲(見)
    オボ(覚) マミ(見)

293 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/09(火) 20:56:47 0
ラ行下二段活用
一類 ア(荒) イ(入) カ(枯) ク(呉) ク(暮) ヌ(濡) ハ(腫) ホ(惚)
    アキ(呆) アブ(溢) ウマ(生) オク(遅) オボ(溺) シヲ(萎) スグ(優) スタ(廃) タダ(爛) ハヅ(外) フク(膨) ワス(忘)
二類 タ(垂) ナ(馴) ハ(晴) フ(触) モ(漏)
    クヅ(崩) コガ(焦) コボ(零・毀) シビ(痺) タハ(倒) ナガ(流) ハナ(離) マギ(紛) ミ甲ダ(乱) ヤブ(破・敗) ワカ(分)
    アラハ(現) マヌガ(免)
三類 カク(隠) ケガ(汚・穢) ツカ(疲)

ワ行下二段活用
一類 ウ(植) ス(据)
二類 ウ(飢)

ガ行下二段活用
一類 ア(上) ツ(告) マ(曲)
    ヒロ(広)
二類 ト(遂) ナ(投) ニ(逃)
    カラ(絡) シラ(精)
    タヒ甲ラ(平)
三類 ササ(捧) モタ(擡)

ザ行下二段活用
二類 マ(混)

ダ行下二段活用
二類 イ(出) ナ(撫) ユ(茹)
    カナ(奏)

バ行下二段活用
一類 ス(総)
    ウカ(浮) クラ(比) ナラ(並)
二類 ノ(述)
    シラ(調)

294 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/09(火) 21:02:19 0
カ行四段活用
一類 ア(明) オ(置) カ(欠) キ甲(聞) サ(咲) シ(敷) ス(鋤) ス(好) タ(焚) ツ(突) ナ(泣) ハ(履) ヒ甲(引・退) ヒ(弾) フ(拭) フ(葺) マ(巻) ム(向) ヤ(焼) ユ(行) ワ(沸)
    イダ(抱) スス(濯) ソ乙ソ乙(注) ツヅ(続) ノゾ(覗) ミガ(磨)
二類 ア(飽) イ(生) カ(書・掻) コ(扱) サ(裂) セ(堰) ツ(付) ツ(着) ツ(搗) ト甲(解) ハ(掃) ハ(吐) フ(吹) マ(蒔) マ(撒)
    アバ(暴) ウゴ(動) カワ(乾) クジ(挫) クダ(砕) サワ(騒) スゴ(過) タタ(叩) トド(届) ナゲ乙(嘆) ナツ(懐) ナビ甲(靡) ハジ(弾) ヒ甲ヒ甲(響) ヒラ(開) マネ(招)
    ウグツ(驟) オモム(赴) カタブ(傾)
三類 アル(歩) ソム(背)

サ行四段活用
一類 オ(押) カ(貸) ケ乙(消) コ甲(越) タ(足) マ(増)
    アカ(明) アラ(荒) イタ(致) オド(脅) カラ(枯) キタ(来) クダ(下) クラ(暮) コラ(凝) コ乙ロ乙(殺) サガ(探) サト(諭) サラ(晒) シル(印)
    チラ(散) ツク(尽) トバ(飛) ナラ(鳴) ヌラ(濡) ハヅ(外) ワカ(沸) ワタ(渡) ヲカ(犯)
    ホドコ(施)
二類 サ(指) サ(刺) ナ(為) ノ(熨) フ(伏) ホ(干) ム(蒸) メ(召)
    アマ(余) イダ(出) イヤ(癒) ウツ(移) オコ乙(起) オト(落) オロ(下) カヘ甲(返・帰) クヅ(崩) コガ(焦) コボ(溢) コラ(懲) スカ(透) スマ(済)
    タダ(正) タフ(倒) ナガ(流) ナホ(直) ノ乙コ乙(残) ノバ(伸・延) ハタ(果) ヒタ(浸) フラ(降) マヲ(申) モラ(漏) ヤツ(窶) ユル(許)
    ウゴカ(動) カワカ(乾) ヒビカ(響) モヨホ(催)
三類 カク(隠)
四類 シメ(示)

タ行四段活用
二類 ウ(打) ウ(討) カ(勝) タ(立・建) タ(絶・断) マ(待) モ乙(持)
    ウガ(穿) ソダ(育) ハナ(放) ワカ(分)

295 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/09(火) 21:08:26 0
ハ行四段活用
一類 イ(言) オ(追) カ(買) ソ(添) ト甲~乙(問) マ(舞) ユ(結)
    ウタ(歌) カコ(囲) カヨ甲(通) キラ(嫌) クラ(食) シタ(慕) スク(掬) スク(救) チカ(誓) チガ(違) ツカ(使) ヒ甲ロ乙(拾) フル(振・奮) ムカ(向) モラ(貰) ワラ(笑)
    ウシナ(失) ウタガ(疑) ウヤマ(敬) シタガ(従) タダヨ(漂) トブラ(訪・弔)
二類 ア(合) カ(飼) ク(食) コ乙(乞) ナ(綯) ヌ(縫) ハ(這) ヱ(酔)
    イコ(憩) イト乙(厭) イハ(祝) ウバ(奪) オモ乙(思) カナ(叶) カマ(構) キソ(競) クル(狂) シナ(撓) タガ(違) タマ(給) ツド甲(集)
    ナラ(習) ニナ(担) ニホ(匂) ヌグ(拭) ノ乙ゴ乙(拭) ハラ(払) マガ(紛) マド(惑) マヨ(迷) ヤト(雇) ヨ乙ソ乙(装)
    ウルホ(潤)
三類 ネガ(願)
    ノタマ(宣)

マ行四段活用
一類 ウ(産) ク(汲) ツ(積) ツ(摘) フ(踏) モ(揉) ヤ(止)
    イサ(勇) カガ(屈) カコ(囲) キザ(刻) クボ(窪) シヅ(沈) シボ(萎) スク(竦) スス(進) タタ(畳) チナ(因)
    ノゾ(望) ノゾ(臨) ユガ(歪)
    カナシ(悲) タフト甲(尊・貴)
二類 ア(編) ウ(膿) カ(噛) ク(組) ス(住) ス(澄) ノ乙(飲) ヤ(病) ヨ乙(読) ヱ(笑)
    アユ(歩) イタ(痛) イド(挑) ウル(潤) カラ(絡) コ乙ノ乙(好) ソネ(嫉) タノ(頼) タユ(弛) ツカ(掴) ツツ(包) ト乙ヨ乙(響)
    ナヅ(泥) ナヤ(悩) ニク(憎) ニラ(睨) ヌス(盗) ネタ(妬) ハゲ(励) ハサ(挟) ハラ(孕) ヒガ(僻) ヒル(怯) フク(含) メ乙グ(恵) ヤス(休) ユル(緩) ヲシ(惜)
    イトナ(営) イヤシ(卑)

296 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/09(火) 21:27:48 0
ラ行四段活用
一類 イ(入) ウ(売) オ(織) カ(刈) カ(借) サ(去) シ(知) チ(散) ツ(釣) ナ(鳴) ヌ(塗) ノ乙(乗) ハ(張) ハ(貼) フ(振) モ(盛) ヤ(遣) ヨ(依) ヨ乙(寄) ワ(割)
    アガ(上) アタ(当) イカ(怒) イタ(至) オク(送・贈) オト乙(劣) カザ(飾) カタ(語) カハ(変・代) カヲ(香) クク(括) クダ(下) ケズ(削) コホ(凍)
    サグ(探) サト(悟) サハ(触) スス(啜) ツモ(積) ニギ(握) ネム(眠) ノ乙ボ(上・登・昇) ホコ乙(誇) マガ(曲) マサ(勝) マツ(祭) ムシ(毟) メグ(巡)
    ユス(揺) ユヅ(譲) ワタ(渡) ヲド乙(踊) ヲハ(終)
    アザケ(嘲) ツラナ(連) ト乙ド乙マ(留)
二類 カ(狩) キ甲(切) ク(繰) ス(擦) ソ(剃) タ(垂) テ(照) ト乙~甲(取) ナ(成・生) ネ(練) フ(降) ホ(掘・彫) モ(漏) ヨ(縒) ヲ(折)
    アマ(余) イノ甲(祈) ウツ(移) オコ乙(起) カカ(懸) カカ(罹) カギ甲(限) カヘ甲(返・帰) カヘ甲(孵) キシ(軋) クグ(潜) クジ(抉) クモ(曇) コ乙モ乙(籠)
    サガ(下) シバ(縛) シボ(絞) スベ(滑) セマ(迫) ツク(作) ツノ(募) トガ(尖) トホ(通) ナジ(詰) ナホ(直) ニゴ乙(濁) ノ乙コ乙(残)
    ハカ(測・図・計) ハカ(謀) ハシ(走) ヒ甲カ(光) ヒネ(捻) フケ(耽) フト(太) マジ(混・交) マモ(守) モド(戻) ヤド乙(宿) ヤブ(破)
    アヅカ(預) アツマ(集) アヤマ(誤) アラソ甲(争) アラハ(表・現) ヒロマ(広) マジハ(交)
三類 マカ(罷) マヰ(参)

297 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/09(火) 22:13:11 0
同じ動詞由来の自動的/他動的なペアについて考えてみた。
上のレスの動詞リストから思いつくものだけ。

・上一段 ⇔ 下二段
上一 ki-ru(着る) / 下二 kis-u(着す)

・上二段 ⇔ sで終わる四段
上二 ot-u(落つ) / 四段 otos-u(落とす)
上二 ok-u(起く) / 四段 okos-u(起こす)
上二 horob-u(滅ぶ) / 四段 horobos-u(滅ぼす)

・rで終わる四段 ⇔ 下二段
四段 tukar-u(漬かる) / 下二 tuk-u(漬く)
四段 kakar-u(掛かる) / 下二 kak-u(掛く)
四段 wohar-u(終はる) / 下二 woh-u(終ふ)
四段 umar-u(埋まる) / 下二 um-u(埋む)
四段 sadamar-u(定まる) / 下二 sadam-u(定む)

多くの動詞はこのように派生的に形成されたと考えられる。
一番下のグループでは、四段動詞のr終わりの規則性から、
下二が最初にあってペアの四段が規則的に形成されたと予想される。

そして、これらは自動的性格を付与する -*ru、
他動的性格を付与する -*su によって形成されていると見る。
(*は直前が子音の場合に母音となる)

298 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/09(火) 22:15:11 0
自動詞と他動詞
終止形同形
自動詞四段、他動詞同行下二段
   
開   あく    カ四  あく    カ下二
入   いる    ラ四  いる    ラ下二
浮   うかぶ  バ四  うかぶ  バ下二
傾   かたぶく カ四  かたぶく カ下二
絡   からむ  マ四  からむ  マ下二
窪   くぼむ   マ四  くぼむ   マ下二
従随  したがふ ハ四  したがふ ハ下二
沈   しづむ  マ四  しづむ   マ下二
進   すすむ  マ四  すすむ  マ下二
育   そだつ  タ四  そだつ   タ下二
揃   そろふ  ハ四  そろふ   ハ下二
立   たつ    タ四  たつ    タ下二
付着  つく    カ四  つく    カ下二
続   つづく   カ四  つづく   カ下二
届   とどく   カ四  とどく   カ下二
並   ならぶ  バ四  ならぶ  バ下二
含   ふくむ  マ四  ふくむ   マ下二
迎   むかふ  ハ四  むかふ  ハ下二
休   やすむ  マ四  やすむ  マ下二
止   やむ   マ四  やむ   マ下二

299 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/09(火) 22:16:30 0
終止形同形
自動詞下二段、他動詞同行四段
売   うる    ラ下二 うる    ラ四
切   きる   ラ下二 きる    ラ四
挫   くじく   カ下二 くじく   カ四
砕   くだく   カ下二 くだく   カ四
裂   さく    カ下二 さく    カ四
釣   つる   ラ下二 つる   ラ四
解   とく    カ下二 とく    カ四
取   とる    ラ下二 とる   ラ四
抜   ぬく    カ下二 ぬく   カ四
弾   はじく   カ下二 はじく  カ四
解   ほどく   カ下二 ほどく  カ四
焼   やく    カ下二 やく   カ四
破   やぶる  ラ下二 やぶる ラ四
割   わる   ラ下二 わる   ラ四
折   をる   ラ下二 をる   ラ四

300 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/09(火) 22:17:40 0
自動詞XXru、他動詞XXsu
自動詞ラ行四段、他動詞サ行四段
帰   かへる  ラ四  かへす サ四
下   くだる   ラ四  くだす  サ四
転   ころがる ラ四  ころがす サ四
灯点  ともる   ラ四  ともす  サ四
直治  なほる  ラ四  なほす  サ四
濁   にごる  ラ四  にごす  サ四
残   のこる  ラ四  のこす  サ四
浸   ひたる  ラ四  ひたす  サ四
戻   もどる  ラ四  もどす   サ四
宿   やどる  ラ四  やどす  サ四
渡   わたる  ラ四  わたす  サ四

自動詞XXru、他動詞XXsu
自動詞ラ行四段、他動詞サ行下二段
乗載  のる   ラ四  のす   サ下二
寄    よる   ラ四  よす    サ下二

301 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/09(火) 22:18:23 0
自動詞XXru、他動詞XXsu
自動詞ラ行下二段、他動詞サ行四段
表現  あらはる ラ下二 あらはす サ四
隠   かくる   ラ下二 かくす   サ四
崩   くづる   ラ下二 くづす   サ四
汚穢  けがる  ラ下二 けがす   サ四
壊   こはる  ラ下二 こはす   サ四
零毀  こぼる  ラ下二 こぼす   サ四
倒   たふる  ラ下二 たふす   サ四
潰   つぶる  ラ下二 つぶす   サ四
流   ながる  ラ下二 ながす   サ四
外   はづる  ラ下二 はづす   サ四
乱   みだる  ラ下二 みだす   サ四
汚   よごる   ラ下二 よごす   サ四

自動詞XXru、他動詞XXsu
自動詞上一段、他動詞サ行下二段
着   きる   カ上一  きす   サ下二
似   にる   ナ上一  にす   サ下二

302 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/09(火) 22:20:09 0
自動詞XXCu、他動詞XXCasu
自動詞C行四段、他動詞サ行四段
動   うごく   カ四   うごかす サ四
乾   かわく  カ四   かわかす サ四
散   ちる   ラ四   ちらす   サ四
照   てる   ラ四   てらす   サ四
飛跳  とぶ   バ四   とばす  サ四
泣鳴  なく    カ四   なかす  サ四
鳴   なる   ラ四   ならす   サ四
悩   なやむ  マ四   なやます サ四
脱   ぬぐ   ガ四   ぬがす  サ四
励   はげむ マ四   はげます サ四
響   ひびく  カ四   ひびかす サ四
降   ふる   ラ四   ふらす   サ四
減   へる   ラ四   へらす   サ四
惑   まどふ  ハ四   まどはす サ四
迷   まよふ  ラ四   まよはす サ四
漏   もる   ラ四   もらす   サ四
酔   ゑふ   ハ四   ゑはす  サ四

自動詞XXCu、他動詞XXCasu
自動詞C行四段、他動詞サ行下二段
合   あふ   ハ四   あはす  サ下二
狂   くるふ  ハ四   くるはす サ下二

303 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/09(火) 22:25:33 0
自動詞XXCu、他動詞XXCasu
自動詞C行下二段、他動詞サ行四段
出   いづ   ダ下二  いだす  サ四
枯   かる   ラ下二  からす  サ四
焦   こぐ   ガ下二  こがす  サ四
肥   こゆ  ヤ下二  こやす  サ四
覚冷  さむ   マ下二  さます  サ四
透   すく   カ下二  すかす  サ四
溶融  とく   カ下二  とかす  サ四
逃   にぐ   ガ下二  にがす  サ四
濡   ぬる   ラ下二  ぬらす  サ四
生   はゆ  ヤ下二  はやす  サ四
晴   はる  ラ下二   はらす  サ四
冷   ひゆ  ヤ下二  ひやす  サ四
増   ふゆ  ヤ下二  ふやす  サ四
燃   もゆ  ヤ下二  もやす   サ四

自動詞XXCu 他動詞XXCasu
自動詞C行上二段、他動詞サ行四段
生   いく   カ上二  いかす  サ四
伸   のびる バ上二  のばす  サ四

304 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/09(火) 22:26:28 0
自動詞XXCaru 他動詞XXCu
自動詞ラ行四段、他動詞C行四段
刺   ささる  ラ四   さす    サ四
挟   はさまる ラ四   はさむ   マ四

自動詞XXCaru 他動詞XXCu
自動詞ラ行四段、他動詞C行下二段
上   あがる  ラ四   あぐ    ガ下二
集   あつまる ラ四  あつむ   マ下二
埋   うまる   ラ四  うむ     マ下二
収納  おさまる  ラ四  おさむ   マ下二
掛架  かかる  ラ四  かく     カ下二
固   かたまる ラ四  かたむ   マ下二
変   かはる  ラ四  かふ    ハ下二
決   きまる   ラ四  きむ    マ下二
下   さがる   ラ四  さぐ     ガ下二
定   さだまる  ラ四  さだむ   マ下二
閉締  しまる   ラ四  しむ    マ下二
狭   せばまる ラ四  せばむ  マ下二
備   そなはる ラ四  そなふ   ハ下二
助   たすかる ラ四  たすく   カ下二
止留  とどまる  ラ四  とどむ   マ下二
始   はじまる  ラ四  はじむ  マ下二
広   ひろがる ラ四  ひろぐ   ガ下二
広   ひろまる ラ四  ひろむ  マ下二
隔   へだたる ラ四  へだつ  タ下二
曲   まがる   ラ四  まぐ    ガ下二
混   まざる   ラ四  まず    ザ下二
交   まじはる ラ四  まじふ   ハ下二
纏   まとまる  ラ四  まとむ   マ下二
求   もとまる  ラ四  もとむ   マ下二
終   をはる  ラ四  をふ    ハ下二

305 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/09(火) 22:28:39 0
自動詞XXCaru 他動詞XXCu
自動詞ラ行下二段、他動詞C行下二段
分   わかる  ラ下二 わく    カ下二

自動詞XXCu 他動詞XXCosu
自動詞C行四段、他動詞サ行四段
及   およぶ  バ四  およぼす サ四

自動詞XXCu 他動詞XXCosu
自動詞C行上二段、他動詞サ行四段
起   おく    カ上二 おこす  サ四
落   おつ    タ上二 おとす  サ四
下降  おる    ラ上二 おろす  サ四
過   すぐ    ガ上二 すごす  サ四

306 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/10(水) 09:23:04 0
その他
聞   きこゆ  ヤ下二 きく    カ四
消   きゆ   ヤ下二 けす    サ四
越   こす   サ四   こゆ   ヤ下二
縮   ちぢむ  マ四   ちぢむ  マ下二
     ちぢまる ラ四
尽   つく    カ上二 つくす   サ四
繋   つながる ラ四  つなぐ   ガ四
                つなぐ   ガ下二
積   つもる   ラ四  つむ    マ四
閉   とづ    ダ上二 とづ    ダ上二
                とざす   サ四
剥   はぐ   ガ下二 はぐ    ガ四
                はがす  サ四
滅   ほろぶ  バ上二 ほろぼす サ四
     ほろぶ  バ四
見   みゆ   ヤ下二  みる    ラ四
                みす    サ下二
向   むく    カ四   むく    カ下二
     むかふ  ハ四
揺   ゆる   ラ下二  ゆらす  サ四
                ゆする  ラ四

307 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/10(水) 10:22:39 0

http://homepage3.nifty.com/taketoki/jita.html
動詞の自他について、もっと分かりやすいよ。

308 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/10(水) 10:35:43 0
自動詞的性格を表す形態素は*-ar-、
他動詞的性格を表す形態素は*-as-と分析したほうがよいように見える。

309 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/10(水) 19:00:46 0
上がる
上げる

310 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/10(水) 19:39:49 0
掛く(kaku)から掛かる(kakaru)が造語されたとすると、
kaka + ru という構造だと思うが、下二の「掛く」が kaka とア段に活用するのは、
他の場合には見られないイレギュラーな活用である。古い時代の名残かも。

自動詞的にする aru や 他動詞的にする asu は、
後の助動詞「る・らる」や「す・さす」と、それぞれ同じ起源ではないだろうか?
もっと辿れば、「有り」「居り」やサ変の「す」と同じなのかもしれない。 

311 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/10(水) 19:45:14 0
四段の「掛く」もあるでしょ

312 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/15(月) 05:36:54 0
しらず<しらにす=sir-ani-su 直訳だと know-not-do (aniは韓国語と同様)
ちなみに自動詞の構成にも元文法的なものが残ってきた。
かかる=kak-aru この -aru は -aるる>aれる と同じハズ
さらに、これらの-aruや-aru(ru)自体は、「ある」のことのハズ

*形容詞は今でも「ある」が使われるじゃないですか?
たとえば おもしろくはある(おもしろかる)がそうでしょう

313 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/15(月) 05:48:46 0
-aru(ru)は必ず自動詞で-asu(ru)は必ず他動詞だが、
-u(ru) のほうは不思議だなー:
とく ー とく(る)
あく(る) ー あく
終止形なら同じ語形のが多すぎるじゃないか?古文を読むときとか

314 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/15(月) 11:47:50 0
>>312
なんで同じようなしょうもない内容をマルチしてるんだよボケ

315 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/15(月) 12:19:34 0
マルチは一種のプロパガンダだよ

316 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/16(火) 00:39:34 O
日本語の動詞アクセントの起源は?

317 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/16(火) 08:53:31 0
[稼] かせぐ かせがる
[干] ほす ほさる


318 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/16(火) 13:04:50 O
干す 干る

319 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/16(火) 19:01:45 0
>>310
「-ar」や「-as」が「る・らる」「す・さす」や「あり」「をり」「す」と関係が有りそうだという仮説は魅力的だと思う。

320 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/16(火) 19:11:55 O
昔からよく言われてることだけど

321 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/16(火) 21:11:56 0
>>277
そもそも終止形でも、
ッウリーン(降りる)に対してヲゥイン(折る)だし、
ラ行四段はッアチマイン(集まる)、ッウジュマイン(埋まる)、ハカイン(掛かる)、カットゥン(語る)、カユン(借る)、
カワイン(変わる)、キーン(切る)のようにラ行音が脱落したような形になっている。
タ行四段はッウットゥン(打つ)に対してッウティーン(落ちる)のようになっている。
甲乙の違いを持ち出さなくても、活用による違いとして説明できるのではないか。

322 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/16(火) 22:55:58 0
>>321 どこの方言?
首里方言ではッウリユン (降りる)、チユン (切る)、ッウチュン (打つ)、ッウティユン (落ちる) のはず。
それに、活用が違えば、ヤマト語の「チ」が琉球語の「チ」と「ティ」に分かれることがあるのか?

323 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/17(水) 10:24:23 0
>>322
『現代日本語方言大辞典』に載っていた本部町の方言。

324 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/17(水) 22:59:48 0
>>323 国頭方言だね。首里方言や那覇方言とはかなり違う。
それはそれで大事な資料だが。

325 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/18(木) 00:27:22 0
琉球方言の活用は一体どうなっているんだ。
南琉球方言だとまたかなり違いそうだが。
例えば宮古方言だとvː(売る)、vːi(売れ)、foː(食べる)、kfː(作る)とか
日本語離れした発音の動詞があるが、こういう動詞の活用は一体どうなっているんだ。

326 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/18(木) 01:00:21 0
pur,bur→f,vだっけ。

これ以外でうまれたf,vが有りそうだが。

327 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/18(木) 11:33:16 0
>325
びっくりしました。琉球発音に詳しいのですね。
それでは
vːとkfːは唇をかんだまま息を出し続けるのですか
おしえて下さい。

次に教えていただきたい発音は、
沖縄島の名護の北に汀間という部落があって、
バス停の振り仮名に「ティーマ」と書いてありました。
この発音はti:maですか、teimaではなくて。

328 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/18(木) 15:36:42 0
食べない  fa:n
食べよう   fa:
食べ(連用) fo:
食べる    fo:
食べろ    fai

確かこんな感じだった。
「食らう」から変化したのだろうか。

329 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/18(木) 16:04:04 0
>>326
基本的に/f/は本土方言の/kur/に対応する。

>>327
その通り、唇を噛んだまま息を出し続けるそうだ。本土のファ行音などとは違い英語のf、vとほぼ同じだ。
ティーマはtiːmaだろう。沖縄方言ではティという発音は珍しくない。大抵はテに対応するが。

>>328
それを見ると「食らう」だろうな。/f/が/kur/に対応するという原則にもよく合っている。
例えば「食べない」は、/kurapanu/ > /kurafanu/ /kurawanu/ > /kurawaN/ > /kuraRN/ > /faRN/ だろう。

330 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/18(木) 22:49:24 O
kur>fの変化は不自然だがどんな変遷を経てるんだ?
他の子音+urも不思議な変化をしてるのだろうか。

331 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/19(金) 10:45:25 0
>>328
食べない  fa:n >kuwan
食べよう   fa: >kuwam
食べ(連用) fo: >kui
食べる    fo: >kuu
食べろ    fai >kue

・・・連用形が変だな。


332 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/19(金) 11:07:48 0
>>328
食べない  fa:n >kurahan>kuraan
食べよう   fa: >kuraham>kuraa
食べ(連用) fo: >kurahi >kurai
食べる    fo: >kurahu >kurau
食べろ    fai >kurahe >kurae

・・・こうなのか?


333 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/19(金) 14:01:54 0
四段動詞だと連用形と終止形が同じ形になるらしい。
カ、ガ、バ行は終止形が連用形に取り込まれていた。
ハ行は連用形が終止形に、
サ、タ、マ、ラ行は終止形と連用形が同形になっているがどちらがどちらに変化したのかはわからない。

334 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/19(金) 16:04:26 0
宮古方言は連用形にあたる形が終止形、連体形にも用いられるのではなかったか。

335 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/20(土) 23:02:09 O
四段動詞に限って言えば、語尾の母音が弱化あるいは脱落すれば、
終止、連用、連体は同形になる。

336 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/22(月) 15:41:01 O
四段活用以外はどうなってるんだ。

337 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/23(火) 07:41:22 0
>>335 琉球語の動詞終止形は語尾にヲリがついているので、連用形と同形になっているんではないか?


338 :名無し象は鼻がウナギだ!:2008/12/23(火) 11:32:20 0
連用形にはヲリが付いていないし、ヲリ自体もヲルと四段化していたかもしれないから、その考えはおかしい。

339 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/01/29(木) 01:47:42 0
首里方言の活用形
       飲む      開ける     開く
スル     -        -         -
シタ      ヌダン     アキタン    アチャン
シオル   ヌムン     アキーン    アチュン
シオッタ   ヌムタン    アキータン  アチュタン
シテオル  ヌドーン    アキトーン   アチョーン
シテオッタ  ヌドータン    アキトータン アチョータン
シテアル  ヌデーン     アキテーン  アチェーン
シテアッタ  (ヌデータン) アキテータン (アチェータン)

琉球語の特徴は、本土方言の「ノム」「アケル」「アク」に相当する形式がないこと。
このような特徴を持つ方言は本土方言には見られない。
多くの方言で終止形として使われるのは、西日本方言の「シテオル」に対応する形。
これは『おもろさうし』の時代には現在進行形を現す形式として用いられていたのが、
その後の時代に、単なる現在の意味に移行してしまったもの。

ただし元々はスル相当形式があったと見られる。「飲むな」などにあたる否定の形式は
「ヌムナ」などスル相当形式に「ナ」が付いたと見られる形である。

存在動詞は「ヲゥン」「ヲゥタン」「ヲゥテーン」の形があり、
それぞれ西日本方言の「オル」「オッタ」「オッテアル」の形に相当する。
このように存在動詞にはスル形が存在するが、一般の運動動詞には
存在動詞が融合した形が用いられ、スル形が複合的な形にのみ残ることになったのだろう。

首里方言の語形は、基本的に本土方言と同じ形に解体できる。

340 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/01/29(木) 03:08:03 o
食むじゃね?

KUP-uではなく、PAM-u。
で、MがV/W/F化…

341 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/01/29(木) 03:16:06 0
>>340
上の話か?それなら「食らふ」からの変化でいいだろ。
宮古方言地域ではハ行はフを除いてPのままだし、
fは一般にkurに対応するから、「食らふ」なら音韻法則に上手くあう。

342 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/01/29(木) 09:53:09 O
>>330,336の答えが気になるけど誰も知らないのか?

343 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/01/29(木) 15:18:46 0
宮古本島与那覇方言の動詞活用
   未然形 志向形 連用形 終止形1 終止形2 連体形 条件形1 条件形2 接続形 命令形
書く kaka  kaka  kakï   kakï   kakïM  kakï  kakï   kaki    kaki   kaki カ行五段
漕ぐ kuga  kuga  kugï   kugï   kugïM  kugï  kugï   kugi    kugi   kugi ガ行五段
押す usa   usa   usï    usï    usïM   usï   usï    usi    usi   usi サ行五段
立つ tata  tata  tacï   tacï   tacïM  tacï   tacï   taci   taci   taci タ行五段
笑ふ baraa baraa baroo  baroo  barooM baroo  baroo  barai   barai  barai ハ行五段1
思ふ umaa umaa  umuu  umuu  umuuM  umuu  umuu   umui   umui  umui ハ行五段2
飛ぶ tuba  tuba  tubï   tubï   tubïM   tubï  tubï   tubi   tubi   tubi バ行五段
読む juma  juma  juM    juM   juM    juM   juM   jumi   jumi  jumi マ行五段
取る tura  tura  tuï    tuï    tuïM   tuï   tuï    turi    turi   turi  ラ行五段1
居る ura   ura   uï     uï    uïM    uï    uï    uri    uri   uri  ラ行五段2

344 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/01/29(木) 15:20:13 0
見る mjuu  mjuu  mii    miiï   miiM    miiï   miiï   mii    mii   miiru 上一段
落つ utu   utu   uti    utiï   utiM    utiï   utiï   uti    uti    utiru 上二段
植う ibu   ibu   ibi    ibiï    ibiM    ibiï   ibiï    ibi    ibi    ibiru 下二段
被る kaQva kaQva kav    kav   kavM   kav   kav   kaQvi  kaQvi  kaQvi 不規則
言ふ aïa  aïa   aï    aï    aïM    aï    aï    aïi    aïi   aïi   不規則
笑ふ amaiju amaiju amai   amaiï  amaiM  amaiï  amai   amai   amai  amairu不規則
死ぬ sïna  sïna  sïN   sïN    sïN    sïN   sïN    sïni   sïni   sïniru 不規則
する suu  suu   Qsï   Qsï   QsïM   Qsï   Qsï   si     si    siiru 不規則
来る kuu  kuu   kïsï   kïsï   kïsïM   kïsï  kïsï   kïsi   kïsi   kuu  不規則

345 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/01/29(木) 15:21:41 0
未然形 -N(-ない、否定)、-ba(-ば、条件)
志向形 -(-しよう、志向、意思)
連用形 -(-、用言接続)、-busïinu(-たい、願望)、-du(ぞ、強調)
終止形1 -(-、終止)
終止形2 -doo(-ぞ、強調)
連体形 -(-、体言接続)、-na(-な、禁止)
条件形1 -cïkaa(-ば、条件)
条件形2 -ba(-ば、条件) 大神・池間方言などでは無い。与那覇では条件形1のほうが普通。
接続形 -Qti(-て、接続)、-(-して、接続) -du(ぞ、強調、大神方言)
命令形 -(-、命令)

346 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/01/29(木) 15:22:24 0
宮古本島与那覇方言の音節の対応
ア  イ  ウ  エ  オ
/a/ /ï/ /u/  /i/ /u/
カ  キ  ク  ケ  コ
/ka/ /kï/ /fu/ /ki/ /ku/
ガ  ギ  グ  ゲ  ゴ
/ga/ /gï/ /gu/ /gi/ /gu/
サ  シ  ス  セ  ソ
/sa/ /sï/ /sï/ /si/ /su/
ザ  ジ  ズ  ゼ  ゾ
/za/ /zï/ /zï/ /zi/ /zu/
タ  チ  ツ  テ  ト
/ta/ /cï/ /cï/ /ti/ /tu/
ダ  ヂ  ヅ  デ  ド
/da/ /zï/ /zï/ /di/ /du/
ナ  ニ  ヌ  ネ  ノ
/na/ /ni/ /nu/ /ni/ /nu/
ハ  ヒ  フ  ヘ  ホ
/pa/ /pï/ /fu/ /pi/ /pu/
バ  ビ  ブ  ベ  ボ
/ba/ /bï/ /v/ /bi/ /bu/
マ  ミ  ム  メ  モ
/ma//mï//mu//mi//mu/
ヤ     ユ  江  ヨ
/ja/    /ju/ /i/ /ju/
ラ  リ  ル  レ  ロ
/ra/ /ï/ /ru/ /ri/ /ru/
ワ  ヰ     ヱ  ヲ
/ba/ /bï/   /bi/ /bu/

347 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/01/29(木) 17:08:02 O
結局、終止、連体、連用が同形なのは五段動詞だけか。
kur>f
bur>v
tur>tur
ってどういう法則になってんだ。

348 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/01/29(木) 17:10:15 0
書く   未然形 志向形 連用形  終止形    連体形 条件形        接続形 命令形
与那覇 kaka   kaka  kakï    kakï/kakïm kakï  kakï(cïkaa)/kaki(ba) kaki(Qti) kaki
西里  kaka   kaka  kakï    kakï/kakïm kakï  kakï(cïkaa)/kaki(ba) kaki(Qti) kaki
大神  kaka   kaka  kakï    kakï/kakïm kakï  kakï(tika)       kaki(sïti) kaki
来間  kaka   kaka  kacï/kaki kacï/kacïm kacï  kacï(Qkaa)/kaki(ba) kaki(Qti) kake
池間  kaka   kaka  kacï/kaki kacï     kacï  kacï(Qtaa)      kakii    kaki
伊良部 kaʔa   kaʔa  kafu    kafu     kafu  kafu(tigaa)/kaki(ba) kaQci   kaki
仲筋  kaka   kaka  kakï    kakï/kakïm kakï  kakï(tikaa)      kaki(Qtii) kaki
水納  kaka   kaka  kaki    kaki      kaki  kaki(takaa)      kakii(Qtii) kaki

349 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/01/29(木) 17:11:14 0
落ちる 未然形 志向形 連用形  終止形    連体形 条件形        接続形 命令形
与那覇 utu    utu   uti     utiï/utim   utiï   utiï(cïkaa)/uti(ba)  uti(Qti) utiru
西里  uti/utira uti   uti     utiï/utiim   utiï   utiï(cïkaa)/utiri(ba) uti(Qti) utiru
大神  uti/utu uti   uti     utiï/utiïm  utiï   utiï(tika)        uti(sïti) utiru
来間  utu    uto   utii    utiï      utiï   uti(Qkaa)/utiru(ba) uti(Qti)  utiro
池間  uti    uti   uti    utii       uti   uti(Qtaa)       utii    utiru
伊良部 uti    utu   uti    utiï      utiï   uti(tigaa)/utiri(ba)  utii    utiru
仲筋  uti    uti   uti    utirï      utirï  utirï(tikaa)      uti(Qtii) utiru
水納  uti    uti   uti    utii       utii   utii(Qtii)        uti(Qtii) utiru

350 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/01/29(木) 17:12:07 0
来る  未然形 志向形 連用形  終止形    連体形 条件形        接続形 命令形
与那覇 kuu    kuu   kïsï   kïsï/kïsïm  kïsï  kïsï(cïkaa)/kïsi(ba)  kïsi(Qti) kuu
西里  kuu    kuu   kïsï   kïsï/kïsïm  kïsï  kïsï(cïkaa)/kïsi(ba)  kïsi(Qti) kuu
大神  kuu    kuu   kïsï   kïsï/kïsïm  kïsï  kïsï(tika)        kïsi(sïti) kuu
来間  kuu    kuu   cïsï   cïsï      cïsï  cïsï(Qkaa)/cisi(ba)  cisi(Qti) kuu
池間  kuu    kuu   cïi    fuu      fuu   fuu(Qtaa)        Qtii   kuu
伊良部 ku     kuu   fuï    fuï       fuï   fuï(tigaa)/furi(ba)   Qtii   kuu
仲筋  ku     kuu   kïï    kïï       kïï   kï(tikaa)        ki(Qtii) kuu
水納  kuu    kuu   kii    kuu      kii   kii(takaa)        kii(Qtii) kuu

国書刊行会の『講座方言学10 沖縄・奄美の方言』を参考にした

351 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/01/30(金) 00:04:49 0
       書く 漕ぐ 取る 買う 来る
宮古本島 kakï kugï tuï  koo kïsï
大神島   kakï kugï tuï  kau kïsï
来間島   kacï kuzï tuï  koo cïsï
池間島   kacï kuzï tui  kau  fuu
伊良部島 kafu kuV  tuï  koo fuï
多良間島 kakï kugï turï  kau kïï
水納島   kaki kugi  turï  kai  kuu

352 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/01/30(金) 00:05:39 0
与那覇方言
maï(前)、isï(石)、akaï(蟻)、buï(折る)、utiï(落ちる)
Mta(土)、Mcï(道)、MMcï(六つ)、miM(耳)、juM(読む)
ïzu(魚)、ïï(叱る)、pagï(足)、bïï(座る)、kïkï(聞く)、pïtu(人)
keei(転ぶ)、geezï(子供がだだをこねて泣く)、nee(頂戴)、kuree/kurai(我慢しなさい)、beerui(揶揄する言葉)、mee/mai(前)
oo(喧嘩する)、joosï(様子)、koo(買う)、nigoo(願う)、soosoogana(蝉)、zoo(門)、too(誰)、dooV(道具)、noo(何)、
aroo(洗う)、foo(食う)、upoonu(大きい)、boo(棒)、mookiï(儲ける)
tjaan(-ばかり)、djaan(-ない)、idjoo(出会う)、suQfja(家号)、waa(豚)、waacïkï(天気)、sjuwa(心配)、kwaanu(きつい)
usï(牛)、MM(うん)、fiiï(与える)、Qfa(子)、foomunu(食べ物)、Qfu(黒)、iQviï(怖がる)、Vva(お前)
VV(売る)、VVdzïm(春)、iVnu(重い)、tiVcïm(拳)、paV(ハブ)、kaV(被る)
MM(芋)、Mna(皆)、Mta(土)、juM(読む)、Nnama(今)、aNna(母)、baNta(私たち)、buduNkï(飛び越える)
jaQkai(厄介)、Qsan(知らない)、fuQza(鯨)、ikiQti(行って)、paQcïtam(取った)、Qfu(櫛)、tiQpuu(鉄砲)
ïï(要る)、pïtu(人)、mii(目)、ami(雨)、utu(音)、usï(牛)
iru(色)、iN(犬)、ica(板)、Nnapïkaï(稲光)、Nnaguu(砂)
cïkï(月)、nacï(夏)、sïm(炭)、usï(臼)、kizï(傷)、sïzïm(沈む)
karapaï(灰)、pai(南)、nooï(直る)、kui(声)、ui(上)、taigai(大概)、mainicï(毎日)、au(青)
mai/mee(前)、pai/pee(南)、kaisï/keesï(返す)

353 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/01/30(金) 00:07:24 0
kïmu(肝)、kiï(蹴る)、kaM(神)、kugï(漕ぐ)、fucï(口)、fuma(雲)
ukuï(送る)、cïkui(机)、kuruma(車)、Qfima(来間)、Qfu(黒)、Qfu(食らう、噛み付く)、cïQfu(作る)、Qfamunu(暗い)
pagï(脛、足)、kagi(影)、gai(害)、agaï(上がる)、niNguru(懇ろ、恋人)、sïgu(すぐ)、usagi(兎)
sïrusï(印)、sii(瀬)、sakï(先)、sumiï(染める)、Qsï(巣)
zïï(字)、ziN(銭)、aza(痣)、Mzu(溝)、mizï(水)、kizï(傷)
cïkara(力)、tii(手)、taa(田)、tuï(鳥)、cïmi(爪)、sïtumuti(つとめて、朝)
udi(腕)、dai(代)、duu(体)、dooV(道具)
niiï(煮る)、nii(根)、naa(名)、nuï(乗る)、nunu(布)、NN(荷)
Ngjaanu(苦い)、NNnu(似ている)、kaN(蟹)、tasïkaN(確かに)、uN(鬼)、uN(雲丹)、Ngï(抜く)、iN(犬)、kïN(着物)
Mmiï(濡れる)、Mka(糠)、Mbasï(伸ばす)
pïdaï(左)、pii(屁)、paa(歯)、pusï(星)、funi(船)、fuï(降る)
tabï(旅)、nabi(鍋)、buba(叔母)、ubuiï(覚える)、aVva(油)、kiVsï(煙)、suVnu(渋い)、kaVsiï(かぶせる)、paV(ハブ)
mïï(実)、mii(目)、mami(豆)、mumuni(腿)、musï(虫)、misiï(見せる)、mizï(水)、miM(茸)
Mcï(道)、Mtiï(満ちる)、kaMtujuM(雷)、miM(耳)、juM(弓)、aM(網)、kaM(神)、iM(海)、naM(波)、nuM(蚤)
kagaM(鏡)、sïM(炭)、sïsaM(虱)、pasaM(鋏)、MMcï(六つ)、Mnifucï(胸)、Mkaiï(迎える)、MMkazi(百足)
jama(山)、juM(読む)、juu(湯)、tuï(鳥)、kuri(これ)、cïkara(力)、udurukï(驚く)、saru(猿)
juuï(夜)、aïkï(歩く)、kaïnu(軽い)

354 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/01/30(金) 00:08:14 0
baN(私)、bakaanu(若い)、bata(腹)、waa(輪)、kaa(川)、aa(泡)、aa(粟)、kaaï(変わる)、maaï(周り)、kaarakï(乾く)
bï&239;(座る)、bjuu(酔う)、bikidumu(男)、buu(緒)、buduï(踊る)、buï(折る)、butu(夫)、bunaï(姉妹)
gaNzuu(頑丈)、tiN(天)、niNgin(人間)、Nnacïkï(杵)、Ncïmiï(捕まえる)、Nnaka(真中)、Nnamunu(からっぽの)、
Nnamugï(小麦)、Ngiï(帰る)、kuNgiï(背負う)
Mzïïnu(まずい)、Mbiï(殴る)、Mmaanu(おいしい)、MM(紡ぐ)、sïMna(葱)、MMku(膿)、kïM(稗)
Vtaanu(太い)、juV(粥)、miNguV(盲)、NgjaV(胆汁)、biiV(蝶)
Qfuu(閉める)、Qsjamunu(醜い)、jaQsa(空腹)
boo(棒)、noo(何)、zjoozï(上手)、koo(買う)、kookoo(痒い)、koozï(麹)
usï(牛)、pasï(橋)、pana(花)、usï(臼)、kagi(影)、afukï(欠伸)、sïrusï(印)、garasa(烏)、padaka(裸)

355 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/01/30(金) 00:09:15 0
大浦方言
haaha(明るい)、haasïkï(歩く)、haacï(血)
mai(前)、isi(石)、akai(蟻)、bui(折る)、utii(落ちる)
Nta(土)、Ncï(道)、NNcï(六つ)、miN(耳)、juN(読む)
kazi(風)、naM(波)、funi(船)、muku(婿)

大神方言
bïï(座る)、pïï(日)、pagï(脱ぐ)、pakï(吐く)、duu(自分)、tuu(十)
gïnaN(次男)、tugï(妻)、migï(水)
kïkïsu(月)、fukï(口)、kïna(綱)、kïkïM(包む)、kïmi(爪)、kïnu(角)
bau(棒)、nau(何)、daugï(上手)、kau(買う)、kaukaM(痒い)、kaugï(麹)

来間方言
kacï(書く)、cïcï(着く)、nacï(泣く)、kuzï(漕ぐ)、cïcï(聞く)、fuzï(釘)、nukuzï(鋸)

伊良部方言
kaʔam(鏡)、aʔaï(東)、Mmaʔa(孫)、maʔaï(曲がる)
aha(赤)、naha(仲)、kafu(書く)、kuv(漕ぐ)、acïnai(商い)、icï(息)、fuzï(釘)、muzï(麦)

356 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/01/30(金) 00:10:47 0
池間方言
saki(酒)、tui(取る)、tuki(時)、cïN(着物)、sïta(下)、fuzï(釘)
hizi(肘)、hii(屁)、hana(花)、huu(帆)、fukuru(袋)
kacï(書く)、nacï(泣く)、kuzï(漕ぐ)、cïfu(聞く)
Mmii(汲む)、Mmu(雲)、Nnu(角)、Nna(綱)
usï(牛)、haa(歯)、tui(鳥)、usï(臼)、muku(婿)

多良間方言
turï(鳥)、fusurï(薬)、arï(有る)、turï(取る)
sïta(舌)、sii(瀬)、sjaki(酒)、sjudi(袖)、sïï(巣)
nagasjaarï(長い)、pïkïsjaarï(低い)、pïsusjaarï(広い)
usï(牛)、pasï(橋)、pana(花)、usï(臼)、muku(婿)、cïkï(月)

水納方言
kaki(書く)、kugi(漕ぐ)、tubi(飛ぶ)、icï(いつ)、zïï(字)、sïta(下)
turï/tui(取る)、arï/ai(有る)、burï/bui(居る)、takasjaai(高い)、pirumasjaai(珍しい)

357 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/01/30(金) 05:25:00 0
>fuzï(釘)
>fusurï(薬)
ku→fuの変化は広東語で「快kuai→fai」と変化したのとよく似てる。
おそらく有気音のkの息の部分が強調されてfと変化したんだろ。

358 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/02/01(日) 00:31:47 0
宮古諸島や八重山諸島の方言では、
k、t、pなどの破裂音の直後に母音を挟んでm、n、rなどがある場合、
母音とともにm、n、rまでが無声化することが多い。
挟まれた母音が広母音でも無声化が起こることがある。
このとき破裂音は強い気音を伴う

このような地域で、/kura/ から /fura/ 、さらに/Qfa/ への変化は
さほど不自然とは思えない。

359 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/02/01(日) 15:06:23 0
宮古方言の一段動詞の命令形が明らかに「落ちろ」に対応するのが興味深い。
九州西部にも「落ちろ」があるわけだし、やはり東西対立として扱うのは適切ではない。

そして基本的に「書いて」「漕いで」「立って」「飛んで」「読んで」「取って」「居って」のような
音便形に対応する形がないのに、ハ行五段動詞だけは
「笑うて」「思うて」に対応するウ音便のように見える形があるのは何なんだろう?

360 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/02/01(日) 15:50:20 0
ハ行動詞が母音語幹になってるのはハ行転呼で終止形などがbaroo、umuuとなったのに引っ張られたんだろうか。

361 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/02/01(日) 16:21:58 0
>>360
それ以前の問題だよ。
他の行を見れば分かるけど、uで終わる語尾は存在しない。
例えば「書く」で言えば、未然形が「書か」、連用形、終止形、連体形、条件形1が「書き」、
条件形2、接続形、命令形が「書け」に相当する形になっていて、「書く」にあたる形がない。

だから「笑う」「思う」でも、「笑ふ」「思ふ」にあたる語尾がなく、
連用形、終止形、連体形、条件形1は「笑ひ」「思ひ」にあたる形になっているのが自然だ。

362 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/02/05(木) 22:50:05 0
やっぱりこの宮古方言の形を見ると、元々連用形が終止形、連体形をも兼ねていて、
終止形にu(居)が付くことで今のようなウ段で終わる終止形ができたという説が正しいように思える。

363 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/02/06(金) 14:00:19 O
五段以外の動詞も見た上で言ってるのか。

364 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/02/06(金) 21:52:58 0
>>351
ハ行動詞はウ音便のカウか、
それとも音便を起こす前の語形から宮古で*kawïのような語形になり、
さらに独自に変化したんだろうか?
連用形が名詞として転用される場合(例えば「売り買い」)はどんな語形なんだろう。


>>344
>>277以降で話題になった起く、降るは、
落つutiïと同様にukiï,uriï?

それと、未然形のutuというのは古い活用の名残なのか、宮古で独自に発生したのか。

365 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/02/08(日) 22:02:31 0
>>364
*kawï由来っていう説はいいな。それで説明できそう。

366 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/02/09(月) 04:12:03 0
su→sï 臼usu→usï 炭sumi→sïmi
tu→cï 月tuki→cïkï 夏natu→nacï
mi→m 道miti→mcï 耳mimi→mim
mu→m 六つmutu→mmcï 迎えるmukapu→mkaiï
ru→ï 夜yoru→yuï 蒜piru→piï

この変化でサ行タ行ラ行四段動詞の終止連体形がïで終わるようになり連用形と同形になる。
マ行四段動詞も同様に終止連体形と連用形が同形になる。
一段二段動詞はru→ïの変化で連体形がïで終わるようになる。
その前後に終止形が連体形にのまれる。
ハ行四段動詞は終止連体形fuがハ行転呼でuになり、語幹の母音と融合し終止連体形がau→oo、uu→uu、eu→yuuとなる。
殆どの動詞がïで終わる様になったのに引かれカ行ガ行バ行の終止連体形がïで終わる様になる。
ハ行以外の四段動詞の終止連体形と連用形が同形になったのに引き摺られ、ハ行の連用形も終止連用形と同形になる。
こうすればたまたま同じになったと出来るがいまいちすっきりしない。
一段と二段は別個に考えるべきだろうか。

367 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/02/09(月) 07:51:59 0
よく考えるとこれじゃおかしいな。

368 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/02/12(木) 23:53:32 0
ciはチでもツでもテでもないみたいだがどっから沸いてきたんだ

369 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/02/25(水) 20:58:42 0
>>339
>琉球語の特徴は、本土方言の「ノム」「アケル」「アク」に相当する形式がないこと。

>ただし元々はスル相当形式があったと見られる。「飲むな」などにあたる否定の形式は
>「ヌムナ」などスル相当形式に「ナ」が付いたと見られる形である。


確かに話し言葉では「〜ナ」以外無いけど、琉歌などの古語・雅語ではよく使われるのでは?
例えば、
ttp://blogs.yahoo.co.jp/ariyjp/50262626.html
この中だけでもハラス、サビス、ウムクトゥとある。


370 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/03/06(金) 03:31:53 P
>>339
久米集落に沢山明国人やら清国人をたくさん招聘して住まわせて王宮にも出仕させていたから、
チャンコロ日本語みたいなものがはびこったんだろう。
終止形が無く、近代での「〜するアル」のようなものが、その時代の琉球では「〜してオル」
のような形でシナ人が喋っていたのが、伝染してしまったのだろうな。 

371 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/03/14(土) 00:09:31 0
>>184-186
こうやって見ると八丈方言が目立つな

素人目でも未然形(否定)は
ほぼ書かない系、書きはせぬ系、書かぬ系だとわかるし
音便形(過去)は、書きたり系だとわかるけど
「かきんなか」「かから」って何?

372 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/03/16(月) 22:05:13 0
古代語で過去を表す形式の一つに「書けり」がある。
これに対応する上代東国方言は「書かり」である。
「書から」は「書かり」の連体形に由来するらしい。

373 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/03/17(火) 21:03:05 0
>>372
高け山(形容詞連体形)書こ時(四段動詞連体形)が上代東国方言に
由来してるのは知ってたけどそれもか

>>183を見る限り仮定形がカカバを温存してるのも八丈ぐらいだし
語源が不明なものでも相当古い形を残してる確率高そう

374 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/03/18(水) 06:45:54 0
東北北部の旧南部藩の地域は古い層では仮定条件のカカバを保存しているようだ。

古典語…仮定条件カカバ/確定条件カケバ
共通語…仮定条件カケバ/確定条件カイタラ
近畿方言…仮定条件カイタラ/確定条件カイタラ

こんな感じ

375 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/03/21(土) 11:55:39 0
八丈島方言の「カクノーワ」は青ヶ島では「カクナウワ」になる。
この「ノー」「ナウ」は、上代東国方言の推量の「ナム」から来るという説が有力。

376 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/03/22(日) 21:06:22 0
八丈方言の否定形の中で
書かないだろう(カキンジャンノウワ)
書かなかった(カキンジャララ)がそれぞれ否定助動詞の
最古形ニスを含んでいると聞いたことがある。

古文の否定助動詞は活用が歪でおそらく古い段階ではズ系と
ヌ系が別のものであっただろうことは、素人でも想像がつく。
そこからニスという最古形を推定した経緯がわかる方がいれば
教えてほしい。

377 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/03/22(日) 21:15:51 0
ニス→ンズ→ンズ→ザだろう。
古くはザ行も直前に入り渡り鼻音を伴ったので、「ズ」は「ンズ」のような発音だった。

378 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/03/22(日) 21:28:51 0
未 連 終 体 已 命
ナ ニ☆ヌ ヌ ネ   未然、連用は上代、終始は連体形の終始形化?で新しい時代の変化(西日本)
☆ズズ ズ       未然形は近世以降
ザラザリ  ザルザレザレ
ナハナヒナフナヘナヘ  上代東国

一応知ってるのこれくらい

379 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/03/22(日) 21:37:46 0
>>377
早速ありがとう
単なる音韻的な変化ということか
勝手にヌ形の連用形ニにスが接続してできたものだと思ってた。
このスの正体が何かわからなくてググっても出てこないので困ってた。

380 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/03/22(日) 22:00:42 0
ニスが単にズの古形だとすると
後世に書きはせぬが変化した方言を除けば
否定の助動詞が連用形に接続してるのは相当異質だよな

381 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/03/25(水) 21:07:26 0
>>344>>359
ナ変やサ変の命令形まで〜roに対応するような形になってるのが面白い

サ変は現代東京でもこの形だけど東北から南琉球まで幅広くこの形がある。
古文動詞の命令形(上一段等)が〜ヨになってるのは呼びかけのヨが後からひっついて
一体化したものだろうし上代東国方言も上一段は〜roでこの形の方が古い可能性は高いと思う。

382 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/04/09(木) 22:56:24 0
全ての方言に使える動詞活用の枠組みを考えるとどのぐらい必要?

カカナイ:否定形現在
カカナカッタ:否定形過去
カキ:連用形
カキマス:丁寧形
カク:終止形
カク:連体形
カケバ:仮定条件形
カイタラ:確定条件形
カコー:意思形
カクダロー:推量形

とかそんな感じで。
カイタラとカクナラ(バ)の使い分けがよく分からない。
カクカラとかカクケ(レ)ド(モ)とかいう形はどう位置づければよい?

383 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/04/15(水) 19:58:50 0
元々関東弁?の条件が「れば」なのは、已然形の誤解・混同じゃないのか?

384 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/04/15(水) 20:26:49 0
カイテとカイタも欲しい所。

385 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/04/15(水) 22:08:41 0
>>383
古い日本語では、カカバを仮定条件、カケバを確定条件に使っていた。
しかし現代では、ほとんどの方言で、カケバを仮定条件に使い、カイタラを確定条件に使っている。
近畿ではカイタラを仮定条件と確定条件の両方に用い、カケバは口語としては用いない。

386 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/04/16(木) 01:41:09 0
カイテは接続形、カイタは過去形でいいだろう。
大半の方言では過去形は接続形と似た形だが、八丈方言のように過去形がカカラで全然違うところもある。
カイテルは進行形と完成形の両方ということで。
方言によっては進行形がカイトルで完成形がカキヨルのように違うところもある。

387 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/04/18(土) 04:59:33 O
カイタ:過去形
カイタラ:確定条件形
カイテ:接続形
カイテル:進行形、完成形
カイトク:?
カカサレル:受動使役形
カカセル:使役形
カカナイ:否定形
カカレタ:受動形
カキ:連用形
カキタイ:願望形
カキツツ:同時進行形?
カキナガラ:同時進行形?
カキマス:丁寧形
カク:終止形、連体形
カクカラ:順接形?
カクケド:逆接形?
カクダロー:推量形
カクナラ:確定条件形?
カクノデ:順接形?
カケ:命令形
カケバ:仮定条件形
カケル:可能形
カコー:意志形、勧誘形

388 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/04/18(土) 12:58:15 O
カケル
カカレル
カカサル



389 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/04/18(土) 13:31:42 0
カカサルは自発形としていいだろう。
自発形は存在しない方言と存在しない方言がある。
古い中央語ではカカル(下二段でカカレルに相当)で自発も表したようだ。

390 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/04/18(土) 16:25:46 O
自発っつうのは、
努力せずに受け身の態勢で起こること。

@自分が努めて行動せずともできること。(可能*)
A自分にはどうすることもできない、身分の上の者の行動。(尊敬)
B自分が行動したものではない受け身。(受動)


日本語の基本的な形は、此の3者が"自発形"という一つの型で表されている。

そして現代の共通語を含む各方言の多くは、自発形から「ら抜き」することにより可能形を独立させている。

しかし、津軽弁の「〜さる」(-as-aru)形は、




391 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/04/18(土) 17:51:37 0
「〜たら」は、完了「たり」の未然形「たら」そのものとわかるが、
「れば」を仮定に使うのは、已然形の混同だろうな。

392 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/04/18(土) 18:00:50 0
係り結びは、東国人などが理解できず廃れたらしい

393 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/04/18(土) 23:53:17 O
西国で、係り結びや完了未完了等の東国には無かった文法が崩れ始めたのは、
平家が滅んで源氏が西国入りしてから?


394 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/04/19(日) 00:37:28 0
東国にも係り結びや完了等はあったんだが。

395 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/04/19(日) 12:02:41 0
>>392
一番上代東国方言的な特徴を色濃く残している八丈方言が係り結びを保持していることを説明できないじゃないか。
単に終止形が連体形に吸収されたことで係り結びの必要性が減少したためだろう。

396 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/04/20(月) 03:36:05 O
上代東国方言の動詞活用はどのぐらいまで分かっているのか?
例えば二段活用や変格活用は畿内語と同様?
資料の制約で完璧には分からないところが多いだろうが。

397 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/04/20(月) 18:09:39 0
>>395
逆に言うと上代中央の四段、ラ変も遡ると終始形と連体形の区別をしていた
可能性は高いと思う。

実際、係り結びが残っている沖縄や八丈で四段動詞にあたる動詞は終始形
連体形を区別している。(沖縄は居り付の活用で変則的だけど)

398 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/04/20(月) 20:50:12 0
四段活用の終止形と連体形はアクセントが違っていたと何かの本で読んだことがある。

399 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/04/20(月) 21:16:09 0
>>9-10を参照。ほとんどの動詞で終止形と連体形のアクセントは違っていた。
現代の諸方言の動詞終止形のアクセントは連体形のアクセントを受け継いだもの。

400 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/04/27(月) 03:03:51 O
日本語の存在動詞の起源について。
ラ行変格活用の「有り」「居り」が、
ウ段で終わる終止形成立の段階で存在動詞的な意味を持っていた動詞だろう。
「居り」はアクセントが特殊であり複合動詞であった可能性がある。
「居る」は上代語や現代琉球諸方言に見られるように「座る」が原義であり、
終止形成立の時点ではまだ存在動詞ではなかったためラ変にならなかった。
また居るは上一段ではあるが、上代にはワ行上二段の例がある。

「座る」はどこから来たかというと、これは他動詞の「据える」に対応する自動詞形「据わる」だろう。
語形も意味も極めて自然に説明できる。「据わりがいい」などの例を見ればよく分かる。アクセントも合う。
植わると植える、終わると終える、変わると変えるといった対と同様の例だ。
「居る」が「座る」から存在する」へと意味を変えたので、
「据わる」が「座る」へ変わったのだろう。

401 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/04/30(木) 00:20:27 0
>>400
有り、居りがラ変で居るがラ変じゃないのは、直感的に違和感があった。
理にかなっていて面白い。

402 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/05/02(土) 22:43:16 0
因みに英語のsitもsetと同源

403 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/05/05(火) 00:42:49 O
>>402
おおそれは面白い。
やっぱり意味の繋がりが自然なんだろうな。
「自分自身を据える」から「据わる」になり「座る」になるということだ。
母音の交代というところまで同じだ。「据ゑる」と「据わる」だからな。

404 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/05/20(水) 22:39:40 0
真似るが学ぶに変わったのは?

405 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/07/12(日) 23:44:51 0
比べるなら「真似ぶ」と「学ぶ」だろ。

406 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/07/14(火) 15:19:18 0
「なれる」と「ならう」は同じ源?

407 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/08/08(土) 00:30:50 0
本流:四段・上二段・下二段
古形残存:サ変・カ変(基礎的な動詞で活用が変則的)・ナ変(四段の古形?)
新しい変化へのさきがけ:上一段(もとは上二段?)・下一段(平安期に出現)
用法的な違い:ラ変(全て存在動詞で形容詞的な動詞)

感覚的にこんな感じなのかなと思うんだけどどうなんだろ?

408 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/08/08(土) 13:09:32 0
>>403 日本語は屈折語の面もあるということだな。


409 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/08/08(土) 13:23:11 0
体言に関しては膠着語的、用言に関しては屈折語的ということができるだろう。

410 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/09/01(火) 05:59:21 0
活用見れば大和言葉混合言語なるしかあらず

411 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/09/21(月) 01:04:39 0
【岐阜】「ナシ語」と古代日本語に共通点 ナシ族出身高山市の交流研修員に武庫川女子大教授が聞き取り調査
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1253086260/

412 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/09/21(月) 16:59:31 O
どう考えたって琉球語派よりあとに日本語と分岐した言語はないのだから
他言語と比較するならまずは日琉祖語を再構してからでないと話にならないな

琉球語派の動詞活用は何だかんだで日本語派とかなり似てるし、祖語の活用システムもある程度復元できるだろう
北琉球語群はさほど古形は残してないようだから南琉球語群が鍵となるだろう

413 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/09/22(火) 10:30:58 0
琉球方言の古い文献はおもろそうし他ありますが、それは室町時代から江戸時代初期にあたりますよね。
そのころの言葉と今の方言を用いて本土方言の平安時代の文献から得られるのと同等の古形は推定できますかね?
室町時代の言葉は、奈良時代と比べてかなり大きな変化をこうむっています。
連体形が終止形にとってかわり単に文を終えるときにも連体形を用いるようになったこと。
あるいは時の助動詞の大部分がなくなり「〜た」のみになったことなどですね。
琉球方言にしてもこれと同程度の変化をこうむった可能性は高いと思われます。
そんなあやしいものを使って再構した日琉祖語といっても、どこまで信用できるものなのか。


414 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/09/22(火) 17:20:23 O
確かになかなか厳しいものがあるのは確か。
琉球語派、特に北琉球語群の動詞活用は古態をよく残すというより、むしろ独自の改新が目立つ。
沖縄方言は文献時代初期にはまだ「書きをり」のような形が現れ、
しかも西日本方言の「書きよる」のようなアスペクト形式だったのに、
「書きゅり」「書ちゅん」などと融合した形になり、終止形の地位に横滑りして本来の終止形を追い出している。
また、二段活用は一段化しているし、否定形などは五段化している。

南琉球語群は二段活用が残る点では古い。
問題は四段動詞の連用形、終止形、連体形がイ段に相当する音で同音になる宮古方言。
これが日琉祖語に遡り、本土方言最古の文献にも残っていないような極めて古い形式なのか、
それとも激しい音韻変化で連用形と終止形、連体形がほとんどの行で同じになってしまったことから
類推で生じた新しい形式なのか。

いずれにしろ、琉球語派の文献が乏しいのはいかんともしがたく、
祖語の再構は奈良時代の本土方言からの内的再構が主な手段となるだろう。
しかし、琉球語派の分岐が本土方言の文献時代以前に遡る可能性が高い以上、
琉球語派の形を全て奈良時代の本土方言の発展として導ける保証はない。

415 :Hiro:2009/09/26(土) 10:39:04 0
四段活用と下/上一段については 中堀豊さんというお医者さんの説に興味を持っています。
この方はY染色体の研究から 日本人のルーツにはまり込んで さらに縄文語にはまってしまったようです。
中堀さんの説は これは古来の縄文語と 後から入った弥生語の違いではということです、
中堀さんによると 四段活用が 弥生語で 下/上一段が 縄文語という事です。

活用のこのような構造的な違いは 時代がちがっていることにより 後から入った
外来語を取り入れるため 専用のメカニズムが提供されたと考えると分かりやすいです。
ちょうど 漢語(英語も)の動詞を取り入れる際 XXXX-する とした方式と同じです。

私は 中堀さんの説と逆に 四段活用が 縄文語で 下/上一段が 弥生語では、
そして下/上一段は -iru あたりと連結し そのあとは 連続母音の変化
-r- の省略といった様々なメカニズムで 現在のような形になったのではと思います、
そこで4段活用の動詞が より基本的な用語で 下/上一段がより高度が文化的な用語では
とおもって動詞を眺め直している最中です。まだ結論は出ていませんが。

下/上二段が 下/上一段が 成ったのも 古い変則形が 新しい流行に巻き込まれたのでは。

また 変格活用はおそらく古来縄文語ではと思います。
英語でも do,go,be.get,put などは 不規則変化ですから。高頻度の言葉は不規則なのが多いようです、

中堀さん本 「Y染色体から見た日本人」(岩波科学ライブラリー)があるようです。

416 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/09/26(土) 11:16:03 O
いかにもトンデモの匂いがするなあ。
サ変動詞には明らかに高級語彙が多いし語幹が名詞として使われることが多く性質の違いが明らかだけど
奈良時代の四段動詞と二段動詞にそのような違いはないし、
「起く」と「起こる」「起こす」、「落つ」と「落とす」、「埋む」と「埋まる」など
四段動詞と二段動詞で派生関係にあるものが多い。しかも基礎的な動詞が多い。
どちらかが外来語というならこのような関係はないはず。
漢語由来のサ変動詞は名詞にdoの意味の基礎動詞を付けるという方法で、朝鮮語の名詞-hadaと同様の自然な動詞化方法だけど
二段動詞について同様の自然な説明は難しい。

そもそも縄文語だの弥生語だの、そもそも存在すらよく分からないものに説明を求めること自体どうかと思う。

やはり大野説のように、語幹の母音と接尾の融合で説明するのが自然だと思うけどね。

417 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/09/26(土) 22:12:14 0
縄文語・弥生語というのはおいておいて、
後から入ってきた言葉が特定の活用形に多いという可能性はある。
現代でも外来語に「〜する」や「〜る」をつけて動詞化するように。
まあ、この程度は誰でも思いつくこと。

418 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/09/26(土) 23:45:38 0
そもそも、四段より1段動詞のほうが古形ではないか、という考え方は、
そんな医者の門外漢の、明らかな出鱈目電波説なんて取り上げなくても、
(医者が他の分野に口を挟んで薀蓄を垂れだすと、分野を問わずロクなことにならん)
村山七郎が、すでにかなり前に言っていることだよ。
大野説の考え方の、さらに古層を探ると、
一段動詞のほうが原形ではないかという考え方で、
かなり複雑な音韻操作を行うことになるが、
今でも致命的批判は受けていないはず。


なお、縄文だの弥生だのは、全く関係無い。
村山自身、日本語とオーストロネシア語との関係に肩入れしていることは有名だが、
この点に関する自説の「電波スレスレ度」は、重々承知の上だ。
大野説が、先賢の忠告を知りながらも、思わず悪魔の囁きに乗って
「トンデモ領域に踏み込んでしまった」ことを批判するために、
敢えて大声で言っていたとも言える。

419 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/09/27(日) 02:53:23 0
二段動詞が古形で四段動詞が新形とする。では四段活用が存在しなかった時代にはたとえば「なる」と「なす」は具体的にはどんな形だったの?
「なる」と「なす」は意味からいってかなり古くからあったろうと考えられる。



420 :Hiro:2009/09/27(日) 08:46:18 0
弥生時代に大陸系の人間が大量に日本列島に流れ込んだことは 良くいわれています。
弥生の遺跡などには 縄文人と弥生人の戦いのあとが見られるという。 DNA的にも
九州北部/瀬戸内海/関西のあたりに弥生系の分布が多い。 平和的あるいは
侵略的に領地を広げていった。言語へのこの影響は大きいと思います。侵入者が縄文語を
受け入れるのに 独自の方法を取入れていったことはあり得ると思います。
中国人留学生が 食べる人 を 食べるのひと と 中国語の「的」を入れてしまう
ような感じです。

私は 縄文が4段、 弥生が1段ではと思います。
「四段動詞から二段動詞」への流れも 外来者や時代の流れに流されての変化かと
思います。英語でも 不規則変化の動詞で--ed 形もある例が確かあったようです。
英語の--ed は 動詞+did が変化した形と聞いています。

何れにしろ 四方から流入した外部の影響のなかで 弥生のころの大きな
流れは言葉においても無視できないとおもいます。


421 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/09/27(日) 11:32:48 O
こういう説は結局抽象的なことばかりで具体的に何が起こって今の言語ができたのかの説明になっていない。
歴史ロマンの域を出ていない気がする。
まずは言語学的事実から推論して古形を推定するのが先だろう。

422 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/09/27(日) 15:22:33 0
歴史ロマン小説のネタにはなっても言語学の論文のネタにはならない。

423 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/09/30(水) 10:15:04 0
【書籍】 日韓またぐ言葉の冒険『日本語の正体』〜百済語の痕跡残す日本語、新羅語で変形した韓国語[09/28]
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1254237298/

424 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/10/01(木) 14:53:08 0

一人ホルホルしている自称、日韓文化比較の権威。くだらない。

425 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/10/01(木) 18:00:05 0
【書籍】 日韓またぐ言葉の語呂合わせ『日本語の正体』

 〜南島語の痕跡残す日本語、シナ語で変形した朝鮮語[09/28]


426 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/10/02(金) 00:39:36 0
>>418
その村山七郎説について詳しく教えて欲しい。大野説までは見たことあるんだけど。

427 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/10/02(金) 17:02:41 0
結局未然形はどこから沸いてきたのか。

428 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/10/03(土) 21:06:51 0
というか、未然形に「せる」「れる」がつくのはなぜ?

429 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/10/03(土) 23:45:05 0
「せる、させる」なら、
ご飯を食べていない人や言い手がまだご飯を食べていないと認識している人に「ご飯を食べろ」とは言うが、
ご飯を食べている人に「ご飯を食べろ」とは言わないし、
ご飯を食べた人に「ご飯を食べろ」とは言わないと考えれば良いと思う。

「れる、られる」はどうだろう。

430 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/10/03(土) 23:52:50 0
>>428
極論すれば、それらは「語尾の一種」だから。
「越す、越える」「沸く、沸かす」のような、
自動詞と他動詞の対を作る語尾のうち、
文法的に自由度を増したものが分離したのが、「せる、させる」と「れる、られる」。
切り取った残りを見ると、
たまたま「む」や「ず」が付く時と似ていただけ。
(よく見ると、介在音を挟むので、本当に同じ活用形なのか怪しい)

未然形というのは、それ自体なにか文法的意味を持つものでは無いよ。

431 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/10/03(土) 23:59:23 0
>>430
なぜ「む」がつくときと「ず」がつくときで同じ語幹になるんだい?


432 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/10/04(日) 00:28:36 0
俺もそう思う。もともと「未然形」が何か「未然」的な意味を持っていたわけではない。
どの助動詞と接続するときは、この活用を使うってのは、意味的な理由ではなく形式的に決まっていたのだろう。
もちろん後世に類推で「未然」的な意味の語と接続する時に、未然形が使われた可能性はあるかもしれんが。

433 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/10/04(日) 00:34:56 0
>>432
未然形+む
未然形+ず
未然形+す、さす
未然形+る、らる
未然形+じ

由来が異なる四種類が同じ形に偶然接続するようになったってことなのかな?


434 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/10/04(日) 00:46:50 0
>>431
それが問題の核心部分だろうね。逆に言えばそれだけ。
「む」と「ず」、さらに古形を突き詰めれば、
「む(推量)」と「*に(否定)」の2つだけが問題で、
この説明さえ出来れば、未然形の起源の説明は十分できるだろう。
「じ」に関しては、「まじ」との関係を詰めるほうが先であり、
「ば(接続助詞)」については、「む」との関係を、
「まほし」に関しては、いわゆるaku形との関係を考えるほうが先。


今の京都アクセントにも引き継がれているが、
「む(の末裔たる「う、よう」)」と「*に(の末裔たる「ん」)」についても、
アクセント核が独立せず、語尾のような振る舞いをする。
この2つも、実は語尾だったのではないか。


435 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/10/04(日) 00:59:36 0
実は語尾だったって何の語尾よ?す・さすとる・らるみたいに
他の動詞で推量の「む」から何か取り出せるなのかな?
「む」は四段型に活用するからまだいいけど「に」は何に由来するのかな?

436 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/10/04(日) 01:11:02 0
「む(推量)」は「目」が起源という説を提唱したい。

437 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/10/04(日) 01:13:58 0
>>435
「*に」も、「む」とよく似た四段類似型だよ。
「*に」は分かりにくく、「ず」を挙げるのは問題大杉なので、
(「ず」には、明らかに「す」という別の要素が割り込んでいる)
敢えて不正確承知で「ぬ」とするが、
「む」と「ぬ」は、対になっていたのかもしれない。
鼻音子音+母音の「語尾?」ということ。

おそらく、「む」と「ぬ」には、
例えば「つ」「ぬ」が持つような、
最近では「てる(西日本では「とる」)」が「助動詞化」しつつあるような、
連用形接続の助動詞のほとんどが持つタイプの
分かりやすい「由来」は無いのだと思う。

438 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/10/04(日) 01:18:35 0
「目」は*ma-だろうからな…
「見」は*m-の方がマシなんじゃね。
「居」の*w-が非過去、「見」*m-が推量未来てことで

439 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/10/04(日) 01:21:04 0
>>438
「目」も「見」もおそらく同源だろうから、
そういう関連語も含めての「目」という意味で書いた。

どういう流れで助動詞化したかまでは分からないけど。

440 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/10/04(日) 01:58:13 0
>>428 「せる」「れる」は kak-as-i-aru , kak-ar-eru が語源だろう。

 「れる」は未然形に付くのではなく語幹に「ある」が付いている。
 「せる」も未然形でなく「あす」という使役助動詞が付いているのだろう。


441 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/10/04(日) 08:26:32 0
>>430
第I語基、第II語基とかやっても文法ってまとめられる気がしてきた。
10個ぐらいあるかもしれないが

 京都弁の尊敬の助動詞はるは五段動詞の未然形につく(行かはる)
 大阪弁の尊敬の助動詞はるは五段動詞の連用形につく(行きはる)

 古文の仮定の助詞ばは動詞の未然形につく(海行かば)
 現代語の仮定の助詞ばは動詞の仮定形につく(海を行けば)

みたいな説明ってなんか昔から納得できなかったんだ。
語幹語基語尾と考えるほうがしっくり来る気がする。

あ、朝鮮語は初心者なのでそのつもりで。


>>440
語幹に直接つくなら一段動詞が*tabe-asu にならない?
余計なsは説明できる?

442 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/10/04(日) 13:49:29 0
>>441 一段活用の場合は語根が母音終わりなので tabe-asu という二重母音を避けるために
 sを入れたのだろう。aki-s-ame と同じ。

 受身の場合は tabe-r-ar-eru とrが介在する。

443 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/10/04(日) 15:18:16 0
なぜ二重母音をさけるために入れる音がsとrで違うの?
同じ音でもよさそうなところじゃないか?

444 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/10/04(日) 16:33:12 0
>>443 使役と受身をはっきり区別するためだろう。

 「食べされる」では何のことか分からん。

445 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/10/04(日) 16:42:37 0
読める、書ける、走れる、なども已然形に「る」が付いたものでなくて語幹に-eru(得る)が付いたものだろう。


446 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/10/04(日) 16:57:00 0
母音連続でsが入るというのはどうなのかなあ。
雨以外にそういう例あるの?

rやyが挿入されるのは理解できるけど、sってちょっと違和感ある。

447 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/10/04(日) 17:11:09 0
>>441
430だが、
日本語の(橋本文法における)助動詞を全体として見た場合は、
朝鮮語風(あるいは純然たる北東アジア膠着語におけるような)
「語基」という考え方は、適切ではないと俺は思う。
なぜかと言えば、
一言で言えば、「助動詞も活用する」からであって、
語基の語基の語基の…というような、
朝鮮語などではあり得ない事態が出現することになる。

もっと本質的なところを言えば、
日本語の助動詞の大半は、用言のいわば「分詞」+補助動詞、補助形容詞
と言った、分析的な用言の連続が、どんどん磨耗していったものだ。
朝鮮語の膠着語尾とは縁遠く、
むしろ、有名どころでは、ドイツ語の場合に、
不定詞節において、沢山の分詞がずるずる連続したいったようなものに近い。
順番を鏡のようにひっくり返すと、英語の主語の直後に来る助動詞と分詞の列になる。

「未然形(と已然形)接続」なるものは、この原則に対する例外なんだろうな。
それで「語尾」だろうと言ったんだ。

448 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/10/04(日) 18:53:29 0
>>446 新稲(にいしね)というのもある。

 フランス語ではtを挿入する場合もあったと思う。

449 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/10/05(月) 14:45:11 O
-as-/-sas-
-ar-/-rar-
における子音の挿入は同じ子音を繰り返しているところが韓国語の
-eun/-neun
-eul/-reul
に似てる。

450 :文法:2009/10/05(月) 17:27:54 O
どこでも区切れたりしてw

451 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/10/07(水) 13:54:16 0
>>441 京都、大阪で「いかへん」「いけへん」という違いもあるが意味は同じだ。

 どっちも「いきは せぬ」から来ている。これを京都は未然形、大阪は已然形につくなどと言うのはおかしいな。


452 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/10/07(水) 14:35:17 O
未然形に関してはそれ自体が意味をもっているわけじゃないから活用形ではなく
後ろの助動詞を含めて一単語の派生語だろう。

453 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/10/07(水) 19:31:41 0
>>451
ネイティブ大阪弁話者だが、若干のニュアンスの違いがある。

自分の意志として行かないとき: いかへん、いけへん
何らかの理由により行けないとき: いけへん
 A) ごめん、今日やっぱいけへんわ (=何らかの理由でいけない or 自分の意志で行かない)
 B) ごめん、今日やっぱいかへんわ (=自分の意志で行かない)

>>452
というか活用なんて無くて、活用と思ってるのは全部派生語かもよ?

454 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/10/08(木) 10:09:47 0
ふと疑問に思ったんだが
動詞・形容詞が一切活用しない方言とかあるだろうか?

455 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/10/08(木) 15:55:08 0
>>454
形容詞だけだったら秋田方言はかなりそれに近い。

「高い」の場合
タゲァグネァ タゲァクテ/タゲァシテ タゲァ タゲァトギ タゲァグナル タゲァンベ タゲァガッタ
「重い」の場合
オメグネァ オメクテ/オメシテ オメ オメトギ オメグナル オメンベ オメガッタ
「軽い」の場合
カリグネァ カリクテ/カリシテ カリ カリトギ カリグナル カリンベ カリガッタ

ヨメルグナル(読めるようになる)などともいうので「-グ」は独立した要素とされ、
形容詞自体は活用変化しないとみなすことができる。

ただし実際には「オモグネァ」「カルガッタ」などの形も使われるので(特に語幹がオ段、ウ段終わりの場合に多い)、
全ての形容詞が完全に活用を失ったとはいいづらい。
全ての形容詞の全ての活用形に無活用化した形が完全に普及する前に共通語化の時代を迎えたような感じだ。

456 :名無し象は鼻がウナギだ!:2009/10/09(金) 13:11:24 0
活用しない形が古形として存在した可能性が高いのなら
それからの発展という形もありえたのだが、じゃあ違うよね。
 #童神を聴くかぎり、琉球語もしっかり活用してるしなあ。

greatをオーストラリア式にgriteと発音しても、スコットランド式に
greetと発音しても通じるが、「グレート」だとコミュニケーション取れないように
言語ってのは多様性があるんだけど、一方で目に見えない枠組みがあって
そこから逸脱してはいけない。で、日本語でそういう枠組みを作ってるのは
学校文法で教わった「未然連用・・・」ではないんじゃないかなと
数年前、外国人留学生に日本語教える手伝いをして以来ずっと思ってる。

  理系の人間は理屈っぽいから、「そうです」の否定で「そうでせん」って言わないわけとか
  凄いことを訊いてくるんだ。

457 :名無し象は鼻がウナギだ!:2010/04/10(土) 23:57:23 0
age

458 :名無し象は鼻がウナギだ!:2010/04/11(日) 00:49:03 0
>>456 小学低学年のときには「知りません」というのを「知らなます」と言って先生に訂正されたりしていたな。

「知りません・でした」は言えて「知りません・です」はおかしい、という矛盾もある。

 日本語は不完全なのだ。

459 :名無し象は鼻がウナギだ!:2010/04/11(日) 01:50:41 0
>>458
すべての言語にあれはいいが、これはだめというコロケーションはある。
日本語以外全く知らないのか?

460 :名無し象は鼻がウナギだ!:2010/04/11(日) 01:50:57 0
人間の言葉だからな。
不完全で当たり前だ。

461 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 23:00:21 0
>>407
サ変・カ変は基礎的な語彙だからこそ不規則活用に変化したんじゃないか?
古形はナ変・上二段・下二段にさかのぼるのでは?

二段系の命令形語尾は「-ろ」だろう。
九州や琉球語にもあることから考えて。

462 :名無し象は鼻がウナギだ!:2010/07/20(火) 08:07:05 0
過去の助動詞の「き」は連体形が「し」
一方形容詞の語尾の「し」は連体形が「き」
なぜこうなったかの考察の論文を誰か書いてますか
あるいは知識をお持ちの方がいらっしゃったら教えてください

463 :名無し象は鼻がウナギだ!:2010/07/20(火) 11:06:38 0
>>462 形容詞には2種あってシク活用のものは連体形がシキだがな。


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